Twennynine With Lenny White (#247)

2007年09月05日 | FUNK
1. Twennynine With Lenny White/Best Of Friends(1979)

Best Of Friends(Twennynine With Lenny White/Wounded Bird)
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2. Twennynine With Lenny White(1980)
Twennynine With Lenny White(WOU6304/Wounded Bird)
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3. Twennynine With Lenny White/Just Like Dreamin'(1981)

Just Like Dreamin'(Twennynine With Lenny White/Wounded Bird)
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1980年前後に出していた彼らの幻になっていた三枚が、何と米盤で復刻された。実は10年以上前に日本で復刻されていた物である。(これはきっとすでに廃盤だと思いますが…)


さてこのバンド/ユニットのリーダーであるLenny White(Drums)について簡単に説明しておこう。
10代でMiles Davisの『Bitches Brew』のセッションに参加、その後Chick Coreaのバンド『Return To Forever』(第二期)に参加して名を上げた彼は、1976年には1stアルバム『Venusian Summer (Nemperor)』を発表、この後コンスタントに制作し続けて、純粋にソロ名義で何と計11枚のアルバムを残している。これはDrummerとしてはかなり多い。

さらに1990年にはMarcus MillerやChaka Khanの弟であるMark Stevens等と『Jamaica Boys』を結成、アルバムを二枚残している。(彼らはNYのJamaica地区の出身である)

Lenny WhiteのキャリアはだいたいJazz系がほとんどであるが、その中でもTwennynineはまるっきりSoul/FUNK~Black Contemporary系のサウンドを目指していたようだ。セールス的にはあまりパッとしなかったようだが、内容はかなり質の高いFUNKである。1st収録の『Peanut Butter』はTom Brownの『Funkin' For Jamaica』と並ぶFUNK Classicの名曲として人気曲である。

実は2nd、3rdは持っていたが、1stは買いそびれていて今回はじめて購入した。『Peanut Butter』はコンピCDに収録されたものがあったが、やっと全部聞けた。やはり素晴らしい出来だ。70's~80's FUNK好きには超お勧めのバンドである。