10日のこと、6年生のあるクラスで、担任の先生の出張時に拙が俳句づくりの授業をした。
国語の教科書で「短歌・俳句・川柳」という教材があって、子供たちの知識もその教材レベルと考えての授業となった。俳句(定型の)の基本条件は2つとされている。17音と季語である。しかし、そうであれば、次のようなものも俳句となってしまう。
「夏風が今日も吹いてる校庭だ」
少し俳句をかじれば、これが俳句ではないと思えるはずだ。私はこの手の作品を「作文俳句」と呼んでいる。
そこで俳句の3つ目の条件に「切れ」を加えて指導している。「切れがいい」の「切れ」だ。
本来10時間以上ですべき内容を2時間の90分で新幹線のように授業した。出来上がった作品についてもう一度授業がしたい!
導入で俳句の穴埋め完成問題をしています。