【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

振動数200cpmはどえらく硬い

2018年08月27日 19時34分07秒 | ゴルフ

振動数200cpmはどえらく硬い



約10年くらい前の雑誌の記事…なんですがね







✋約17年前 横須賀で工房を立ち上げ
他店と同様に 人気クラブ・シャフトを中心に展開
 
👉硬いカーボンシャフトが出回り始める
 
👉ユーザーの反応がどうも薄い・・・
「ウンでも無ければ、スンでも無い感じだった」
 
✋どんなシャフトでも答えは対して変わらない・・・
「ナゼだ???」
 
👉約11年前、硬さのバリエーションが
13種類以上在るシャフトを見つける
 
👉ユーザーを集め、このシャフトの試打を行う。
硬い方から始めて、柔らかい方へと進めていく実験を
すると、柔らかいシャフトほど、ユーザーの感想が
具体的なモノに変わっていくコトに着目。
 
✊そこで 方針転換を決意 
「ナイショでSシャフトの人に”A”を挿したり…」
柔らかシャフトへの移行を開始する
 
👉柔らかくするほど、何故か結果は良くなった。
「例外は無かった。正に硬さ革命」

 
👉「超軟シャフトは何故良いのか?」の研究に着手
 
👉あらゆる(柔らかい)シャフトを試しながら
フジクラのブラックスピーダーに出会う
「万遍なく撓るシャフトで、しかもRより柔らかい。
フレックスがF0、F1、F2、F3まで在った」
ちなみに F0の振動数は 230cpm
 
👉今では特注で作って貰ったF4が主流。
「実は、その下のF5も店には有るんです」
目標は組み上げ時点で アンダー200cpm







2018年現在 振動数200cpmはどえらく硬い
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パッティングの勘違い

2018年08月27日 10時56分27秒 | ゴルフ
パターのフェース面にインサートの入ったモノ、
パター本体の金属素材とは別のゴムとかシリコンとか
の異素材がフェース面にハマっている
そんなパターがあるけれど
僕の過去の経験から
アマチュアのパッティングの殆んどは
そのインサートの部分で打っていない

打っていないのだから そんなところに
打感を柔らかくするための 異素材が入っている理由は
全然 理解出来ない

過去の事だけれど 練習グリーンとかで
アマチュアがパッティングしている「音」を
聞いていると いったい全体 なにを打っているのか
ボールの素材がなんなのか 全く推測出来ない「音」がする

当たり前だけれど ボールはゴム質である
色々な配合や構造であっても ゴムに変わりはない
パターヘッドは 殆んどの場合 金属である
これも色々な素材があるけれど やはり金属である

物質には それぞれ ヤング率 と呼ばれるモノがある
簡単に言えば ひずみ とか ゆがみ の度合いの事で
ある一定の条件で計測すると
硬めのゴムが 0.1 前後 と言う数値
柔らかめの金属のアルミ合金が 69 前後と言う数値
ドライバー等に使われる配合素材チタン は 110 位

平均的な金属とゴムの違いは 500倍以上ある訳だから
例え スピードの遅い パッティングストロークでも
ゴム素材であるボールがゆがみ
パターヘッドはそれに比べると 殆んどゆがまない
 と考えて良い 筈 であるが
実際のパッティング音を聞いていると
まるで 硬いモノ同士の当たったような音がする

そう フェースと呼ばれる 平らな面で
ゴム素材のボールを打てば ボールの表面が潰れ
そして 復元しながら 転がっていく… 筈だから
カツッ とか ゴツッ とか ちょっと硬い
痛そうな音はしない筈で
無音とは言わないけれど ゴムが潰れるというか
ゴム系の独特の音色が聴こえる筈 なのに
殆んどのゴルファーのパッティングストロークは
決まって 硬質なインパクト音 である

このテーマは ショットともつながっていく重要な
話題なんだけど レッスン書や雑誌などを見ていると
駄目なストロークの代表こんな風な 振り子のストローク
生涯 パターが上手くなれないストロークを
一生懸命トライしている

このストロークの致命的な欠陥は
かなりの確率で ボールに対して パターの歯
フェース面ではなく エッヂの部分が 当たってしまうことである

まず パッティングは オーバースピンにする
と思っていることから始まる
そう オーバースピン ボールが地面を転がる限り
オーバースピンになるのは 当たり前で
それを 更に オーバースピンにすると どうなるか?
もっと オーバースピン量を加えようとするとどうなるか?

→ボールは自分の自重で芝に少し沈んでいる
 いきなり オーバースピンが掛かると
 まず 自分の作ったくぼみの壁にぶつかってから
 転がり始めるから エネルギーロスする上に
 初っ端から ボールが跳ねるので ラインに乗らない

正しい オーバースピンとは
ボールが一周回転する 外周約13.5センチだけれど
一周する間に その13.5センチよりも 多く移動することで
沢山スピンを与えようとすればするほど
ホイルスピンするような現象になりがちで
パターの性能の酷さ もあるけれど
多くのアマチュアのパッティングは
出球は速いけれど 思ったより転がらない 移動しない
ことが 多いでしょ・・・  思い当たりますよね

しかも 肩周りの 振り子のストロークは
多くの場合 アッパーにインパクトが入る
パターには ある程度のロフトが付いているけれど
そのロフトよりも 多い角度のアッパー軌道で
インパクトすれば 球体である ボールには
まず パターの歯 が当たってしまう

歯が 角が入ってしまうと ボールは局所的に
凹む、歪む、潰れる、ので その復元にエネルギーを
取られてしまい ブレーキが掛かってしまうようになる
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