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漢方薬と自然療法・鍼灸治療院の中の人のブログ/山形県米沢市駅前3-5-10/ご相談の予約は0238-23-1331まで

なみかた羊肉店さんの「義経焼」で漢方薬を作る

2020年07月20日 | 健康の話
こんにちは! 漢方林鍼灸院の林宗太郎です!
さて今回は「義経焼」でなんと漢方薬を作ります。
しかもイロモノではなく漢方の古典に載っている由緒正しい処方です。
ではさっそく作ってみましょう。


①買ってきた羊肉をポリ袋にいれます


②お野菜も加えて


③味付けはもちろん「義経焼」のたれ!


④はい、こんな感じですね!


⑤そこにコレを入れます!
イスクラ・婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)


⑥このくらいでいいかな?? 大体7~10mlくらい。
よく揉み込んでからフライパンで炒めます。



⑦こんな感じで完成です!
まろやかな甘み+生薬のかすかな風味で
いつもよりややエスニックな感じに仕上がります。
コレ、かなり美味しいです!



★この漢方薬(?)は、古典医学書「金匱要略(きんきようりゃく)」に記してある
当帰生姜羊肉湯(とうきしょうきょうようにくとう)という処方です。

正確にはキャベツ・玉ねぎは入らないし、義経焼のタレはもちろん
入りません(笑) 元処方はスープですがコレは焼いています。
でも、古代のレシピ通り作るととても飲めたものじゃないので、
現代風アレンジ・米沢風アレンジだと理解してくださいね!

<効能>
益気温中(えっきおんちゅう)
 →おなかを温めて元気を補います
養血(ようけつ)
 →血液を養って増やします

先出の金匱要略には特に
「産後のおなかの無力感や冷えや・だるさ・疲れにとっても良い」
と記してあります。 
赤ちゃんを授かるための準備にも、授かったあとのケアにも
両方とも効果的ということなのです。効果のポイントは羊肉と当帰(とうき)
という生薬で、血液をどんどん増やして温めるという効能なのです。

・冷えが気になる方
・妊娠を希望されている方
・生理になると体調を崩す方
こんな方に特におすすめです。


美味しくて婦人科にもすごく良い。
かなり優秀でしかも簡単な薬膳ですので皆様もぜひおためしくださいね!


婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
300ml(約1ヶ月分)/¥5,874税込み



★子宝漢方と自然療法/自律神経失調症・不安感パニック・更年期

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