山頂は岩肌むき出しで男性的。でも眺めが最高に素晴らしく、360度の大パノラマ!!
この日はガスがかかっていたが、天気がよければ富士山や日本アルプスなども見える。
奥秩父の山はほぼ見え、東京都最高峰の雲取山、甲武信ヶ岳、金峰山、瑞牆山。
西へ目を転じると八ヶ岳連峰もうっすらと。
また付近はヤシオツツジの群生地で、ちょうど花開いており、
深桃の美しい花を見せてくれた。
着いたときは20名ほどの登山者でごった返していたが、
風景の写真を撮りながら彼らが下山するのを待ち、
まもなく私だけに。早速お昼だ。秩父のコンビニで買ってきたおにぎりやらサンドイッチやらを頬張る。
優雅な気分で腹ごしらえをしていると、にわかに後ろが騒がしくなった。
先ほどのご夫婦がやってきたのだ。
専ら喋ってはしゃいでいるのはご主人のほう。
「お疲れさま。ようやくやってきましたね。」と声をかけると、興奮気味に
「いやァ、鎖怖かったよ。あれ使わないで下りる方法ないの?」と。
あるわけない…。
彼の興奮はおさまらず、写真を撮りまくっているが、カメラの使い方がよくわからず、また私がレクチャー。
何のことはない。日付を入れたり、フラッシュを強制発光にしたり、といったことだった。
最高点は尖った岩場で、立つと足がすくむ人もいるようだが、私は快感。
仁王立ちしたポーズで写真を撮ってもらった。
一方彼はというと、奥さんはさっさとポーズを取っているのだが、なかなか最高点に立てず、
仕方なく岩にへばりつくようなへっぴり腰で写真に収まった。
それにしても凄い枚数の写真を撮っていた。ここだけで20枚くらい撮っていたんじゃないかな。
案の定、しばらく撮ったらフィルムが無くなり、たいそう悔やんでいた。
私が「では撮りますよぉ、はいチーズ。」と言うと、
彼は「はい、グーッ」と言い、口を真一文字にして誇らしげな表情をする。
彼の表情と“グーッ”(写真を撮られる際そんなこと言うのは彼だけだろう)
の由来を思うとおかしかった。
とにかく愉快で陽気でお喋りで楽しい人だった。
いつも傍らで奥さんが柔和な笑顔をうかべて…。
しばらく歓談したのち、私は先に下山することに。
下山し、両神村営の温泉「薬師の湯」で汗を流して帰ってきた。
山では毎回印象的な人に出会う。
もちろんいろんな山にいろんな季節に登るので、全く人に会わなかった山もある。
会った人のなかには、その後友達付き合いまで発展した人もいる。
ただ残念なことに、若い人が少ない!
「中高年の登山ブーム」といわれるが、確かにその通りだと実感する。
私は出会う人からいつも「お兄さん」と呼ばれ、「学生さん?」と聞かれる。
31歳だと答えると皆一様に驚く。普段から年齢より若く見られがちだが、山ではそれが際立つ。
つまりそれだけ若い人が少ないということ。
たまに大学のワンダーフォーゲルや登山部らしき連中に会うが、
ちょうど私くらいの年齢の人が一番少ない。
若い体力のある人達の娯楽のひとつにならないのは非常に残念。
私は今後はフリークライミングやバックカントリーも楽しみたいと思っているのに。
それからひとつ気づいたことだが、ファッションがダサい!
ハンチング帽にウールなどのネルシャツ。
ベージュのパンツにゲートルのような厚手のソックス、茶色の重厚な登山靴。
各人にこだわりがあって結構。上記の例に挙げたモノの機能性や利便性を否定するつもりも無い。
ただ、皆これでは個性が無いじゃないか!こういうスタイルを年寄りがやっているから
若い人達は登山が楽しいとは思いにくいんじゃないか。
その点私は違う!カラーコーディネイトは怠らない。
今回は「ブルー」が基本。そしていつもの私の基本は、冬山以外は「バンダナ」。
昼でもバンダナァ…(T_T)/
今回は上下「ナイキACG」でキメた。暑くなることを予想し、
インナーはPIKOの長袖Tシャツ(紺色)。
バンダナも紺。アウターのナイキはナイロン製で上はブラック&ブルー!下はハーフパンツで黒。
靴はサロモンのグレー。ザックはカリマーのグレー。統一されているでしょ。
私は道具にはこだわる。機能もファッション性も。
その上で、例えば3シーズンなら上下スウェットでもOKと思う。
だからユニクロのジャージやトレーナーでいいと。
その一方で、道具にかける金には惜しまない。非日常の場面で出くわす緊急事態には
道具の持つ機能を100%発揮しなければならない場合があるから。
ま、そんなこんなでみんな!山登ろうぜ!
