※参考記録

日本百名山山頂宙返りを敢行中の【雪崩★マン】が綴る社会学的山岳エッセイ!

那須を走る~いや、ときどき走る…

2010年06月28日 | 山【mountain&climbing】
こんなに気持ちよく走れる区間はごくわずか…


 6月26日、6年ぶりに那須へ行った。
前回は友人と一緒でペースを上げられず、
那須の茶臼岳の登頂と周遊だけだったが、
今回は「独り」
しかも「トレラン」スタイルだから軽くて早い
で、茶臼岳~朝日岳~三本槍岳の縦走を
サクッと3時間ほどで完走
ただし、那須は活火山で岩場・ガレ場の連続。
さらには鎖場も続くので走れる区間はほとんどなかった
まあでも貴重な梅雨の晴れ間を縫っての山行ですから…。

3,141mでの宙返り

2009年10月07日 | 山【mountain&climbing】
 今回紹介する動画は前回同様、「日本百名山山頂宙返り」
ただし、今回は自己最高所での遂行である
場所は南アルプス南部の主峰「荒川岳」(東岳、悪沢岳ともいう)。
標高は3,141m
これまでも「北岳」(南アルプス、3,193m)、「奥穂高岳」(北アルプス、3,190m)
などでも行なってきたが、
いずれも山頂はあまりに狭く、あるいは足場が悪く、危険極まりなく、
仕方なく、少し下った山小屋の前で遂行したので
今回が自己最高所での達成である

 あれ?「間ノ岳」(南アルプス、3,189m)で達成したことあったな…。
ま、そのときはデジカメを所有しておらず、動画が無い。
ちなみに今回の荒川岳での山頂宙返りは今年7月下旬に行なった。

初の動画公開!

2009年10月04日 | 山【mountain&climbing】
 僕の人生の試み、
『日本百名山山頂宙返り』については度々触れてきたし、
雑誌(ワンプラスワン2007年11月号<時事画報社>、山と渓谷2007年12月号<山と渓谷社>)
などにも取り上げられ、身近な人々はご存知のことと思う。
今回ははじめてその動画を公開しよう!!

 今夏、友人を無理矢理誘って行った北アルプスの名峰「乗鞍岳」にて。
遂行後に旬のウサイン・ボルトポーズを行なっており、必見
乗鞍岳は3000m峰だが、標高2700mの畳平までバスで行けるので
僕は“日本一平易な3000m峰”と吹聴している。
この畳平に先日野生のツキノワグマが出没し、
観光客らを襲い、猟友会に射殺された

走るばかりじゃなくて…

2008年09月21日 | 山【mountain&climbing】
薬師岳への途中の鞍部で。突然晴れ間が!


 前回「走る靴」を紹介したが、
僕の“本業”は縦走登山である。
忙しいのでちょこっと紹介♪

 写真はお盆に北アルプスの薬師岳を縦走したときのもの。
三泊四日だったが、毎日午後から激しい雷雨になり、
予定のコースを短縮し、室堂から入り、新穂高温泉まで縦走の予定を
折立への下山に変更した。
三日目の夜にはテントの前室内でサンダルが浮く、という
面白いやら恐いやらの雨
しかし、総じて楽しかった


 写真は三日目の午前中。
薬師岳への縦走路の途中、鞍部に差し掛かったところで
急に晴れ間が出てきた
池塘も現れて絶好の写真撮影ポイントで
恒例の一眼レフ独り撮り

走る靴たち

2008年09月15日 | 山【mountain&climbing】
今回も派手な面々が揃った!


