Sexyジャケ #9 (#548)

2009年12月04日 | レコード・ジャケ
とうとう12月がやってきた。それももう4日である。今年もあっという間に終わってしまうのだなあ。毎日大切に生きていかないとねええ...

さてさて、Sexyジャケ特集が続いてますが、Soul系ってもっとSexyなLPジャケがあったつもりをしていた。いやいや、ところがアーティスト本人たちの姿や顔を載せている物が多いので意外に少ないのである(Betty Davisという例外もあり/笑)。

今回はP-Funkフォロワーとして知られているFUNKバンド、General Caine(General Kane)の1stアルバム(1978年)だ。



裸の女性がAlembicのBassを抱えて座っている図...

表情は恍惚(笑)。意味が良くわからんが、この頭があまりよろしくない感じが非常にFUNKを感じさせるのである。FUNKはインテリであってはいけない(爆)。下の裏ジャケはもっとアホである。




Bassを持って指さしているのはリーダーのMitch McDowell。アフロヘアーで小太り、けしてジャケに登場すべきでないルックスながら、出たがりな性分なようだ。しかしさすがにわきまえてか表ジャケには登場していない。2ndアルバムはFUNKの名盤として知られているが、彼がジャケに登場していないからであろうか(爆)?

Bassを弾きながらリードボーカルも取るというLarry Grahamばりのスタイルだが、サウンドはやはりP-Funk系というかBootsy風とも取れる。


youtubeには1曲見つけたので貼り付けておきます。

A面の1曲目である『I'm The Man』

General Caine - I'm The Man (1978)



Go-Go風のビートにBassがチョッパーバキバキ、それにSynth Bassが絡む筋金入りのFUNKナンバー!この人BootsyとStanley Clarkeが好きなのかなあ?

ついでに2ndアルバムから1曲聴いてもらおう。A面2曲目の『Shake』、ドFUNK!

General Caine- Shake



これは確かCD復刻してるはず。


このGeneral Caineは後にMotown(1986年)に移籍しているが、名前をGeneral Kaneに変えている。そしてこのグループの前にBooty Peopleと言うFUNKバンドをやっていて、1枚だけアルバムを残している。内容はかなり荒削りである。基本的にはFUNK色が強いが、GuitarをフューチャーしたRock的アプローチもあり、B面にはプログレ?と思わす曲もある。まあ内容は今一つですが(笑)。

そう言えばこのアルバムジャケもかなりSexyジャケである。

A面1曲目、バンドのテーマ曲か?『Booty People』

Booty People-Booty People



プロデュースがWarのプロデューサーであるJerry Goldsteinと、WarのBassプレイヤーであったB.B. Dickersonである。このアルバムではMitchは1曲を除いてDrumsを担当している。唯一Bassを弾いているのがこの曲。チョッパーを弾きまくっている(笑)。

BOOTY PEOPLE- Slappin Five



今回この記事を書いていて知ったのだが、Mitchは残念ながら1992年に37歳の若さで亡くなっていた。1st、2ndアルバムはあまりメジャーではないが、FUNK史に残る名盤だと私は思っている。特に2ndの【Get Down Attack】はCDにもなっているのでお薦めである。










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2 Comments

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>1-SHOWさん (hidekichi)
2009-12-09 12:36:29
対応早!

先日D.ユニオンで中古を見ましたよ(笑)。

かなり好みでしょうね。
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P-FUNKフォロワーと聞いて、やってきました (1-SHOW)
2009-12-08 00:47:08
どの曲も、気に入ったので、Let Me Inを注文しました!
Get Down Attackは、残念ながら、入手困難だそうです・・・
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