※参考記録

日本百名山山頂宙返りを敢行中の【雪崩★マン】が綴る社会学的山岳エッセイ!

松井秀喜と牛丼屋

2008年08月07日 | 社会学【socilogy】
 最近仕事が忙しく、夕食は外食が多い。
ま、帰りに某最大手牛丼チェーン店で食べることが多いのだが…
しかも僕は専ら牛丼ではなく、「豚丼」を食べる


 この牛丼屋は現在、ニューヨークヤンキースの松井秀喜をCMに起用し、
彼が美味しそうに牛丼を食べるシーンが印象的
「すすむぅ~♪すすむぅ~♪ご飯がすすむ」とか何とかいう。
店内でも有線放送の音楽の合間に、
「松井選手のように豪快に牛丼を食べて…♪」
とか何とか(*台詞の記憶はかなり曖昧なのでご容赦ください)流れ、
全面的に彼を押し出して、
豪快で美味しくて健康的なイメージを出している。
それはそれでよいのだが、
今日食べながら聞いていてちょっと違和感を感じた。
それは
松井秀喜っていま、そんなに活躍していないじゃん



 かつて、現在ゴルフのアメリカツアーに参戦している
丸山茂樹がものすごく多くのCMに出演していた。
現在は…。
彼が日本のトッププロだった10年ほど前、突如アメリカツアー参戦を表明。
日本のエースの参戦に僕も興奮し、応援したものだった。
しかしその後は大した成績を上げられず、
最近は故障しがち


 宮里藍だってそうだよ!!
今は若いし、かわいいし、
丸山茂樹の渡米当初と変わらないから
CMに引っ張りダコだ。
でもあと2~3年経っても成績が振るわなかったら、
今の丸山茂樹のようになりかねない


 さて、松井秀喜はどうなるか?
牛丼屋も松井秀喜を起用したことを後悔しなければよいが。

関西人のモラル

2008年05月10日 | 社会学【socilogy】
 神戸に引っ越して一ヶ月以上経った。

 エスカレーターで立ち止まるときは右側に立つ、とか
電車が早い(速い)など、
(*誤解を恐れずに言うと、関西の電車はかなり飛ばす!
速い速い!これは文化なのか…。
あの痛ましい事故以降“大人しく”なったというが
それでも東京よりは速い。事故以前はどうだったのか…)

知っていたことは多いが、それでも住んでわかることは多い。

 それにしても残念ながら悪いことに気づく。
それは関西人のモラルの低さ


1.歩行者は信号無視をする
 「車が来ぃへんかったらええやないか」と言うなかれ!
人間はミスをするのだから、100%の安全確認はできないはず。
データがないので検証できないが、
よって歩行者の事故率は東京より多いはずだ。

2.タバコのポイ捨て多い
 タバコのポイ捨ては10年前の日本では半ば常識だった。
“世界の”東京は先駆けて「路上喫煙禁止区域」を都内各所に設けたので
ポイ捨ては随分減ったね。
関西も早くそうすべきだ。

3.当然、路上喫煙者が多い
 信号待ちの間、隣りの人にタバコの煙を吹きかけられることしばしば。
何度か大阪へも行ったが、
梅田やなんば、つまり東京で言う新宿、渋谷、赤坂、上野…
といった都心の人ごみのなかで皆平気でタバコを吸う
というよりそこが路上禁煙区域に指定されていない。
『東京の常識、大阪の非常識』か…。

 大阪在住の友人が言っていたが、
「大阪の連中は車に乗っていて救急車が来ても避けない」そうだ。
実際僕も彼と一緒にいたとき、偶然それを見かけた。
狭い道路で、救急車がサイレンを鳴らしながら近づいたが、
路上駐車し、脇でタバコを吸っていたタクシーの運転手は
車に戻ろうとせず、タバコをふかし続けていた。
救急車の運転者が技術を駆使し、
何度か切り替えしてタクシーを回避し、また走り去ったが。

 モラルは社会が作るものなので、
関西のモラルが低いのはその人の資質のせいではなく、
社会全体が改善しようとしないからだ。
早く“東京並み”になってほしい。
橋下知事には条例を制定して、
関西人(大阪府民)のモラル向上に尽力してもらいたい。

タイってところvol.2

2006年09月24日 | 社会学【socilogy】
 タイはこの50年間ほどで
10回以上クーデターを起こしている
国だ。
前述の通り、軍と警察が異常なほど権力を握っている国。
つまり、政治家、要するに首相よりも軍のほうが強い。
その首相を軍が退陣させたことは自然だし、
言い換えれば、この国はクーデターによってしか
政治改革を行なえない
のだ。

