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美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

松ぼっくり

2013年05月03日 | 風流

  マツボックリのでき始め。

 松ぼっくりは、松かさのこと。松の果実のようなもので、毬果とも球果ともいいまる。松毬・松傘・松笠とも書き、「松毬」は「ちちり」「ちちりん」とも訓読するそうだ。

 まつぼっくり・松ぼくりともいう。これは、「松陰嚢(まつふぐり)」がなまった語である。

 英語の“pineapple”(パイナップル、パインアップル)は、本来は「松の果実」という名前の通り松かさのことであったそうだが、後に松かさに似た別の果物、すなわち現在の「パインナップル」を指すようになったとのこと。


2013年04月21日 | 風流

 関東は4月にしては48年ぶりという寒さに見舞われた。 2月の気温だとか! 

鉢植えのフジ。花が大振りで香も強い。遺品ともいえるもので、咲いてほっとしている。


ヨウラクツツアナナス

2013年04月16日 | 風流

  ヨウラクツツアナナスの花。非常に珍しい形をしている。そろそろ株分けしないと窮屈になりつつある。

 

 珞筒アナナス。 アナナスは通常は食用のパイナップルなど、アナナス属を指すとのこと。 
 瓔珞とは、インドの貴族が身につけ金や銀、宝石などの装飾品のことを言うそうだ。

 瓔珞筒アナナスの英名は、Queen'stears。
 なかなか良い名前である。

 南アメリカ原産。

 パイナップル科ビルベルギア属


教え子よウコンザクラの街角に華燭ひらきて時しばしやむ

2013年04月14日 | 風流

  財務省の前庭には、ウコンザクラが咲いていた。

  今日は16年前に卒業させた子の結婚式だった。人前式のアットホームな式だった。一緒に行ったもう一人の教え子もはや2児の母である。光陰矢のごとしだが、私の周りの時間の流れは今日はしばしとまったようだった。

  スピーチもしました!


式場からは国会議事堂が見えます。官庁街は人影もまばらでした。


霞が関駅にて もう一人の教え子

 


樒の花

2013年04月01日 | 風流

  転任先の校庭にはシキミが咲いていた。神道の我が家ではシキミは一顧だにしない。ある意味、榊のライバルだから。

  しかし、植物としてのシキミには興味を持つ。その花をみたのは正直初めて。

  ちなみにシキミは「樒」や「梻」と書く。仏教に縁深い字をあてられている。

  


雉鳩の一羽歩ける春の丘

2013年01月04日 | 風流

  誰もいないはずの学校に、棲んでいるのは山鳩、キジバトとも呼ばれる人懐こい鳩。土鳩より品があるように思うは私だけ?

 山鳩は珍しい鳥ではない。実は我が家の金木犀にも巣をつくっている。庭の水槽で水を呑んでいるが人が近づいてもすぐには逃げない。

 


初詣

2013年01月02日 | 風流

  恒例、2日早朝の初詣。

                            

                  境内のふくれミカンの木、フクレは福来とも。