【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

重たいヘッドのパターとウエッヂを使わないアプローチ

2019年02月12日 18時52分03秒 | ゴルフ




L型ブリストルパターのヘッド重量は 470g
市販の平均的なパターのヘッド重量は 300g強
 
シャフトの硬さも大きく違うので より一層なのですが、
この重さの違いは転がりだけでなく
距離にも大きく差が出ます。

パターが飛ぶ。。。訳ではないですが
重さのあるものの方が
推進力が強く 目や傾斜に負けにくい、
そして 同じ距離を打つのに
小さなストローク、ゆっくりしたストロークで
打つことが可能になります。

双方を打ち比べると…
特に 生きた芝の上に打ち比べると分かりますが
市販のパターは兎も角飛ばない。転がらない。
がゆえに 弾いてボールを打たなければならなくなります。
「その」距離を打たなければならない という優先事項
であるのに、弾く という方法は
推進力を回転力により変換してしまい
その回転力はブレーキに成りかねません。
そして 弾く というパッティングストロークは
打ちだす方向が二の次になりやすく
その問題も生まれてきます。



慣れ はさておいて
小さな、速くないストロークの方が
ミスも生まれにくく
打ちたい方向に打ち易く
同じ距離を打ち続け易い と思います。

それに似たような状態がアプローチにもあります。
こちらはヘッドの重量だけの話ではありませんが、
使える状態、打てる環境であるのなら
その距離をよりロフトの立ったアイアンで
アプローチをした方が より距離感は掴みやすく
ミスも軽減されます。

例えば 30~40ヤードのアプローチを
サンドウエッヂでするとなれば
スピードは兎も角 ショットのスケールは
かなりフルスケールのショットに近い大きさに
なると思います。

ところが これを7番アイアンで行うとなると
パッティングの延長線上程度の大きさの
スイングになると思うのです。

これはひとえに 打つ距離と打つ道のりの差と
高さという打撃の破壊力をかなり食ってしまう
要素が入ってくるからです。

7番アイアンは ほとんど ゴロ ですから
40ヤードの距離に対し 多少多くの道のりを
ボールは飛んでいきますが
その距離をサンドウエッヂで打った場合
道のりは 倍近くになり
高さという破壊力を食ってしまう要素が入るので
7番での打撃に比べるとかなりの破壊力が必要です。

そして パッティングと同じように
大きくない 速くないスイングで その距離を打てる方が
大きい 速いスイングで打つよりも
より正確性というか、ミスが起こり難い上に
ミスが起こった場合でも
7番でのミスの方が圧倒的に結果オーライに
なりやすいと思います。

その距離のサンドウエッヂでのアプローチは
1/10の距離になる可能性も
倍の距離になってしまう可能性も秘めていますし
その手のミスは頻繁に起こると思います。
7番では 半分の距離になることも少ないでしょうし
倍の距離になることは殆ど起こりません。



このアプローチに ヘッドの重量の違いまで入ってくると
重いヘッドの7番で転がすのと
軽いヘッドのサンドウエッヂで上げるのとでは
必要な破壊力、打ち手が作らなければならない破壊力の差は
かなりのものになると思います。

重いヘッドの方がヘッドの姿勢維持能力が強く
ダフリなどの負荷の増えるミスにも当然強いでしょう。
斜めに傾いているとは言え 概ね平面上をヘッドが動かせるのと
円を描き、より立体的に動かさなければならないのとでは
ミスの頻度も大きく異なると思います。

そんなところにも ショットの概念の差が生まれてくるのです。

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