 僕はタイのこの単純さが好きで、
ルーズでイージーな国民性が好きなのだ。
日本人の感覚からすれば
クーデターとはドラマチックでダイナミックで
まあ、“NHKスペシャル”的な内容であるものだと
思い込んでいるようだが、
タイにおけるクーデターは
そのセンセーショナルさでは
郵政民営化に反対した議員を公認しない
プロ野球球団を買収するためにコミッショナーと対決する
といった類いとあまり変わらないのだ。
 それに国民はクーデターを期待していたし、予想していたし、
首相への期待が裏切られた分、軍への期待も大きかった。
“微笑みの国”は実は軍事国家なのだ!
つまりは政治的には非常に未成熟な国で
その意味ではある種の『危険性』はあるが、
それが世間で言う「危険な国」という意味では全く無く、
むしろ諸外国の中では非常に過ごしやすくて安全な国の一つである。

 昨日の僕の日記はそういったタイの事情を
よく理解して書いたつもりで、
なおかつ研究者はともかくとして
一般人としては最上級のレベルの高い見解とユーモアを
述べたつもりである。
ま、ネットで日記を公開している以上
ある程度のアクションは期待しており歓迎だが、
どうも的外れな、レベルの低い見識とユーモアを解しない
批判があったので削除した。
今後も批判は大いに結構だが、
僕とまともに語り合えるレベルを望む。

やはり「本人不在」

2005年01月03日 | 社会学【socilogy】
 年始の挨拶は、年賀状で済ませたので
(*届いた方、どうでした?今年の僕の賀状は)、抜きにして…

 今年もまたしても、本人不在ぃぃぃーーーっっっっ!!!

 まあね、昨年に引き続きなので、あまり嫌味っぽい言い方はしたくなのですが…。
皆様、毎年、僕のような風来坊に年賀状を出していただき、ありがとうございます!
いや、ホント、ありがとう!!年末の忙しい時期に一生懸命書いてくださったのだから。
そのご尽力に感謝し、僕は心から嬉しい。その気持ちが一番強い。
しかしね、やはり、今年も『本人不在』なのよ!

 もう何年もあなたの子供の写真しか僕は見ていません!!
そういう方が多い。なんとかしようよ。歳をとったから、見せたくないの??
それでもさ、僕は毎年皆様の様子を案じ、皆様の様子を知りたいのです。
「何年間も子供の写真」。それはあなたがそういう状況だということですね。
つまり、自分のすべては子供であると。
それは結構。理解できます。家族ですもの。その気持ちを大切にしてください。
でも、僕はあなたとの思い出やら情報をいっぱい共有できるし、容姿を思い出せる。
それらが時を経た今、どうなっているのか、それが知りたい。
僕はあなたへの感情やら親しみやらをいっぱい抱けるが、
あなたの子供へはあまり抱けない。

 だから、年賀状は挨拶状なのだから、自分のことを書こうよ。
写真には自分も載せようよ。

ボランティアの心得

2004年10月30日 | 社会学【socilogy】
 「新潟中越地震」の被災地で、毛布や衣類が“ダブ”ついている。
全国から送られてきたこれらがもう余っているのだ。
足りないもの、望まれているものは「生鮮食料品」(肉や魚)だそうだ。

 また、送られてくるものを仕分けする人が足りず大変らしい。
震災後まだ五日しか経っていない。被災者は自分の生活を確保・維持するのに必死で、
やみ雲に送っても、彼らのなかからそれらを仕分けする人を選ばなければならない。
まだ、自衛隊や自治体、企業が、ライフラインや住居、風呂、道路などの
ハード面の復興を行なっており、
(まだ、実質“行なっている”段階ではない)マンパワーが足りない。
だからといって、ボランティア精神溢れる若者や時間のある者が出向いていっても、
彼らを統制する組織や段階も未整備。何も出来ず、オロオロするのがオチだろう。
自衛隊や自治体の邪魔になりかねない。

 だからといって、行って無駄かというとそうじゃない場合もある。
阪神淡路大震災のとき、学生だった僕の友人は、春休みに何のツテも情報もなく、
車でボランティアに出かけ、車があるということで重宝された。
といっても、これは震災から二ヶ月ほど経ったときのこと。
やはり効果的なボランティア活動ができるのは、もう少し先かもしれない。

 阪神淡路大震災を経験している、現代日本人でも、
なかなか“いいボランティア活動”は難しい
大事なことは、現地の情報収集・把握に努め(何か必要か、何に困っているのか)、
そのうえで、自分に何ができるのか、を考え、行動すべきである。

