【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ドライバーを買い替える前に…✊

2020年07月06日 18時34分53秒 | スポーツ

一般的な市販のクラブを持っていて
 ドライバーを買い替える場合
少々考えなくてはならないことがあります。

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市販のアイアンセットの多くは
 軽量スチールと小振りな軟鉄ヘッドです。


問題はこの噛み合わせです。

スチールだから悪い、小振りだから悪いのではなく
スチールシャフトの特性を知っておく必要があります。

スチールシャフトは単一の素材の為、
ヘッドの装着される細くなる先端の強度に不安があります。
よって 鉄の肉厚は先端に行くほど厚く、
そこを特出して補強できるグラファイトよりも
見た目と異なり 先端部が重くなります

シャフト単体でバランスを取った時
 スチールの方が5%前後先端が重くなります。

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よって、装着されるヘッドの重量が
 長さ分も含め 15g以上軽くなるのです

そこに小振りなヘッド・・・
小振りなヘッドとは重量の中心点が
シャフトの近いと言う意味ですから、
同じ重量であっても その重さの効果は低くなります

つまり 総じて ヘッドの軽い、
ヘッドが軽く感じやすい
ゴルフクラブだというコトです。

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一方、ドライバーはクラブ全体の長さも長く
ヘッドも大きな、グラファイトシャフト装着がほぼ全部です。

そして アイアンの軽量スチールシャフトの硬さと
ドライバーのグラファイトシャフトの硬さは
かなりかけ離れています。
使いやすい 相互の硬さ関係は
 ドライバーとアイアンでの格差 硬さ差は
 双方の長さの違いも考慮に入れ、
 だいたい20cpm、離れても30cpm程度です。

ところが 多くの人の使っている双方の硬さ差は
 40も50cpmも離れています。

ドライバーに比べ アイアンが硬すぎる
ドライバーを Sシャフトだとすると
アイアンは XX(ダブルエックス)相当だというコトです。


この時点で アイアンとは非常に異なる、総合的に異なる、
どちらかと言うと 正反対の性質のなり易いクラブなのです。

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そして ゴルフの場合、
その正反対の性質のクラブ ドライバー・ウッドとアイアンを
一球交互交互に打たなくてはならない というコトなのです。

どんなに総重量の軽い ドライバーを選んでも
◎クラブの長さ、
◎シャフトの特性、
◎シャフトの硬さ、
◎ヘッドの大きさ…等
スイングをした時の、ヘッドの効き具合は
アイアンよりも重く感じやすいでしょう。

ですので
ドライバーを上手く打たせる環境
それはアイアンなのです。
ドライバー単品を買い替えるよりも
そのドライバーを活かせるアイアン(環境)を整えた方が
実は格段に効果が出るのですが、
総じて ドライバーの苦手な人は
ドライバーばかり買い替えます…。
そして 軽いクラブばかり選びます。
 それがより ドライバーの苦手を深めると知らずに…。

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アプローチショット◇ボールの速度とヘッドの速度

2020年07月06日 12時28分12秒 | スポーツ

アプローチショットなどで、距離感 をどう養うの?
という質問がありましたが。。。

簡単に言えば、距離感を打撃の強さ ではなく
スピード で掴むこと だと思います。
(ボールスピードと動作スピード グリップ₍へっど₎スピード の相関関係)

これも説明が難しいのですが
そのスピードとは、よく言われるヘッドスピードではなく
人間の動作スピードというコトです。

アプローチショットを動作スピード
別な言い方をすれば「フットワーク」で出来るようになると
ショットもかなり向上していくと思います。

多くのアマチュアゴルファーは
アプローチショットに限りませんが
練習場のマットの幅、マットの間
ショットで言うところの一番肝心なボールを打つ前後の
ヘッドの動きを手さばきというか
ヘッドの動きを「フリー」にする振り子で
打たれています。
スナップショット 1 (2013-06-09 15-03)スナップショット 6 (2013-06-09 15-04)







時計でいうところの 8時から~4時までの針の動き
これを手を、グリップを止めて ヘッドだけ振る というか
ヘッドをその勢いのまま 行かせる 方法では
ロフトの変化も激しく、一定のロフトが作り難くなります。
ロフトを大きくする動きになりますから
距離よりも、スピンや高さにエネルギーが転換されやすく
強い打撃エネルギーが必要になりますが、
手を、グリップを止めて、ヘッドに任せる方法では
スピードの制御(コントロール)は簡単では無く
相当な練習量も必要ですし、出来るようになってからも
メインテナンスとしての練習が必要です。


シャフトの動き⇒角度として 時計の針 8時~4時までを
体の向きの変更でのみ 行えば
このスピードコントロールは、すべて打ち手の管理下 です。


シャフトの角度の振れ
はロフトの変化に直結しますし
同時にヘッドの高さの変化にも直結します。
その双方の変化が少なければ、少ないほど
ミスショットの出る確率を少なく出来ますし、
何度のロフトでインパクトするか、イマイチ掴みづらい
振り子のショットに比べ、スピードのコントロールも
自分の動き次第に出来ますので、より安定するか…と。
スナップショット 8 (2013-06-09 14-54)スナップショット 10 (2013-06-09 14-54)スナップショット 12 (2013-06-09 14-55)






さらに 刷毛塗の動きを入れれば
より一層シャフトの角度の振れ は少なくなります。

20~30ヤード位のランニングアプローチ
8番アイアン~ピッチングウエッヂを使って
この距離感の練習をしていくことが
ショット向上につながっていくかと思います。

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