 「トレイルランニングを始めようと思う」
僕は年頭に宣言してしまった


 まだトレーニングすらはじめていないが、
今日は登山ではなく、トレイルランニング(以下トレラン)のために買った
靴たちを紹介します


 今回は簡単に…

 トレラン専用シューズは一足だけで、
それがごく最近買った、一番手前の赤いド派手な靴
THE NORTH FACEの『Rucky Chucky(ラッキーチャッキー)』
硬いシャンクが入っており、一般のジョギングシューズよりは
登山靴に近い硬さがある。
トレランは野山を駆けるアクティビティーなので、
一般道には無い悪路の上り下りが多く、前後・左右へのねじれ剛性が求められる。

 奥の左はアディダスのジョギングシューズ(名前は失念)。練習用、つまり一般ロード用に買った。
ラッキーチャッキーが400g以上の重さがあるのに対し、これは220gと超軽量。
ジョギングシューズというよりは
レース用の軽量シューズだ。

 奥右はナイキの『AIR MAX 360』
一般ロード用なので、これも練習用だが
アディダスのものより重く、320gほど。
しかもシャンクが硬く、トレランシューズのよう。
だから気に入って買った。
実際のレースやトレイルで履く靴に近いもので練習したかったから。
僕は登山靴で硬い靴には慣れているので
この靴が一番履き心地がいい

 アディダスで何度か近所を走ったことがあるが、
最近ナイキで走ったところ、すごく走りやすく、気持ちがよい
ま、靴に体力がまだ追いついていないのだが…。

ちなみに今夏の縦走予定

2008年08月04日 | 山【mountain&climbing】
 本社勤務になり土日休みになった。
多少出世し、給料が上がったが休みは減った。
その休みが土日
(*しかも規定で休みが減ったので土日も完全には休めない)
ということは、
“人が多いとき”に山へ行かなければならない
当然「お盆」に“山へ行かなければならない”のだ

 今年は「薬師岳・黒部五郎岳(できれば鷲羽岳も)縦走」
8/14~17の予定。
もちろん僕の夏の定番、「単独テント泊」だ。
また、マゾ的に苦しい山行になるみたいだ
でも、それが楽しいんだなぁ

ぼくの仲間たち(最強登山靴たち)

2008年08月03日 | 山【mountain&climbing】
オールスターキャスト勢揃い♪まだまだ増える予定!


 二年ほど前に紹介したが、多少のメンバーの入れ替えがあったので
今日は再び、“ぼくの仲間たち”を紹介します
二年前のブログからコピーしてきた文章ばかりだけどね…。
実は昨年、長年使用し、ほとんどの僕の山行を共にしてきた
「サロモン」の靴が壊れ、引退させてしまった。
この靴を使用してきた数年間、僕の登山の技術・知識は向上し、
いくつかの靴を購入し、使用してきたが、
サロモンが無くなり、代わりの靴が必要になった。
そして買ったのが2.だった。
しかし、靴としては大変素晴らしく、完成度も高いのだが、
微妙に僕の足に合わず、やや小さいのだ。
といってもそれは僕が悪く、店で買うとき散々迷って買ったが、
単にそのサイズ選択を誤ったのだ。
何度か使用してきたが、指が痛くなるので、
また代わりの靴を探しており、そして手に入れたのが1.である



1.hanwag(ハンワグ) 「マウンテンライト」
輸入代理店:(有)タカダ貿易 定価:¥39,375(税込)
スリーシーズン縦走用(一般仕様) 重さ:約750g(片足)
2008年7月購入
 写真真ん中左の靴。最近加わったメンバー
グレーというかちょっとモスグリーン調の色で、
カットの高い靴。
現在の「マイ・ベスト・シューズ」
幅が広過ぎず、狭過ぎず、ちょうどよい。
たいていの人は靴選びで「幅」を一番気にするし、僕もそう。
この靴は本当にピッタリだった♪
現代の登山ではこのクラスの靴は「準重登山靴」に属してもおかしくないが、
僕にとっては程度が一番軽い靴だし、
ハイキング程度でもこの靴がよい。
ベストシューズである所以は、
ハイキングから夏のテント泊縦走にもちょうどよいから。
まだ、先々週の「大台ケ原山」、先週の「後山」
登山でしか使用していないが、
僕が履いてきたなかで最高の一足であることを実感した
完全防水透湿のGORE-TEXブーティー使用。
ソールは“天下”のvibram(ビブラム)
1921年に生まれた伝統あるドイツの登山靴専門メーカー、
hanwag(ハンワグ)製。