 僕は今日、自分が考える、現時点で自分ができる最良のボランティア活動として、『義援金』を振り込みました。

本人不在

2003年01月11日 | 社会学【socilogy】
 まんずは、皆様!私、雪崩★マンからの年賀状が届かず、
ご心配&お怒りの気持ちを抱いていらっしゃる方も多いと思いますが、
言い訳ですが、“多忙”のため、賀状作成が大変遅れており、
申し訳ございません。
実はまだ一枚も作成しておらず、しかしながら60枚の年賀はがきを購入済でして、
なおかつ私、履歴書の趣味の欄に『年賀状作り』と書いており(マジよ)、
絶対に入魂の年賀状を作って、送付させていただきますので、
しばらくお待ちください。

 その年賀状だがね、近年僕の元に届く年賀状は画一的・没個性的でつまらない!!
つまらないだけならまだいい。気になるのは『本人不在』の年賀状が非常に多いこと。
年齢的に結婚して、子供がいる人が徐々に増えてきているのはしょうがねー。
むしろ当然だ。
しかし、その賀状に子供の写真だけというのはどういうことだ?!
俺はきみ(猿似の子供たち)の知り合いじゃなくて、
きみ達のお父さんやお母さんの友達なんだよ。
肝心のお前(僕の友達)は何してる?どんな容姿なんだ?
田舎のある友人(女性)はまめで毎年年賀状やら暑中見舞いやら
年に2~3通のはがきをくれる。
そこにはもう7歳になる息子の写真ばかり。
本人の写真はこの10年間で一度も見たことがない。
彼(息子)の様子は生まれてから今日までの7年間、
僕はつぶさに見させてもらった。
最初は猿みたいだったのに、今じゃあしっかりカメラ目線でポーズを決め、
人間らしい。でもね…。

 気持ちはわかるさ。嫁さん(旦那さん)は大事だろう。
子供が生まれたら彼らが生活の中心になり、
もっと大事になる。可愛いし、人に見せたいでしょ。
でも、「年始の挨拶」だから受け取る人のことも考えようよ。
年賀状だけの付き合いの人ってみんな結構いるでしょ。
そういう人に今の自分を見せてあげようよ。

 とはいっても年賀状に何を載せるか、何を書くかなんて自由に決まってる。
子供の写真を載せている人は子供が大事なんだと思うよ。
ただこの『没個性的年賀状文化』を打ち破りたいとは常に思っているんだよ。
しかし、僕に年賀状をくれる人はみんな大事で大好きな人たちさ!
だからこれからも年賀状ちょうだいね。
僕に年賀状をくれる人の子供なら毎年喜んで拝見させていただきます。

ゲーム脳

2002年10月23日 | 社会学【socilogy】
 「ゲーム脳」という現象(?)がある。
 現実世界にロールプレイングゲームを持ち込んでしまう脳の病気(?)である。
先日、祖母を殺害した中学生はゲーム脳に罹っていたらしい。
まさしく「プレイステーション世代」の悪例であろう。

 世の中はすでに“終末”に向けてゲーム世界のヴァーチャルを
具現化する方向へ動き始めている。
こりゃあ北朝鮮はかなりヤッてるね!!
日本の文化や映画が大好きな“将軍様”ならきっと。
 工作員などに徹底的にPS2を軍事的に改良したゲームをやらせて、
(軍事的に)優秀なゲーム脳の持ち主を育成し、
ロールプレイングゲームの主人公になりきるように、
ゲーム脳により覚醒・分裂したひとつの別人格となり、
あらゆる手段を駆使して、“祖国のために”尽力する戦士を作り出しているんじゃ…。
あッ、これ読んだ工作員の人たち、僕を拉致しないでね。
PS2持ってないし、ゲームやらないし。

 私の知人の甥(3歳、オーストラリア人)はすでにPS2でバリバリ遊び、
ゲーム脳を育成しているらしい。
かなりの部分は自分で操作できなくて、かんしゃくを起こしている。
これが長年蓄積されれば、とてつもない犯罪者になるのではないかと、
彼(知人)は心配している。
このような子供がどんどん再生産されれば、社会は崩壊するんじゃない?!
ワシントンの連続無差別銃撃事件の犯人もプレステ世代の若者だと思うけどなぁ~。
ゲームの世界は現実より複雑で緻密になってるからね。

 すでに自分の中の他者が主体になってしまう時代に突入した。
ゲームによる自己と他者の不断なる連続が両者を融合し、新しい自分に覚醒している。
または「アイデンティティーの危機」ともいえよう。
 いやァ怖いね。宗教、管理されたドラッグ、そしてゲーム。
これらが国家を超越する武器として利用される日も近い。
いやすでに某国では利用されているかもしれない。

 繰り返しますが、工作員の皆様、および将軍様とその関係者の方々、
本当に僕を拉致しないでください!!
ゲーム脳についても不勉強で何も知りませんから。
ちなみに北朝鮮にはいい山ありますか?

