ドーピングと漢方

1990年代に、馬軍団（まーぐんだん）という中国のアスリート集団が、

陸上の世界記録を更新しまくったことがありました。

★馬軍団の選手が行ったこと

①漢方薬を飲んで

②高地トレーニング

だったそうです。

「漢方薬はドーピングでアウト判定が出るので飲まない」

が今の常識なのでビックリ案件ですね～。

ただ、あまりにも成績が良すぎたために当時もドーピングにひっかかって

いたみたいです。まあ当然ですね！

漢方薬は生薬からできていますので、いろいろな成分を雑多に含みます。

その雑多な成分がドーピングに引っかかる事があります。

これが「うっかりドーピング」の原因になりますので気をつけましょう！

★このマークがあればオリンピック選手が試合前にのんでも大丈夫！

WADA（世界アンチ・ドーピング機構）のお墨付き

「INFORMED CHOICE」（インフォームド・チョイス）

ワタナベオイスターはアスリートの限界能力を引き出しますよ～♪

アスリート中学生と生理

すごく有名なスポーツクラブ所属の中学生の女の子。

生理が痛い・重いとパフォーマンスに影響が出るとのことで、

スポーツドクターからピルを処方されて飲んでいるとの事でした。

生理を止める事は・・・

・アスリートととして結果を出すためなら　◯

・中学生の健康を考えるなら　　　　　　✕

ピル＝卵胞ホルモンと黄体ホルモンのお薬です。

これらのホルモンは、もともと自分の体の中で作られています。

そしてこれらのホルモンがお薬として体外から入ってくると、

　　　　　　　　　↓

『あ、このホルモンは作らなくてもいいんだ～？』

と体が誤解してしまい、いざピルを使わなくなったときにホルモンがうまく

分泌出来ずに生理周期がバラバラになるという事が懸念されます。

まだ生理が始まって間もない若者が使うと、将来の不妊症の原因になる

可能性も考えられます。

スポーツも大事ですが体はもっと大事です。

中学生アスリートのピル使用は一度よ～く考えてみる事をオススメします。