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想い出のレコードジャケット2~飯島真理~

2012-09-17 12:56:07 | 音楽

我が家の物置の奥から出てきたガラクタをご紹介するこのコーナー。。。

 

その第2弾は「飯島真理」さんのレコードジャケットです。

 

「飯島真理」さんって聞いても40代以上の方にしかお判りにならないかも知れませんね~。(もし、40代以下でご存知の方がおられたら、かなりのアニメファンか懐メロ好きだと思います)

ただ、アニメの“超時空要塞マクロス”のヒロイン「リン・ミンメイ」役の声優?さんと言えばお判りになるかも。。。

 

本来ならば歌手としてデヴューする予定だった飯島さんでしたが、タマタマ受けたオーディションに合格して、“超時空要塞マクロス”のヒロインであるリン・ミンメイ役の声優さんの抜擢されることになりました。

 

ご存じの通り、アニメ・マクロスは大ヒットし、アイドルという設定だったリン・ミンメイが作品の中で歌うシーンでも、歌手としての実力を遺憾無く発揮した飯島さんは、リン・ミンメイ同様、スーパーアイドルになりました。

 

1983年にリリースされたデヴューアルバムの『Rosé』。

飯島さんの声はどちらかというと可愛らしい、甘~い感じですが、「Blueberry Jam」「 まりン」「きっと言える」「おでこにKiss」など、飯島さんのイメージにピッタリの名盤だと思います。ちなみに、「まりン」というのは飯島さんご自身のニックネームだとか。。。

 

 

その裏面。

 

 

コチラはセカンドアルバムとなった『blanche』。

マクロスの作品中でも使われた「天使の絵の具」が収録されています。

 

 

その裏面。

 

 

サードアルバムの『Midori』です。

飯島さんが作詞作曲された収録曲「いつものパーティー 」には杉真理さんがコーラスとして参加されていました。

 

 

裏面です。

 

 

4作目になる『KIMONO STEREO』です。

飯島さんの名曲『セシールの雨傘』のアルバムヴァージョンが収録されています。

前3作に比べてちょっと趣を変えたアルバムでした。

 

 

その裏面。

 

 

ココまでご紹介して、お気付きの方もおられるかもしれませんが、飯島さんのオリジナル・アルバムには、“超時空要塞マクロス”の主題歌として使われ、爆発的にヒットした「愛・おぼえていますか」が収録されていないのです。

 

実は、この頃の飯島さんは「飯島真理=リン・ミンメイ」というイメージで見られることを極端に嫌っておられて、一時はその顔を見るのも嫌だったそうです。

また、自分の事を歌手、飯島真理としてではなく、リン・ミンメイとしてしか見てくれないアニヲタにも、現実と架空世界の区別がつかない人たちとして嫌悪感を抱いていたそうです。

そのため、“マクロス”のイメージを払拭するために、コンサートではどんなにリクエストがあっても意図的に“マクロス”で使われた曲を外したりしたということです。

 

そして、飯島さんは、1989年に『Miss Lemon』をリリースした後、リン・ミンメイの呪縛から逃れるようにアメリカ人の音楽プロデューサーと結婚して渡米されています。

 

飯島さんが嫌ったリン・ミンメイ関係の曲は、企画アルバムとして『飯島真理SONGメモリー』(1986)にまとめられています。

 

コレは飯島さんにとって初めてのベストアルバムである『Variée』。

 

 

その裏面。

 

 

この当時は、インストゥルメンタルのアルバムも良く作られていましたが、飯島さんもご多分に漏れずにリリースしています。

1985年にリリースされたインストゥルメンタルのベストアルバム『Starlight,Moonshadow』です。

 

 

その裏面。

ちなみに飯島さんは国立音大ピアノ科に在籍していた(卒業はしていない)そうです。

 

 

まめ八の倉庫から出てきた飯島真理さんのLPは以上ですが、オマケとしてシングルもご紹介しておきましょう。

 

まず、12インチシングルだった『HARUKANA HOHOEMI(遥かな微笑み)~黄土高原~』。

坂本龍一さんの「黄土高原」に歌詞をつけてカヴァーしたモノです。

 

