美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

俳句教室?

2008年07月11日 | 教育

  10日のこと、6年生のあるクラスで、担任の先生の出張時に拙が俳句づくりの授業をした。

  国語の教科書で「短歌・俳句・川柳」という教材があって、子供たちの知識もその教材レベルと考えての授業となった。俳句(定型の)の基本条件は2つとされている。17音と季語である。しかし、そうであれば、次のようなものも俳句となってしまう。

  「夏風が今日も吹いてる校庭だ」

 少し俳句をかじれば、これが俳句ではないと思えるはずだ。私はこの手の作品を「作文俳句」と呼んでいる。

 そこで俳句の3つ目の条件に「切れ」を加えて指導している。「切れがいい」の「切れ」だ。

 本来10時間以上ですべき内容を2時間の90分で新幹線のように授業した。出来上がった作品についてもう一度授業がしたい!

 

導入で俳句の穴埋め完成問題をしています。