Dream Girls (#190)

Dream Girlsのロードショーがどこも23日までとあって昨日やっと見てきました。夜はLIVEがあって15時入りなので朝いちの10:10スタートを２日前に予約して行ってきました。９時すぎには家を出ていたので私の中では異例の早さなのだ。

私は普段あまり映画は見ないので、専門である音楽的なレヴューになります。

Beyonce扮する『Deena』の美しさはまるでDiana Rossの再来であり、『Effie』役のJennifer Hudsonの歌唱力とそのパワフルな声は評判通り驚異的であのQueen Of Soul『Aretha Franklin』を彷彿させる。確かに新人とは思えない堂々とした演技っぷりであった。スーパースターJimmy役の大物『Eddie Murphy』のエンターテイナーぶりは役にピッタリはまっていた。さすがEddie！

この『Dream Girls』60's後半には全米のみならず世界の音楽市場を席巻した、MotownレコードのNo.1ドル箱スターであった『The Supremes』をモチーフとしたブロードウェイのミュージカルの映画化である。３年前には『永遠のMotown』が公開され、長年封印されていた当時のMotownレコードの裏話が日の目を見た。
今回はその世界を牛耳っていた『Berry Gordy jr.』役＝『Curtis 』をあの『Ray』での名演でスーパースターに成り上がった『Jamie Foxx』が務めた。Berry Gordy jr.の商才と売れ線に対する感覚の鋭さ、またアーティストを売り出すためなら何でもやるといった姿勢がよく表われていたし、その非情な行動がファミリーとして結束していた仲間に裏切られる事になる。

ミュージカル仕立ての部分がかなり多く（当たり前か？）、60's終盤から70's的サウンドにのせて、Jenniferのパワフルな歌声や『Destiny Child』の頃には聞けなかったBeyonceの熱唱が聴ける。

Eddieもかなりがんばってました。Jamieも役柄歌う場面があったけど、正直とてもCD出せる歌じゃないな～？『Ray』の時の口パクが巧過ぎて自分で歌ってる？って勘違いしたが、CD聞いてがっくりだったね。

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いや～、『Ray』も良かったけど、『Dream Girls』も最高です！もう映画は終わっちゃうのでDVDとかで見ることになりますが、音楽（R&B/Soul/Gospel）好きな人は必ず見てください！

普段ミュージカルにはほとんど興味がない私もこの『Dream Girls』なら是非舞台でも見たいと思わせてくれました。


吉田英樹&TFOS ChoirのLIVE@キンのツボ（用賀）は大盛況のまま終了、メンバーの皆さんお疲れさま～！

昨日のうちにアップしたかったが、長い一日だったので疲れて寝てしまいました。