ニッポン、チャチャチャ♪

2002年06月03日 | 社会学【socilogy】
 フジテレビの「EZ!TV」で『日本市場を目指す韓国アイドル』
といった風の特集を報じていた。

 日本におけるCDの売り上げは韓国の何倍もあり、そのため韓国人アーティストにとって
日本は最も“おいしい”市場であり、彼らの多くが日本語を学んでいる。
それは(日本のCD売り上げが多い)アジアの他国と比較しても同様だろう。
このことは音楽・芸能界のグローバル化が進み、
その頂点にJAPANがあることを示している。

 私は二月にタイを訪れたが、CDショップにおける日本のCDの人気の高さには驚いた。
たいていの日本人人気アーティストのものはある。あゆもモー娘もケミストリーも。
しかも日本で買うより格段に安い!しかしタイ人アーティストのものよりは高い。
しかし私はタイ人アーティストの「素材」のよさを見た。
 タイで大人気の女性デュオに『チャイナドールズ』というアーティストがいる。
歌って踊れて、そこそこ可愛くて、ポップでキッチュで、日本ではモーニング娘のような存在。
 私の偏見もあったのだが、驚いたことに、顔立ちやスタイルは日本人に混じっても区別がつかない。
これは街で見る普通のタイ人に対しても同じように感じた。
ただし地理的な特性だろうが、インド系の色の浅黒い人たちや、
欧米系のブロンドや青っぽい眼をした人もいる。
でも中華系が一番多いんだろうね。日本人とあまり変わりない人が多い。
ユンソナやビビアン・スーは見た目には日本人と区別つかないでしょ。
 それから皆例外なく“痩せて”いる。スタイルがいい!手足長い!

 余談が長くなったね。チャイドールズの音楽は日本人が聴いても違和感はない。
ただしビミョーにポップ!南国だからか、ノリがいい。そこが気に入った。
CDも買って帰った。
 いやいや、そんなことを言いたいのではなく、彼女たち日本へ行ったこともないのに
片言の日本語が喋れる。そういう芸能人タイには多いし、アジアには多いんじゃない。
これは言うまでもなく、彼らが日本市場を重視しているからだろう。

 何もかもが「W杯」を契機にグローバル化し(今は韓国が熱いが)、
どんどんアジアの文化や人が流入してくる。
日本人だけがそれを感じていない。

池袋ウエストゲートにて

2002年05月27日 | 社会学【socilogy】
 あっ、コンバンワァ。ねェ、これから帰んの?
あれっ、買い物したんだァ、見せてェ。
なァ~に無視してんのォ。それよかさァ、ちょぉーっと遊んでかない?
いいでしょ!いいと思うんだよなァー。ちょちょーっと待てよ!!
んだよォ!バカヤローッ!!

 昨日夜、池袋駅西口の西口五差路(交差点、マルイシティ前)にて信号を待っていたら、
隣りの女性が、背後にいた趣味の悪い黒のスーツを着たやたらと色の黒い男に上記の口調で
ナンパされていた
彼女は凄い形相で彼を睨みつけ、足早に逃げていった。

 私はナンパを否定しない。そこから恋が始まったり、それがきっかけで結婚した知人もいる。
しかしナンパというとどれも上記のようなワンパターンで“つまらない”
はっきり言えば、バカなのだ
ぶん殴ってやりたいほどバカだね。
 ナンパが嫌悪されるわけはこのように“偏差値の低い”ことをやっているからだ。
バカで、品がなく、金のない男が好きだという女性はいない。
ナンパは、そういう男が、それを象徴する行為だからダメなんだよ!
だからお洒落に、ウィットに富んだ、偏差値の高いナンパをすればいい!

 「東大生のホスト」ってテレビで見た。そんなのモテ過ぎて反則じゃん!
何故なら東大生というのは「偏差値の高さ」の証であり、全ての面で「エリート」の象徴である。
また、ホストはモテるための技術に長けている。知識もテクニックも一流。
「偏差値の高い」付き合い、トークをしている。

 おや?考えてみたら、
ナンパという行為は東大生のホストと対極にいる連中がやっているんじゃない?!
バカで、品がなく、金のない連中がね。つまり、ナンパはそういう「モテない」男が
何とかして女性をゲットしようとする苦肉の策なんじゃないか!
「モテる」男はナンパなんてしなくてもモテるからね。

 以上、猿でもわかる、チョー簡単な『ナンパの社会学』講義でした。