【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

からだを傷めるゴルフ用語 →『肩を回す』『捻転』

2018年08月16日 19時56分34秒 | ゴルフ


 
今更と言えば今更…ですが、
ゴルフで言われる肩と言う部分は
位置としては 体(胴体)の中に位置していますが、
機能として、部位としては腕です。


肩を回す というのは
正確には 肩の位置している胴体
股関節から上、
骨盤から上の胴体の向きが変わるから
結果として 肩の位置も向きを変えることを指して
肩だけが単独で回ることを指すのではありません。

捻転…なんて言葉も使われますが、
体は横回転に対するゴムではありませんので
それを実践することは
自分で自分に卍固めやコブラツイストをかけるのと同じです。
おじさんには危険な行為です。

肩だけを回す、捻転する というゴルフスイングは
ゴルフクラブの最大の機能である
ヘッド重量を有効に使う方法を逸してしまう だけでなく
逆に そのヘッド重量を邪魔なものとしてしまいます。

何故ならば
ゴルフスイングには
骨盤(胴体)の向きと前傾姿勢という
とてもよく考えられた機構があるので、
正しくはボールを打っていく時、インパクトに入っていく時
進行方向が低く、それによって
ボールが上から打て、ボールが潰せ
ヘッドの重さだけでなく、腕や体の重さも
インパクトの破壊力や対ボールの重さへの対抗力として
利用できるからです。


このような動作は
動作そのものを運動とするのではなく
ある運動をするための準備動作であり
ストレッチです。
体を壊さないようにするための『準備運動』です。
その準備動作そのものを 主たる運動 
にするべきではありません。

肩甲骨などの部分の可動域が広いのは
決して悪いことではありませんが、
それは 体を壊さないようにするため
体を痛めないようにするための保険なだけで
それ そのものを動作そのものにするためのものではありません。

骨盤の向きが変わるから
上から打て
骨盤の向きが変わるから
インサイドから打てるのです。

このスイングに上から打つ
チャンスは既にありません。
このスイングにインサイドから打つ
チャンスは既にありません。
というか 始めから
上から打つ、インサイドから打つ
チャンスが存在しないのです。
ここからひねくり回して
クラブヘッドをインサイドから入れて
きた、もしくは上から入れてきた
ように見えたとしても
クラブを寝かしてひねくり回したに
過ぎず、曲芸に近い技 ですから
オジサンゴルファーにとって参考に出来る部分はありません。
百害あって一利なし です。

20年前や30年前であれば
『器用な手打ち』で片づけられてしまう打撃なのです。

肩だけを回すようなスイングは
この骸骨の背中を見てわかる通り
ほぼ まったく体を動かしません。
そして 背骨には回転するための機構や関節は
存在しないのですから
それが原因で体を痛めてしまうのは
当然に帰結になります。
そのスイングでは シャフトのしなり(運動)や
ヘッドの重さを嫌うので
より硬い(運動しない)シャフト、より軽い小振りなヘッドを言う
より肉体を酷使するスイングになる という結末が待っています。

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その「パター」があなたをイップスに誘います

2018年08月16日 19時52分17秒 | ゴルフ
スイング破壊兵器の入っている
バンカーイップス製造機である
35.5インチのウエッヂのヘッド重量は 290g です。
ロフトがあり、スピードで解決できる35.5→290gなんです。
それよりも2インチ近く短い 34インチのパターの
ヘッド重量が 300g はあまりに軽すぎます。

・・・・・・・・届くわけない

ショットよりも ヘッド重量による打撃の依存度が高い
パターストロークで それは無いですね。

これでは 急がなくていい筈のパターストロークを
結局 速く動かさなくてはならなくなります。



それに加え ショルダーストロークを採用すると
どんどん上を向いてストロークして トップ気味に打つのです。

知らないとは思いますが
10mのパッティングをするのに
打たれる ボールの初期回転数は 200~500回転/分 です。
ところが トップすると 
その回転数は一気に 3倍以上~10倍 まで増えます。
それは そのまま ブレーキになります。
本来よりも より強く打たなければいけないので
よりトップしやすい というスパイラルに入る訳です。


パターヘッドが軽く
意味不明なショルダーストローク、
にはまると、ここまでパッティングが難しくなるのです。



上腕なり、肘で横に押してあげるストロークにすると
こんな所も変わってきて
それがショットに『良い意味で影響』して来ます。

その軽いパターヘッドが原因か
ショルダーストロークが原因か
はたまた ショットが始まりなのか
人それぞれかもしれませんが
その打ち方であれば ボールの置きどころは限定されます。



ショルダーストロークもオンプレーンスイングも
左グリップ、左手を横移動を止めて
ヘッドを行かせるショットになるので
『正しい位置』と比較すると
 インパクト時のグリップの位置 は
右に来易くなります。
それが ショットでのボールの置き位置にも反映します。

パターでもそうですが、
ボールの置き位置の正しい場所は左足かかと付近 です。
ウエッヂショットであっても
アプローチであっても
ボールを中寄り、右寄りに置く癖があると
気が付かないうちに 左右のグリップがルーズ
上下に離れるようになります。
左足かかとに置いていれば
その上下のルーズの分、アドレス姿勢が崩れるので
腰のラインに比べ 肩のラインが上向き~左向き
になるので、自動修正がかかります。

グリップの上下のゆるみ
アドレスのボールの位置
そして クラブの扱い
これは密接に関係するもので
どれか一つが崩れ始めると3つ同時に崩れ始めます。

パターにも関係しますが、
左サイドが高い ということは
その高い分、体を開くことになります。
体が高くなり、体を開く ということになれば
左腕の付け根 は ボールからどんどん離れる訳ですから
より一層 左グリップをそこに留める
左グリップの横移動を出来るだけしない
ストロークなり、ショットなりになって行きます。
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