So-ya's blog

いとお菓子

ながの旅。其の一。

2024年06月24日 | 2024/6月長野、分杭峠のひとり旅

「分杭」

秋の終わりの朝方にやってきた言葉。

分杭かぁ~。

分杭ていえば分杭峠でしょ。

と、調べてみると、ちょうど行く道が冬季閉鎖されたタイミングだった。

では、春を迎えたら行きましょう♪

と、隙間時間を見つけ。

春は過ぎてしまったけど、先日行って参りました。

そんな旅のお話です。

またもやお菓子とは関係ない、自分記憶の旅日記。

ご興味ある方だけ、どうぞです^^

・・・

我が家から分杭峠のシャトルバス乗り場までは3時間半。

う~ん・・・日帰りはちょっときついかな・・・

と、1泊2日の旅を予定に。

せっかく行くならいろいろ寄り道していこう♪

 

長野って、土偶いっぱい出てるよなぁ~と。

見つけた!

縄文のビーナスと、仮面の女神!

朝の6時には伊香保を出発。

3時間車を走らせ、まず目指すは尖石考古学博物館。

9時の開館と同時に着。

入館料500円で、国宝2つが写真撮り放題な懐おおきな博物館。

それぞれ、360度好きな方向から、土偶さんを鑑賞できます。

 

仮面の女神は、ほんとに仮面をかぶっているような、

結びつけている紐の結び目などもわかる。

柄がアシメントリーなのも、日本っぽい。

(昔、ベルサイユ宮殿いったときに、お庭がきっかり左右対称なのを見て、

西洋との違いを感じ。)

なかなかお目にかかれない横からの姿や、

 

後ろからの姿。

 

縄文のビーナスは、とっても魅力的なおちりをしている。

 

皆さんご存じ、火焔型土器。

装飾のところ(?)は中が空洞になっている。

複雑な作り。

どうに作っているの?

生き物のような装飾。

縄文人はアーティステッィクです。

 

小さいながらも、縄文土器もいっぱいで、

見応えあって、2時間ほどゆっくりと楽しみましました。

 

お次に向かうは、はらぺこなのでお昼ご飯。

高遠が近い。

10年前に東北をSoと旅した時に、大内宿で気になった高遠そば。

なんで高遠っていうんだろ?って思った疑問。

その時に調べてみたら、会津のお殿様が信州高遠藩で育ち、

会津藩主になった時にその食べ方を持ち帰り、

高遠での食べ方が大内で広がったのが

大内宿で名付けた高遠そば。

本家本元の高遠で、名前が逆輸入されて、現在になって高遠でも高遠そばが広がっている。

実際の食べ方は全然違っているけど(笑)

そんなお話が面白く、

いつか食べに行ってみたいと思っていた。

 

と、車走らせる道すがら偶然に発見した守屋神社。

あとでゆっくりお参りしようと、食い気に走り、高遠そばを目指す。

 

高遠そば ますやさんへ。

木へらで焼いた味噌を、そばつゆで溶いて、大根おろしをたっぷり加えて食べるスタイル。

お味噌でとろみのついたお汁が、大根おろしとお蕎麦にしっかりと絡んでおいしい♪

一人前を2枚に分けてあり、もう一種類のお蕎麦も楽しめる。

こちらは、入野谷在来種のお蕎麦。

まずはお塩でいただく。

お蕎麦のかおりが深い。

途絶えてしまっていた在来種のお蕎麦を、

試験場に残された、たった20gのお蕎麦の種から6粒になり。

その6粒から栽培広げた貴重なお蕎麦。

すごい。

 

美味しくいただきました!

ごちそうさまでした^^

 

お腹が満足したので、先ほど偶然発見した守屋神社さんへ舞い戻る。

守屋山にある物部守屋の神社。

1400年前に神仏どちらを取るかで、蘇我氏・聖徳太子に敗れた物部守屋。

物部守屋の一族がここに逃れてきて創建したそうな。

奈良が好きでよく足を運んでるけど、その明日香(飛鳥)での話が、

この土地に繋がるとは・・・おもしろいものです

偶然発見したから、余計にジブンの中で盛り上がりました(笑)

 

152号線をずっと走っていたんですが、この守屋神社の付近、

台殿や塩供や弥勒という、なにか特別な場所に思うような

集落(?)の気になる名前がたくさんありました。

こういうこと考えると、昔ながらの土地の名前ってずっと残しておいてほしいなぁ~と、思うこの頃です^^

 

 

南アルプス村で、Soへのお土産を物色して、明日のシャトルバス乗り場を確認。

 

いつもは日帰りしてしまう長野。

今回こそはと、温泉へ。

みはらしの湯の露天風呂で絶景を楽しみながら温泉につかりさっぱりと♪

 

夕食は、宿泊ホテル前にある、田村食堂さんへ。

伊那名物ローメンをいただきました。

スープの中に焼きそば。

不思議な感じ。

お酢やラー油で自分好みの味変していただきます。

 

食べ終わった後にお皿には、お店の名前と電話番号。

(2)からはじまる電話番号。

なんかこういうの懐かしいな。

出前で持ってきてもらうラーメンや餃子のお皿も、

こんな感じだったな。

そんな昭和な時代からこのお店で、ずーっと割れずに使い続けてるんだな。

と、他愛無いことに感動を覚える。

 

◎Soと東北旅したのは10年前でした。

その時に思った、食べ物への疑問をいまだに覚えてるって・・・

どんなに食いしん坊なんだよ!とそんな自分に突っ込みたくなります(笑)

大内宿では高遠そばは、お店がまだやっていなくて食べられなかったけど、

東北のお話はコチラです。

お時間ある方、どうぞです^^

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(ya



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