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甘いものを食べすぎるとハゲやすい 東洋医学的視点

2021年02月17日 | 漢方の話
こんにちは!ハヤシ薬局の林宗太郎です。

甘いものを食べすぎているとハゲ体質にまっしぐら?!
実は漢方医学の「五行(ごぎょう)」の考え方だとその通りなのです。なんとも恐ろしいですね…。甘党の特に男性は要注意ですぞ😅


これは漢方の理論を図にしたもので「相克関連図」と言います。色々な臓器と症状が密接に関係する事が見て取れるとおもいます。今回は左上の「腎」に注目してください。腎に書いてあるもの読むと「老化」に関係ある!とピンときた方は感覚が鋭いです😊



★髪の毛は「腎(じん)」の力を必要とします。
腎のパワーがしっかりしていると髪の毛も細く白くならず、密度も濃いまま抜け落ちにくくなります。反対に腎のパワーを損なうと髪の毛は…
・細く
・抜けやすく
・色が白く
なっていきます。


★「腎のパワー」を損なう?
右下の黄色い「脾」をみてくだださい。その脾から黄色い矢印が腎に伸びていますね?これは『相克(そうこく)』といって機能を抑制するという意味です。脾のパワーが必要以上に亢進すると腎のパワーを削いでしまうという事を表しています。


★甘いものがNGなワケ
そして脾の所には「甘」と書いてありますね?これは甘味は脾の力を高めるという意味です。適度に甘味を摂っていると脾=胃腸系の働きが良くなって大変結構なのですが、過剰の甘味は脾のパワーを亢進しすぎてしまい→相克関係から腎のパワーを制限してしまうのです😣

問題は、この五行の考え方が出来たのは紀元前の古代中国だということです。当時の「甘味」は干し柿・干し芋・甘酒などのマイルドな糖質で、現在の日本の精製された甘味料・ましてや砂糖の1000倍の人工甘味料の甘味とはまったく違います。そう考えると現代日本の「甘味」は腎のパワーをかなり抑制していると想像できますね!
※現代医学的に考察すると、糖質のとりすぎは血液内の血糖の乱高下を起こします。この乱高下(グルコーススパイク)が日常的に起きていると、全身の血管の内皮が糖化によって老化して末梢血管の循環が悪化します。結果、糖尿病性腎症のリスクが高まります。甘味(カロリー)の過剰は本当に腎を損なうのです。



【結論】
甘味は少なめにとれば胃腸が元気になる。
摂りすぎは老化を促進して「ハゲ」る可能性UP

甘いものの摂り方は気をつけていきましょうね🍰


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