goo blog サービス終了のお知らせ 

しゅぷりったあえこお nano

ブログ版 シュプリッターエコー

阪神球団オーナーものんびり

2007-05-07 11:02:53 | スポーツ、オリンピック
 けさのサンケイスポーツによりますと、タイガースがゴールデンウィーク全敗(7連敗)という惨状にあっても、宮崎オーナーは泰然自若(タイゼンジジャク)、岡田監督の采配に全幅の信頼を語っているということです。
 なんとノンビリと、危機感のないことだとは思いますが、しかし、まあ、オーナーにしていれば、チームが結局は優勝をのがすことになって、観客だけは甲子園球場にあふれるほどに詰めかけ続けてくれる、というのがいちばんもうかるわけですから、なにもあわてることはないわけで…。
 でも、甲子園球場の観客がなんかちょっと減り始めたなあ、というような雰囲気が表立ってきたときには、それはもう事態がどうにもならなくなってしまっているということのあかしですからね。
 今の状態が続けば、そのうちファンは間違いなく、自分たちがバカにされていることに気づきますよ。

 (宮崎オーナーの泰然自若をサンケイスポーツの記者もなにかいいことのように書いているのですが、トラ番記者のこういうユルさもどういうものでしょう)

動かない? 動けない? 岡田監督

2007-05-06 12:23:39 | スポーツ、オリンピック
 タイガース7連敗の無残な記事の載った今朝のスポーツ紙を読んでいて、岡田監督のコメントがとても気になりました。
 「オレの仕事はグラウンドに選手を送り出すまでで、送り出してしまったあとはもうオレたちにはどうにもできない。あとは選手が働いてくれるかどうかだ」と、まあ、こういう趣旨の発言でした。
 むろんそれも一つの見識ではあるでしょう。
 選手の主体性を重んじているといえば、そういうことになるのです。
 しかしこれでは、監督が戦いの先頭に立って、ゲームの全責任を負いながら試合の局面を組み立てていく、という闘いの姿勢がほとんど伝わってこないのです。
 選手たちが闘っているのを、後方から眺めていて、第三者的に推移を語る評論家の立場のようなニュアンスです。
 監督が闘いのうしろから、体の動作も重たげにノッソリとついていっているという感じです。
 どうも状況を後追いする受け身の姿です。

 現代の指導者はなによりもカリスマ性が必要とされます。
 とにかく敵の矢面に立って、自分から飛び込んでいって、配下のものに進むべき方向を明確に指し示すというイメージです。
 岡田監督は、率先して突入の先頭に立ったイギリスの将校とは対照的に、後方から「ススメ、ススメ!」と号令をかけていた旧日本軍の古いタイプの上官みたいで、これではたしてこの苦境を切り開くことができるのでしょうか。

タイガース6連敗

2007-05-04 23:07:50 | スポーツ、オリンピック
 また負けました、タイガース。
 先行されて、ようやく追いつきかけたと思ったら、突き放されて。
 いつものパターン。
 それも競り合うところまでもいかないで、圧倒的な力の差。
 横綱相撲をとられた感じ。
 結局、オフにちゃんとしたチームづくりに取り組まなかったツケですよ。
 責任は個々の選手の側よりも、チームの首脳たちにあると思いますよ。
 しっかりした手を打てないまま実戦に突っ込んでしまったわけですから。
 要するに星野の遺産を食い潰しているだけのこと。
 あしたは雨のようですが、雨を理由に敵前逃亡でもしなければ、連休8連敗になりそうです。
 負けても負けても甲子園にはこれだけの観客が入るのですから、球団はハラの中で優勝が日に日に遠ざかる今の状態のほうが「視界ヨシ」とニンマリしているかもしれませんが。
 今年この調子だと来年は選手たちの報酬をずいぶん抑えられますから。
 金を払うファンは試合のたびに悲嘆に暮れて、球団はニヤニヤ大もうけ?

負け続けるタイガース

2007-05-03 22:31:52 | スポーツ、オリンピック
 ゴールデンウィークに入って阪神タイガースが負け続けています。
 井川投手が抜けた穴をやっぱり埋めきれないでいるというのも一つの原因でしょうが、それよりも大きいのは、主軸のベテラン選手たちがすでに峠を越えてしまったという印象がここにきて顕著になってきたことです。
 もちろん岡田監督の“受け”の試合運びもチームに覇気が出ない理由の一つだとは思いますが、それはあくまでも個々の局面の問題で、根源は残念ながら全般的なチームの“老化”にあるでしょう。
 若さの勢いとか勝負へのひたむきさという点では今はセ・リーグ6球団のうち最低になってしまっているでしょう。
 寂しいことですが、思いのほか急速に世代交代の時期が近づいていたのです。
 今年はBクラス、それも最下位が早くも見えてきたようで、とてもせつない思いです。
 なんともつらいゴールデンウィークになりました。

ガンバレ野球小僧

2006-12-07 16:44:55 | スポーツ、オリンピック
 あんなにがんばった阪神タイガースの関本選手の契約金がたった1000万円アップの4000万円?
 たびたびチームのブレーキになった藤本選手より低いってどういうこと?
 球団のお偉方の感覚って、ときどきファンの実感からずいぶん離れますねえ。
 それにそのお偉方が更改交渉中に関本の前でアクビをしたって?
 そりゃあ、怒って当然ですよ。
 かわいそうに。
 ガンバレ関本。
 ガンバレ“野球小僧”。
 オレがついてる。
 文無しのオレがついててもシャーナイか。

(わが阪神タイガースに捧げる迷文は「Splitterecho Web版」のCahier「竜虎の涙」にも掲示しています。ご関心のあるかたはお立ち寄りください。http://www16.ocn.ne.jp/~kobecat/

30億円の値打ち

2006-12-05 13:59:57 | スポーツ、オリンピック
 阪神タイガースを出た井川慶投手が30億円という入札額でヤンキースと入団交渉中ですね。
 ところが地元のアメリカの新聞が、井川には30億円もの値打ちはない、と書いたそうで、それが日本のスポーツ新聞を驚かせています。
 先発どころか、中継ぎに使えるかどうかも怪しい、という論調だそうです。

 なるほどアメリカのマスコミは大胆だなあ、とあらためて考えさせられますが、でも、すなおに振り返ってみれば、ぼくらの心の中にも、井川はアカンのんちゃうか、という思い、ありますよね。
 本人は天狗になって、日本のマスコミは、まあ、それを書いたら売れるかもしれんという魂胆があって、周りで騒いでいますけど、結局、それも今のうちだけちゃうか、という感じ、ね。
 
 新庄の例もあるから、こればっかりはフタを開けてみないとわからないけど、井川が考えているほど甘くはないんじゃないかなあ。