 

その裏面。

 

 

良きに付け、悪しきに付け、飯島さんが世に出るきっかけになった“超時空要塞マクロス”の主題歌・EDの『愛・おぼえていますか』。

 

 

コレも飯島さんの代表曲ですネ。

『1グラムの幸福』です。

当時、TBS系でオンエアされていた『わくわく動物ランド』のEDにも使われていました。

 

 

『Midori』のシングルヴァージョン。

 

 

軽い気持ちで受けた“超時空要塞マクロス”のオーディションで抜擢、ヒロインのリン・ミンメイ役という適役を得た事によって時の寵児となった、文字通りのシンデレラガール飯島真理さん。。。

でも、余りに適役過ぎたリン・ミンメイのイメージと自己の音楽的才能に対するプライドとの葛藤に苦しめ続けられ続けたのでしょうネ。(この件については、巷で色々と批判もあるようですが、ご本人にしかわからない苦しみがソコにはきっとあった事だと思いますから、他人が後から“どうのこうの”言う事ではないと思います)

 

最近、飯島真理さんの曲を聴くことは殆どないのですが、飯島さん自身は、現在、過去の色々な出来事や感情をきちんと整理されて地道な音楽活動を継続されているみたいですよ。

【飯島真理さんのHPはコチラ

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ヴェル24 [2012年9月17日 20:46]
こんばんは。

私の中学生の頃に友人がマクロス好きで、飯島真理さんのファンでも有りました。そのため良くこの”愛・おぼえていますか”を聞かされてました。

ヒットが本人を苦しめる結果になるなんて皮肉ですネ。そう言う意味では、仮面の忍者赤影の役者さんもそうですネ。
両人とも、長い時間は掛かったようですが、自分の道を歩まれていて良かったです。
宮ちゃんNO1 [2012年9月17日 21:06]
こんばんは~ 宮ちゃんで~す!

う~ん・・・やはりこの年代微妙に差がるのか?
自分にはピンと来ない(笑)
名前は聞いた事が有りますが・・・歌と成ると???
しかし・・・アルバムからシングルまで揃ってますネ!
コレは・・・お宝でしょう~(爆)

まめ八 [2012年9月18日 20:48]
ヴェル24さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

おお~っ!ヴェルさんの中学生の頃ですか?
私は大学生の頃でした。
実をいうとこのLPとシングルは私の弟(当時、高校生でした)のコレクションなんですよ。(;^_^A
でも、弟に勧められて飯島さんの曲を聴き、とても良い曲が多かったのでカセットに入れて良く聴いていたんですよ。
機会があったら「愛・おぼえていますか」以外の曲も聞かれてみて下さい。

リン・ミンメイ=飯島真理さんの事を、私の友人のアニヲタ君はまるで教祖様みたいに崇拝していました。!(^O^)
今はオヤジになって頭が薄くなった彼に、“オマエみたいなヤツがいたから飯島さんはアメリカに逃げ出したんだろうが!”なんてからかっています。
まめ八 [2012年9月18日 20:54]
宮ちゃん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

う~ん、飯島真理さんがスポットライトを浴びていた時期は余り長くない上に、私の2~3歳前後位がファン層の最高齢だったので恐らく宮ちゃんはご存知ないのかな?

実は、今回ご紹介した飯島さんのLP、シングルは弟のコレクションなんですよ。しかも殆どがCD化されているのであまりお宝ではないのかも。。。(;^_^A
ビックなトトロ [2012年9月18日 20:55]
こんばんは~。

私もリンミンメイですね~。
歌よりアニメキャラが好きでしたf^_^;)

いい声でしたので、また歌出して欲しいですね。
まめ八 [2012年9月19日 22:32]
ビックなトトロさん、こんばんわ。

え~っ!トトロさんもリン・ミンメイですか?
いやぁ~。。。飯島さんも歌も良いですよ~。
機会があったら是非、「いつものパーティー 」とか「1gの幸福」を聴いてみて下さい。(;^_^A