まず 定義として からだの正面 というのは
 "胸" ではなく 『骨盤』なんだ ということです。

からだを捩じって 骨盤は開いているけれど
 無理やり 胸がボールと正対している、
 この状況では 両腕は自然な「元の長さ」に出来ません。
 
✌インパクト時に右腕が短くなっている 
というのは イコール ロフトが開いている です。
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飛距離が出ない は 
◎ヘッドスピードが足らない 
◎ボールスピードが上がらない
  👉ロフトが開いている
  👉入射が緩い       から 始まります

同じ条件であれば ヘッドスピードが速いのは有利です。 
有利ですが、ヘッドスピードとボディスピードが一致、伴わない
 ただ 単に数値としてのヘッドスピードはあまり意味がありません。
 無理して出す こすり球になる ヘッドスピード42ms よりも 
ちゃんと捕まえる 37ms の方が距離は出ます。 
また その方が繰り返し易く、ラウンドを通して続けることが可能です。


ヘッドはその重さによって 遅れさせるべき です。 
それを ロフトの立ち にすれば良いだけ です。 
問題なのは 手/グリップが遅れて  からだの幅からズレてしまうコトです。
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飛ばすコト、というよりも 飛ばないコトを避ける意識 でしょう。



グリップを体の幅から外さない(ずらさない)注意点
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①テークバックの時点で グリップを体から外す(ズラす)のは✖

 グリップを何で動かすか によります。
 ◎脚(お尻も含め) からだの向きで動かすか
  ◎肩回り だけで動かすか
 ダウンスイングのズレ よりも テークバック時でのずれの方が
  ロフトの開き効果、入射の緩さ加減に大きな影響があります。 
 往復・・・ですからね。
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②ダウンスイングで からだの回転に肩周り、腕周りを置き去り✖
 打撃は からだの回転、脚(お尻も含めた)がパワーの源です
  からだを回すなら 全部動かす必要があります。
 置き去りの習慣が付いている人にとっては
  腕を先に動かす …位の意識で やっと同調します。
 先行してシフト~体重移動する人は 
 そのシフト~体重移動に回転を合わせ技にしてみましょう。
  置き去りの人 はこのパターンが非常に多いです。

✋インパクトで体を止めて置く  ・・・よく言われる㊧の壁
  なんてことは実際には出来ず、先行した下半身(骨盤)は
  肩が回る分 開きます。  その分、右サイドはツッコミ 下がり
  ~~空間が減り  右腕が伸ばせなくなってしまいます。
 左ひじ、左上腕 を先行させる  その意識で やっと同調します。
✋スイングに、行きであっても、帰りであっても
  意識して肩周りは「一切」使いません。
 ✋スイング動作 で意識的に使うのは四肢(上腕/大腿)で
  胴体はまるで使わない(意識して使わない) ものです。
  胴体は自然に生まれる 歪みや捻じれなどのクッションとして
  利用しないと 体を痛めてしまいます。
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③左手を下げる もしくは 右手で左手を押す補助を
  トップの位置付近では インパクト方向に向けて
  大変 都合の良い グリップ関係になっています。
  左グリップの上に右のグリップが被っているからです。
  からだの回転に伴って 左上腕なり、左ひじが動くのが理想 ですが、
  せっかく 右グリップが左グリップを 
インパクト方向に押すのに  都合の良い状態なのですから その補助を。 
 からだから離れない限り 積極的に それを行うも ◎ です

 ✊理想的には トップの位置で 
クラブの重さ が  グリップをインパクト方向に押すような
姿勢/位置になっていると良いですね