※参考記録

日本百名山山頂宙返りを敢行中の【雪崩★マン】が綴る社会学的山岳エッセイ!

下山報告

2006年06月22日 | 山【mountain&climbing】
 ひとまず下山報告します。

 岩手山は素晴らしい山!
しかし、天気が悪すぎた

 昨日(20日)は何とか中腹までは多少の眺望があったが、
標高1600mを超える辺りから濃いガスがかかり、
八合目避難小屋へ着いた頃には一面のガス。
視界は数十mほどだった。

 夜から激しい雨と風。
今日はほとんど視界ゼロ
山頂はメチャクチャな風!
よく下山できたもんだ。

入山予告

2006年06月20日 | 山【mountain&climbing】
 また唐突に山へ行きます!
行き先は東北、岩手の名峰岩手山
火山活動の活発化によって、長く入山規制がされていたが、
昨年それが全面解除された“旬”な山だ。

 実は今日から三連休♪
それはわかっていたことだが、
前回の休みも二連休で、小川山へフリークライミングに出かけていたので、
今日の計画や準備が全く出来ていなかった。
本当は後立山辺りを縦走したかったのだが…。
でも、在宅する休みが無かったので
今日は午前中から掃除やら洗濯やら家事をこなした。
午後は登山の行き先を決定し、計画を練る。
夕方は新宿へ出て、東北新幹線の回数券を買い、
友人に会い、夜帰宅。
そして今準備中。

 あと3時間後には起床して
出発する予定だ。
明日から一泊二日の予定。

 では行ってきます

はぁ~ブラジルぅ?!

2006年06月12日 | スポーツ【sports】
 はいはい、サッカーW杯が始まりましたね

 ところで大のスポーツ通の僕を含め、周囲では
今大会の優勝予想なんてものをしておりますが、
多くの人が
「ブラジル」
と答えている。
それが素人ばかりか解説者までも多くがブラジルと答えている。

 お前たちはバカか?!
誰がそんな予想を聞きたがっているの?!
サッカーを全く知らない人でも
ブラジルが優勝するって予想できるだろ!
「ブラジル」と答えるなら答えないほうがましだ!!
「ブラジル」なんて予想は意味が無い!
「ブラジル」と答える解説者は全く想像力も度胸も無いつまらない男だ!!

 で、僕の予想は「スウェーデン」!!
ラーションとイブラヒモビッチの2トップの破壊力は
今大会ナンバーワンクラス!
何といってもラーションの“飛び込み”の速さ
30歳を過ぎても世界一だと思っている、僕は!

 対抗馬は「チェコ共和国」!!
穴は「アメリカ」と「ポルトガル」だ。

 忙しいのでいちいち解説はしないが、これくらいの予想だと
その中身(理由や解説)を聞きたくなるだろ♪

雪を求めて(5)~いよいよ北穂へ!

2006年06月10日 | 山【mountain&climbing】
奥穂の雪屁が僕を見下ろす。あれが崩れたら…。

 涸沢から北穂へは通常(夏を中心に道のあるシーズン)は
一般ルートとしては南稜を登る。
しかし、この時期は雪が多く(特に今年は)、
東稜と南稜の間の、北穂沢をひたすら直登する。
涸沢小屋を出て登り始めてすぐにその困難さに
心が折れそうになった。
とにかく歩きづらいのだ。

 アイゼンもピッケルも利かない
差し込むピッケルはズブズブと持つヘッドまで埋まってしまう。
踏み込む足は常に膝上まで、ときには腰まで埋まってしまう。
時刻は10時過ぎで、雪が柔らかくなり始めた時刻とはいえ
一歩がこんなに辛いとは…。
G.W.を過ぎているというのに立派に張り出た奥穂の雪屁が
苦闘する僕をせせら笑うように見下ろしていた。

 下りてくる人は何人かいたが、
シリセードで滑ってくる人もいて楽しそう♪
方や僕は重い荷物と足取りに苦悶する。
しかし、そういう表情を見せたくないので
「こんにちは!」
と元気よく挨拶し、皆と言葉を交わしていった。

 さらに僕をビビらせたのは
時折サラサラと音を立てて発生する表層雪崩!
右の東稜、左の南稜から小規模ながら何度も起こった。
ルートを外さないよう北穂沢のど真ん中を直登せねば。

 なかなか近づかない稜線へようやく出たのは
涸沢を出て約3時間後、
北穂高小屋へ着いたのは3時間半後の午後2時前だった。