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漢方薬と自然療法・鍼灸治療院の中の人のブログ/山形県米沢市駅前3-5-10/ご相談の予約は0238-23-1331まで

コロナ後の咳

2023年01月11日 | 健康の話
コロナ感染症の後に咳だけが残る方が多いみたいです!

ところが薬局やドラッグストアなどでお薬を探すと、
どれを選んだら良いかわからないですね😅
そこで咳の漢方についてちょっとまとめてみました!


★麦門冬湯(ばくもんどうとう)
効能:滋陰肺胃(じいんはいい)胃と肺を潤す
   降逆下気(こうぎゃくかき)沸き上がる気を下げる
基本的に乾燥を潤すお薬です。肺~口と喉が乾燥していて
痰が粘っこくて切れない、乾いた咳、咳をしずぎて吐き気
がある時にも効果的です。「熱の咳」には効果が薄いです。


★麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
効能:辛涼宣泄(しんりょうせんせいつ)熱をクールダウン
   清肺平喘(せいはいへいぜん)肺を冷やして呼吸をラクにする
肺の熱を冷ますお薬。「熱のカゼ」が原因で発生した咳に効果的です。


★五虎湯(ごことう)
効能:清肺泄熱(せいはいせつねつ)肺に溜まった熱を排出する
   止咳平喘(しがいへいぜん)咳を鎮める
上の麻杏甘石湯に桑白皮を足してより肺の熱を冷ます処方になっています。
寒いカゼの咳には逆効果ですから要注意。


コロナの後の咳は熱が残るタイプが多いみたいですので、
肺の熱症状を冷ます五虎湯か麻杏甘石湯がよいかもしれません。
 ・日中動くと咳がひどくなる
 ・お風呂に入ると咳がひどくなる
 ・暖かい部屋で咳がひどくなる
こんなタイプは肺熱があるかもしれません。


あとはこんな見分け方もあります。
 ・舌が真っ赤
 ・脈拍がやや速い
これも熱の症状ですので五虎湯が良いかもしれません。



ご自身で熱の咳・冷えの咳のか見分けをつけるのはなかなか大変です。
他にも湿気の咳、気力不足の咳などの原因もあります。
わからなかったらお気軽にご相談にいらしてくださいね!



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