2.Kayland(ケイランド) 「*モデル名不明」
輸入代理店:(株)ハミックス 定価:約¥40,000
スリーシーズン縦走用(ヘビー仕様、準冬期対応) 重さ:約730g(片足)
2007年1月購入
 写真真ん中の段右のグリーンで、黄色のアクセントのある靴。
サイズを失敗した痛恨の一足
それさえしなければこれがベストシューズになっていた。
本当にこの靴には申し訳ないことをした。
指が痛くなるのは毎回ではないが、一日5時間以上の山行だと
間違いなく痛くなる。
セミワンタッチアイゼンも装着可能で、この軽さの靴はなかなかない!
万能で最高の靴なのだが…。
防水透湿素材EVENT使用。
ソールはこれもvibram(ビブラム)
1994年誕生の新しいイタリアの登山靴メーカー、
Kayland(ケイランド)製。


3.GARMONT(ガルモント) 「ピナクル」
輸入代理店:(株)キャラバン 定価:約¥40,000
スリーシーズン縦走用(ヘビー仕様、準冬期対応) 重さ:950g(片足)
2005年9月購入。
 写真奥左の黒に黄色の紐とソールがアクセントの靴。
 これは前出の靴に比べるとかなり重い。
用途としては①積雪があるかもしれない山、
あるいは②荷物が20kgを超える山行、にはよい靴だ。
①について、重い靴はキックステップで雪を蹴り込むのに適しており
積雪が少なく、普通の歩き方をしていては転倒したり歩きづらさを
感じるが、アイゼンを着けるほどではないといった山行によい。
また、硬いこともキックステップには適している。
②について、柔らかい靴は重い荷物を背負ったとき、
足首に負担がかかり(筋力を要する)、長時間歩くと疲労がそこに蓄積する。 
その点硬い靴はその硬さで荷物の重さを受け止めてくれるので多少楽だ。
ただし、僕個人的には1.の靴を大変気に入っており、筋力もあるので
荷物が20kgを超える長期縦走(3泊以上)でも、
積雪がないなら1.を使う。
 これも内部はGORE-TEXブーティー
ソールはのvibram(ビブラム)
イタリアの登山靴の聖地、モンテベルーナの
GARMONT(ガルモント)製。


4.SALOMON(サロモン) 「プロアイス」
輸入代理店:アメアスポーツジャパン(株) 定価:¥39,900(税込) 
アイスクライミングおよび冬期縦走用 重さ:980g(片足)
2006年1月購入。
 写真右端の黒とオレンジの派手なツートンカラーの靴。
 これは僕が所有している登山靴の中で一番ハードな仕様になっている。
メーカーは「アイスクライミング」の“プロ仕様”と謳っており、
僕には少々手に余る代物だ。
しかしこの靴の魅力はこの類いの仕様の中では抜群の軽さ
そしてSALOMONの靴は比較的そうなので有り難いが、安価であるということ。
この靴が最も得意とする分野はアイスクライミング
しかし、アイスクライミングをする場所までは飛行機でひょいと
連れて行ってくれるわけではない。
その場所までは雪や氷の山を歩いていかねばならない。
それに氷壁を登ってからも稜線上のハードな冬期縦走が待っているかもしれない。
そういうシチュエーションにも対応している。
写真には写っていないが、黒いプラスチックのプレートが付属されており、
足の甲の部分、つまり靴紐を通して交差している部分の下に
装着できるようになっている。
これを装着すると足の甲からつま先にかけて“固まり”、
垂直の氷壁で縦爪のアイゼンを氷に蹴り込みやすくなるのだ。
こういうアイスクライミング用の武器も装備している。
 内部にThinsulate(シンサレート)という薄くて軽い保温材が使われている。
ソールはSALOMON contagrip
メーカーはスキーなどでもおなじみのSALOMON(サロモン)


