SANTNA/AMIGOS(#259)

2007年09月29日 | FUNK
Santanaと言えばLatin Rockの雄と呼ばれていたが、元々彼らのサウンドにはFUNKの要素が詰まっていた、このアルバムではDrs.にLeon "Ndugu" Chanclerを迎えてさらにFUNK色が濃くなっているのである。

Santana/Amigos
AmigosAmigos





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Santanaに参加するミュージシャンは非常に優秀な人が多い。Santanaバンド出身だと必ず出世している。NduguはMilesバンドにも参加した経歴を持っているが、Santanaと同じ時期にGeorge Dukeバンドにも参加していた。George DukeはLatin系のサウンドも取り入れていたのでこの時期Santana(逆にJazzよりに...)と近い音であった。M-3の『Let Me』はもろにHerbie Hancockの『Chameleon』にインスパイアされたような曲である。ちなみにHerbieもSantanaもSanfranciscoを基盤として
活動していて、この時期プロデューサー(David Rubinson)も一緒であった。彼らはもちろん共演もしている。

Santanaの作品は70's初期に一部宗教的であったり、Jazz寄りになってわかりにくいサウンドであった時期もあるが、とにかく完成度が高くはずれが無い。この後の『Carnival』にはDrs.にG.C.S.に参加したGaylord Birchが参加している。かなりFUNKを意識していたのであろうか?彼はこの前にはCold BloodやPointer Sistersのバンドに参加していた。

Viva Santana!聞いた事が無い方は是非これを機会に聞いて下さいね~!