ガーデニング

昨年家を新築して早くも5ヶ月が経とうとしています。

住宅本体と外構で予算を使い切ってしまったまめ八が今取り組んでいるのは新築工事で荒れ放題になってしまった庭の復興です。

庭の復興作業自体は2月頃からボチボチと手を付け始めたのですが、4月末に父が亡くなり一時期、中断しておりました。

ところが、イギリスやアメリカでメンタルケアの作業療法の一つにガーデニングが積極的に行われている事を知り、5月頃から再び作業を再開する事にしました。

取り組み始めるとコレが実に面白い！

人間相手（・・・特にクレーム処理が多い）の仕事柄、ガーデニングはある意味、とても癒されます。

元々、生き物を育てる事が好きな性分な事が災いして今ではすっかり趣味の一つになってしまいました。

前回、過去記事で4月中頃の庭の再建状況をご紹介しましたが、今回は5月中頃の我が家の庭の様子をご紹介したいと思います。

最初は門脇の花壇に植えた更紗ドウダンです。

公園などに良く植えてあるドウダンツツジの仲間みたいなのですが、花弁に朱色の更紗模様が入るのが特徴です。

 

更紗ドウダンは今から13年ほど前に娘の誕生記念樹として植えた事がありますが、その時は失敗して枯らしてしまいました。

今回は、植木市で苗を買ってきて外構作業を担当した植木屋さんに植えて貰いました。そのお蔭か鈴なりの花を付けてくれました。

 

コチラが5月中頃の我が家の庭です。

春先から土を耕し、腐葉土と化成肥料をを鋤き込んで土づくりから始めました。

ただ、失敗したのは、花を植える前に旧宅時代に母が間違えて植えてしまった笹の根の除去を徹底的に行わなかった事です。

その結果、4月末から庭のあちこちから笹の芽が現れ、その度に土を掘り起こして（約30～50㎝位）横に伸びる地下茎を除去する作業に追われています。

この作業がなかなか大変で、何も植わっていない場所ならば掘り起こして地下茎を取り除くことが出来ますが、他の木の根などが邪魔して取り除けない場所や50㎝以上深く根を張っている場所は途中まで切除し、切り口周辺にデゾネートという農薬を散布して埋め戻すという作業をひたすら続けています。

ただ、このデゾネートという除草剤は劇薬指定なので一般のガーデニングショップには置いてありません。

まめ八は、奥さんの実家が農家なので農協から購入しましたが、購入の際にはハンコが必要でした。

また梱包用の箱には“盗難に遭った場合には速やかに警察に届ける事。。。”という注意書きまで。。。

取扱いの際にはゴム手袋とマスクは必須です。

ただ、コレは効きます。（きりがない位に生えて来ていた笹を他の木を枯らすことなく殆ど駆除することが出来ました）

ただし、草花類は枯らしてしまいますから取り扱いには十分注意しなければなりません。

 

この時点ではまだ空いた場所が目立ちますが、6月現在、夏に咲く草花を中心に殆ど埋め尽くされています。（現段階での庭の様子は近々公開予定です。。。）

 

我が家の奥さんがバラの花が好きなので、復興中の庭には数本のバラを新しく植えています。

もっとも手入れをしているのは殆どまめ八ですが。。。

一番左に見える二輪のバラは、父の死後、まめ八の母から貰ったモノです。

日頃、花など見向きもしなかった父が、このバラを眺めながら死の直前に“綺麗かなぁ～”と何度も言っていたそうです。

云わば父の形見のような花です。

 

このバラは四季咲きで健強なので梅雨に入った今のシーズンでも沢山の花を付けてくれています。

 

この白バラは旧宅時代からの引き継いものです。

花自体がとても脆く咲いて三日もすれば散ってしまうのですが、四季咲きで花付きが良く、しかも香りがとても良いので気に入っています。

 

このバラが咲くと何とも言えない甘い香りが辺り一帯に広がります。 

 

コレは“ホットココア”という品種です。

本来ならもっとココア色の花が咲くはずなんですが、我が家のホットココアは真紅の花ばかり付けています。

四季咲きで健強な品種で香りも良いという事で復興後に植えたものですが、香りはイマイチです。ただ花付きはとても良い品種です。

 

同じ赤バラでも、コチラの方は花持ちが短いようです。

 

こちらは旧宅時代から引き継いだ苗です。

まめ八の祖母が植えたものですから、かれこれ樹齢60年以上になります。

移植後もこのように元気に沢山の花を付けてくれていたのですが、枝葉こそ元気なのですが、ここ１か月位は花を付けてくれません。。。ちょっと心配しています。

 

隣家とのブロック塀には奥さんが植えたペチュニアのポット をぶら下げています。

コレ等も旧宅時代からの引継ぎです。

 

さて、今日は休日出勤だったまめ八。。。

昨日までとはうって変わって夏の太陽が照りつける蒸し暑い一日となりかなりバテバテ気味です。

庭の植物にはとても良い環境みたいですが、人間様にはちょっと厳しいですネ～

次回は、天気次第ですが初夏の花が咲く庭の様子をご紹介したいと思います。