【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

重心距離、重心深度、そしてスイング

2019年07月06日 14時36分34秒 | ゴルフ

http://hbs.livedoor.blog/

オンプレーンスイングやヘッドターン理論は 

根本的に、ヘッドの重心位置 の働きを無視する スイングで

 それらのスイングを所望する人にとっては

 ヘッド重量と同じく、重心距離は出来るだけ短く

 重心深度は出来るだけ浅く、限りなくゼロに近くなる方が

 スイングがしやすくなる。

 スイングサンプル_Momentスイングサンプル_Moment(2)



 



重心距離が長くなる、重心が深くなる、 

慣性モーメントが高くなるほど ヘッドが重いのと同じ効果 になり、

 ゴルフクラブの構造上

 重心点 は ヘッドの右に位置するため 

深いモノ、長いモノ ほど 進行方向が右になる 

テークバック時は ヘッドが開き易く、

ヘッド単体が動きやすくなります。


 右へはヘッドターンがしやすくなる 

右へは手で上げ易くなる 訳です。

スイングの動画などを見ると 

アドレス時に比べ、テークバックし同時に

 グリップがからだから離れる、膨らむ のは

 その典型的な例で

 また その膨らむことを利用して 

それ以降もより一層 開き、手で上げる傾向が強くなります。 

IMG_0058Trim (2)_MomentIMG_0058Trim (2)_Moment(2)


 


体で上げようが、手で上げようが 

テークバックは本来 インサイドに、

ボールから離れる方に 全てのモノが動く・・・筈なのですが

 そういった理論はどうでも良いようです。

グリップがからだから外れ、

フェースが空を向くような状態…では 

クラブとして 最大に重くなります。

そして  クラブの構造上、

重心点は右に位置するので ダウンスイング、テークバックの反対で

  左に移動しなければならない時間に入りますが、 

ヘッドはそこに残り易く、より開き易く、重くなります。

 👉最大に重くなったクラブ、最大に重くなったヘッド

 ここから ヘッドターン、シャフトターンをしたい筈・・・なのに 

一番し難い状況から始めることになりますので 

当然、時間もかかりますし、筋力も必要、スピードも必要になります。


テークバック時に ひょいと楽をして、手であげる

 楽を選んでいるのに ことショットにおいては 

重要なダウンスイングで それにより より大変になるのですから

 頭がよいのか悪いのか・・・


特にこのスイング、クラブ扱いでは 

重心距離の長い、重心の深いウッド系ヘッドは

 アイアンとは同じように扱うことが出来なくなります。


IMG_0624


また 空中のボールを打つドライバーはマシ な方で 

地面のボールを撃たなければならないフェアウェイウッドは 壊滅的

・・・と言えるかもしれません。


 最大に重くなってしまったクラブ、ヘッドを

 進行方向~左 のダウンスイングで 

より時間をかけて インパクトに向かうのですから 

当然のように 重さは多く、長く 右サイドにかかります。

 右サイドが下がってしまうのは必定で 

その下がりはイコール 左サイドの下がり、体の開きとなりますから 

想像通りのミスを誘発しやすくなります。


 特に昨今では 軽量スチールシャフトの影響で 

アイアンはどんどん小振り化 =ヘッドは軽く、重心距離は短く

 重心深度は浅くなっているので 

ウッドとの差は年々開いていきます。

 ✋スイングの練習は主にアイアンですることが多いのですが、

  それは同時にウッドが苦手になる、もしくは一球一球交互に打つ 

 コースでミスを生むための練習、セッティングとも言えます。

コメント
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