この日はガスがかかっていたが、天気がよければ富士山や日本アルプスなども見える。
奥秩父の山はほぼ見え、東京都最高峰の雲取山、甲武信ヶ岳、金峰山、瑞牆山。
西へ目を転じると八ヶ岳連峰もうっすらと。
また付近はヤシオツツジの群生地で、ちょうど花開いており、
深桃の美しい花を見せてくれた。
着いたときは20名ほどの登山者でごった返していたが、
風景の写真を撮りながら彼らが下山するのを待ち、
まもなく私だけに。早速お昼だ。秩父のコンビニで買ってきたおにぎりやらサンドイッチやらを頬張る。
優雅な気分で腹ごしらえをしていると、にわかに後ろが騒がしくなった。
先ほどのご夫婦がやってきたのだ。
専ら喋ってはしゃいでいるのはご主人のほう。
「お疲れさま。ようやくやってきましたね。」と声をかけると、興奮気味に
「いやァ、鎖怖かったよ。あれ使わないで下りる方法ないの?」と。
あるわけない…。
彼の興奮はおさまらず、写真を撮りまくっているが、カメラの使い方がよくわからず、また私がレクチャー。
何のことはない。日付を入れたり、フラッシュを強制発光にしたり、といったことだった。
最高点は尖った岩場で、立つと足がすくむ人もいるようだが、私は快感。
仁王立ちしたポーズで写真を撮ってもらった。
一方彼はというと、奥さんはさっさとポーズを取っているのだが、なかなか最高点に立てず、
仕方なく岩にへばりつくようなへっぴり腰で写真に収まった。
それにしても凄い枚数の写真を撮っていた。ここだけで20枚くらい撮っていたんじゃないかな。
案の定、しばらく撮ったらフィルムが無くなり、たいそう悔やんでいた。
私が「では撮りますよぉ、はいチーズ。」と言うと、
彼は「はい、グーッ」と言い、口を真一文字にして誇らしげな表情をする。
彼の表情と“グーッ”(写真を撮られる際そんなこと言うのは彼だけだろう)
の由来を思うとおかしかった。
とにかく愉快で陽気でお喋りで楽しい人だった。
いつも傍らで奥さんが柔和な笑顔をうかべて…。
しばらく歓談したのち、私は先に下山することに。
下山し、両神村営の温泉「薬師の湯」で汗を流して帰ってきた。
山では毎回印象的な人に出会う。
もちろんいろんな山にいろんな季節に登るので、全く人に会わなかった山もある。
会った人のなかには、その後友達付き合いまで発展した人もいる。
ただ残念なことに、若い人が少ない!
「中高年の登山ブーム」といわれるが、確かにその通りだと実感する。
私は出会う人からいつも「お兄さん」と呼ばれ、「学生さん?」と聞かれる。
31歳だと答えると皆一様に驚く。普段から年齢より若く見られがちだが、山ではそれが際立つ。
つまりそれだけ若い人が少ないということ。
たまに大学のワンダーフォーゲルや登山部らしき連中に会うが、
ちょうど私くらいの年齢の人が一番少ない。
若い体力のある人達の娯楽のひとつにならないのは非常に残念。
私は今後はフリークライミングやバックカントリーも楽しみたいと思っているのに。
それからひとつ気づいたことだが、ファッションがダサい!
ハンチング帽にウールなどのネルシャツ。
ベージュのパンツにゲートルのような厚手のソックス、茶色の重厚な登山靴。
各人にこだわりがあって結構。上記の例に挙げたモノの機能性や利便性を否定するつもりも無い。
ただ、皆これでは個性が無いじゃないか!こういうスタイルを年寄りがやっているから
若い人達は登山が楽しいとは思いにくいんじゃないか。
その点私は違う!カラーコーディネイトは怠らない。
今回は「ブルー」が基本。そしていつもの私の基本は、冬山以外は「バンダナ」。
昼でもバンダナァ…(T_T)/
今回は上下「ナイキACG」でキメた。暑くなることを予想し、
インナーはPIKOの長袖Tシャツ(紺色)。
バンダナも紺。アウターのナイキはナイロン製で上はブラック&ブルー!下はハーフパンツで黒。
靴はサロモンのグレー。ザックはカリマーのグレー。統一されているでしょ。
私は道具にはこだわる。機能もファッション性も。
その上で、例えば3シーズンなら上下スウェットでもOKと思う。
だからユニクロのジャージやトレーナーでいいと。
その一方で、道具にかける金には惜しまない。非日常の場面で出くわす緊急事態には
道具の持つ機能を100%発揮しなければならない場合があるから。
ま、そんなこんなでみんな!山登ろうぜ!