右わきは締めてはいけません。
右ひじが下向き なんてダメダメ です。
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右わきを右わき腹に固定し 左腕だけで上げるのは
腕力のある からだを回さなくても ボールの打てる
痛みに鈍感なタイプの 若者だけの特権 です。
右わきを締め、右ひじを下に向ける テークバックは
インパクト以降の 左ひじや首 腰などに負担がかかるスイングになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/1d/54c8f737864fa29b54110963703a83f0.png)
これでは クラブがただ横に倒れただけ です。
確かに アドレスに比べると ヘッドの位置エネルギーは多くなっていますが、
この時点で ボールに対してはソールが向いており
これでは ボールを打てません。
ですので ダウンスイングでヘッドを回転させて
ボールにフェースを向ける訳 ですが、
それは 運動エネルギーで、位置エネルギーは関係なく
テークバックを取り、ヘッドの高さを造った意味がありません。
おじさんが こう上げてしまえば 後は筋力・運動能力勝負 です。
👉ゴルフを知恵のゲームにしましょう。
ごくごく平均的なゴルファーが使う
シャフトの硬さが 10年前に比べ 格段硬くなっています
✋その理由の一つがソーシャルネットワークサービスの普及でしょう。
ゴルファーだけではないかも知れませんが、
自分が上手くできることは みんなに知ってもらいたいモノ。
自分のスイングや自分の使ってるクラブをみんなに見てもらいたいモノ。
自分がハードスペックを使っているのを自慢したいモノ です。
成人男性が Xシャフトを使っているのと レディースを使っているのでは
Xシャフトを自慢したい人の方が SNS で 発表したいモノ です。
ネットを使って ゴルフ仲間を集める場合でも
スコアが良い人の方が率先的に集めるでしょう。
ネットのオークションや中古のクラブ市場は
硬いシャフトの墓場 ですから
安くクラブを買おうとすれば 硬いシャフトに行き着きます。
👉そういう意味では 安い費用で始めたい若者は
選択肢がないので 可哀そう というか、
ゴルフは痛いモノ と思い断念してしまうのかもしれません。
憧れや自傷上級者からのアドバイス などもあって
総体的な シャフトの硬さは かなり硬くなっているのが現状です。
ですので 右わきを締める? 右ひじを下に向ける
左わきをがら空きにする スイング というのは
硬くて使えない、しならすことの出来ないクラブを
しならせて しなり戻す
使えないクラブを無理やり使うための方法 です。
✋しなるクラブを使っている弊社のお客様には無用の長物
シャフトは クラブの構造上、
意図的にしならせる/しなり戻す と 捩じられてしまいます。
何度も言っていますが、
クラブヘッドには 上下左右の距離と方向、そして弾道を決める
角度が付いており、それは絡み合った関係です。
そして しならせて/しなり戻して 使う方法は
そのシャフトの硬さ、装着されたヘッドの重さ、
装着されたヘッドの重心位置(特性)によって
その 動作の速度やタイミング、強度など
異なってくるので セットの内容(硬さや重さ等)がある程度の
幅の中に納まっていないと 一本一本 微妙に違うコトをやらなくては
ならなくなります。
それが ゴルフ全般を苦しめるのです。
と 同時に それをしたくないから 放っておいても
しなるシャフトを使っているのが 弊社のお客様 です。
ですので シンプルに アドレスに構えた
その形のまま テークバックし、
そのまま使うコトを熟練した方が からだにも優しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/26/3008c2a4bc724bd6ce8ccd5d5afc4aed.jpg)
どの場面であっても
自分の上半身 に対し両肘は同じ高さ
右を向いてれば 右の方がやや高いですから それ相応。
左を向いてれば ㊧の方がやや高いですから それ相応。
その両肘の高さ関係が 次の動作の姿勢を決めてしまいます。