5.NEPA(ネパ) 「アント・ベルクロ」
輸入代理店:(株)マジックマウンテン 定価¥10,290(税込)
フリークライミング用 重さ:210g(片足)
2006年1月購入。
 写真手前右の黄色い小さい靴。
 フリークライミングは知っていてもその用具についてはあまり…
という方は多いだろう。
靴だけではなくいくつかの用具を必要とする場合もあるのだが、
詳しくない方のために簡単に靴について解説すると
これは履いて歩くと痛いくらい小さい靴がちょうどよい。
立てないくらい痛い靴は小さすぎ、片手を添えてスポッと入る靴は大きすぎ、
それがクライミングシューズを選ぶポイントだ。
というのも、岩場でもクライミングジムでも、小さな微妙な
出っ張りを足がかりとして次のホールドへ向かわねばならず、
そのためにはその一点に力を集中させられるような作りが靴には要求される。
バレエダンサーのトゥシューズと同じように考えていただければよい。
なお僕の足のサイズはたいてい25.5cm、たまに25cm、
これが通常の靴(登山靴もそう)のサイズだが
このクライミングシューズは24.5cm!!
つまり2サイズ小さい(0.5cm刻みなので)靴を選んでいるのだ。
そしてそれがクライミングシューズの選び方の標準である。
今回は僕の足と比べた写真を掲載していないが、
この靴は僕の足よりも小さいのだ!!
くどいようだが、それが標準。
そうでないと細かいムーヴはこなせない。
当然つま先はギュッと内側に丸め込む形で靴に納まっており
15分くらい履いていると痛くなる。でもそれが標準!!
ま、僕もフリークライミングは素人同然なんだけどね♪
 メーカーはイタリアのNEPA(ネパ)


6.FIVE TEN(ファイブ・テン) 「モカシム・オンサイト」
輸入代理店:(株)キャラバン 定価¥14,175(税込)
フリークライミング用 重さ:257g(片足)
2007年3月購入。
 写真手前左の赤い小さい靴。
 4.はクライミングシューズとしては驚きの柔らかさと履きやすさが魅力だが、
それゆえ、やはり「初心者向け」の感は否めない。
しかもソールも柔らかく、フリクションがあまりよくない(効かない)。
つまり、引っ掛かりが弱い。
そこで自身のクライミングのレベルアップのために
ついにクライミングシューズの王道、天下の「ファイブ・テン」の靴に手を出した!
ソールは多くのクライマーたちから絶大な信頼を得る
「ステルスC4」!!
クライミングの聖地、アメリカのヨセミテで誕生した
FIVE TEN(ファイブ・テン)製。
ファイブ・テンは「5.10」と表記し、
クライミングのグレードの高さを表す。
「いつかのこのグレードをオンサイトしたいねぇ♪」
なんて言うと、わかる人はわかる
ちなみにクライミングシューズなんて重さは関係ない。

大台ケ原山

2008年07月20日 | 山【mountain&climbing】
大台ケ原山下山途中の沢で。おなじみの“独り撮り”


 毎度のごとく、詳細な報告は後日として
(*と言いつつ、多忙ゆえ報告なんてしていない
こちらにきてはじめての日本百名山、
紀伊山地の『大台ケ原山』へ登ってきた
んんでもって、先週は兵庫県の最高峰、
『氷ノ山』(ヒョウノセン)へ登った。
うーん、今日はそれだけ…。

12個めのザック

2008年07月12日 | 山【mountain&climbing】
実際はもっと明るい黄色をしている。


 先日、12個めのザックを買った。
もちろんその12個は全て山用ザックである。
今回は今まで持っていなかった
(*12個持っていてもまだ“持っていない”種類のザックがある)
「雨蓋付き、日帰り用(容量30リットル以下)」のものである。
ドイターの「フューチュラ26」
僕の持っているザックのなかではかなり小型に部類に入るが、
一般的には日帰り用としてはやや大きいか
僕は日帰りでも、コンロ、コッヘル、食料を持参し、
山上で食事を作り、コーヒーを楽しむ
だから26リットルという容量は決して大きくない。
むしろギリギリ
これまでカリマーの30リットル、「ホットパラシュート」という
超高級&軽量だが評判のよくないザックを使っていた。
軽くて、シルナイロンを使った先駆けのザックで、
斬新なデザインと色(僕は漆黒をチョイス)が気に入っていた。
ただ、背負うとフニャっと肩、腰のパッドが崩れてしまい、
我々業界の間でも評判は悪かった
しかも、この大きさで2万円以上する価格がネックだったのか
一年でドロップアウトしたザックだった。

