南米の旅#2 Sao Paulo~Foz Do Iguacu~イグアスの滝の巻(#274)

2007年11月16日 | Weblog
さて、前回はサンパウロ止まりで、今回の旅行が決定するきっかけや移動中のエピソードで終始してしまった。


さ~て続きだよ~ん!

南米最大であるサンパウロ空港でマリアさんと別れた後、少し小腹がすいたので良さげな店を物色、ブラジルまで来てマックもないのでうろうろしていたが、結局結構地元民が利用しそうなカウンターの店にした。

メニューがポルトガル語だ!当たり前だがさっぱりわからん、しょうがないからカウンターのマスターらしいおっちゃんに『英語のメニューを見せてくれないか?』と聞いたら少し探して持ってきてくれた。たぶん普段ほとんど使用しないのであろうか?そう言えば空港では意外にも日本人らしき人を見かけず、日系人もほとんど見かけなかった。

頼んだのはカプチーノとパンである。ここで食べたのかは忘れたが、ブラジルはポンデケージョの本場である。さすがに旨い!モチモチ感が日本で食べるのとは全然違うのだ。
それに比べカプチーノは違う。どうもカフェモカみたいにチョコが入っているような微妙な味。期待していた味とあまりに違うのでがっかり。これはイグアス観光が終わり、Foz Do IguacuからSao Pauloに移動する時にもう一度挑戦したが、やはりまずいカフェモカのようだ。

ブラジルに行ったらけしてカプチーノを頼まないで下さい!(甘いもの大好きの人以外は)


さて寄り道はこのぐらいにしておこう。Sao PauloからFoz Do Iguacuに移動だ。ブラジルの国内の移動だから税関もないしセキュリティーも緩い。機内ではコーヒーを頼んだ、本場だからね。飲んだ瞬間吹き出しそうになる。

あまーーーい!

かなり濃いエスプレッソな奴に砂糖を溶けるだけ入れた感じ。ブラジルでは濃いコーヒーにたくさん砂糖を入れるとは聞いていたが、好みで入れるのかと…
私はコーヒーに砂糖は入れない。ミルクもカフェラテかカプチーノにするときだけだ。国が違うと常識がかなり違うって事を思い知らされた。




さてFoz Do Iguacu空港に到着すると出口でサンバ隊の演奏と歌で迎えてくれるのだ。(写真上)サンバの国らしいお出迎えだ。そしてロビーでは『フェルナンド』と言う日系人のガイドが待っていた。かなり日本語が達者である。そうすると横から義妹『あっきー』が現れた。3ヶ月ぶりだが、久しぶりな感じとつい昨日のような何とも複雑な感じである。でも結構元気そうで安心した。そしてどうやらフェルナンドはイグアスの滝のツアーではすべて同行してくれるらしい。これでまた安心である。
空港からフェルナンドの車で宿泊先であるCarima Hotelに送ってもらう。次の日は8時に迎えに来ると約束して別れる。
Carima Hotel

彼は日本と韓国のハーフでアルゼンチン生まれ(国籍もアルゼンチン)、ブラジル人のお嫁さんをもらってイグアスに住んでいる。韓国籍は持っているが、日本国籍は持っていないらしい。ポルトガル語、スペイン語、ハングル語、日本語、そして英語も勉強中だと言う。5カ国後のバイリンガルですな、凄いや!24歳だがすでに2歳の子供がいる。

夜はりりー、あっきー、hidejeeでホテルのディナーを取った。ビュッフェスタイルで初日だからまあまあに感じた。(下の画像)




ブラジルはまだ春だったので日中は暖かいが、夜は結構冷え込む。ひとつ驚いたのがトイレにペーパーを流してはいけないのである。空港では流してしまったが、大きなくずかごがあってそこに入れなきゃいけないらしい。公衆トイレの大便器は足元が見える程あいていて、上の仕切りも低い。なんとも慣れるまで数日かかった。出る物も出るもんじゃない、全く~!


朝だ~ホテルの朝食を取ってロビーに行くとあっきーが待っていた。受付カウンターの向こうにフェルナンドの姿が見える。いよいよイグアスの滝にお目にかかれる。アルゼンチン側からの観光にしたので国境を越えるのである。その前に税関がある。Carima Hotelからは徒歩でも10分程、国境も車で5分程である。橋のまん中に国境の目印がある。(下の画像)




また長くなってしまった。

イグアスのスペルはアルゼンチンでは『Iguazu』、ブラジルは『Iguacu』である。

アルゼンチン側のイグアスの滝に到着。中にはアライグマやレッサーパンダに似た動物がいた。『アナグマ』である。日本にいるアナグマよりも遥かに鼻が長い。かなり観光客慣れしているようで、かなりずうずうしい。観光客のバッグをあさったりゴミ箱をあさったりとかなり卑しいのである。ここでは名物であるらしい。

  

そして遊園地の列車のようなセコい列車で滝に向かうのだ。(下の画像)



うわあ~!また滝の前に終わってしまう。


次回滝をお楽しみに!






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