 その点、今回買った「フューチュラ」は
元々定評のある肩、腰のパッドは“カッチリ”しているし、
これまでやや重いことが唯一の欠点だったが、
今年からモデルチェンジされ、軽量化も図られている。
背面は独自の「エアコンフォートシステム」を採用し、
空気の流れを作り、蒸れを軽減&汗の乾きを促進♪

 でまあ、このザックで先日の『大雨の剣山』へ行ったのだ


 二週間ぶりの休みで日記を更新してみた…。

サクッと6年ぶりに

2008年06月25日 | 山【mountain&climbing】
山頂にて。恒例の「独り自分撮り」。


 日曜日(6月22日)、サクッと
6年ぶりに四国の地を踏んだ

 高速道路を利用し、神戸から淡路島を経由して
一気に鳴門へ“上陸”した。
目的は標高四国第二位の「剣山」に登るためだが。
でも、四国へ渡った瞬間涙があふれた。マジで


 で、詳細なレポートは後日行なうとして、
まずは登頂&下山報告
日本百名山、しかも日曜日の登山にもかかわらず、
悪天候のためか、一人の登山者にも会わなかった

行きたくて行きたくて!!

2008年06月15日 | 山【mountain&climbing】
先週行った淡路島。夕方の人気のない東の海岸。


 行きたくて行きたくてたまらないのです
山へ


 昨日も稼動計画と休日規定の関係で仕事
今日こそ山へ行こうと計画を立てていた。
先週、淡路島へ行き、
翌日、どうしても山へ行きたかったが、
兵庫県をはじめ、関西地方全般的に
「曇りのち夕方から雨」という天気予報だったため
諦めていた
でも、どうしても山を見たくて、
「今度登る」という計画のための下見と称して
兵庫県最高峰の『氷ノ山』の麓まで行った。
あっ、ご存じない方のために
これは「コオリノヤマ」ではなく、「ヒョウノセン」と読むのです

 事実、夕方から小雨になり、
雨中の高速道路バイク走行は緊張を強いられたが。
それでも氷ノ山登山口までの経路、時間はわかったので
今日登ろうと思っていた。


 しかし、昨日会社の先輩
(昨日は三宮の店舗の応援をしていたので、そこの店長のJさん)
が、前日四国は徳島の最高峰、
そして西日本標高第二位の山
『剣山』に登ってきたという話を聞き、
昨日急遽ターゲットを剣山へ変更!
昨夜は準備万端にして、就寝した。
天気が芳しくなかったので一抹の不安を覚えながら…。

 そして今朝、天気予報を見たら
徳島県山間部は
「曇りのち昼から雨」
氷ノ山も見ると、剣山よりはましだが、
やはり夕方からは小雨が降るようだ。
興奮気味に5時前に起きて、天気予報を見たら
そうだったので、もうふてくされて二度寝をした


 そういう経緯とは無関係の写真は
先週の淡路島でのひとコマ。
遠くに風力発電用(?)の風車が見える
淡路島南部ではこの風車をたくさん見かけた。

スノボトレーニングに

2008年02月01日 | 山【mountain&climbing】
 かねてより述べているように、
僕の新たな目標に
『日本百名山スノーボード滑走』
がある
しかし、これは『百名山山頂宙返り』より困難

1.時期が限られる(冬期のみ)
2.場所が限られる(冬でも雪の付かない急峻な岩稜や滑走できないほどの急斜面は無理)
3.僕の技術が発展途上である

といった理由から。
1.2.の理由についてはクリアできないので、山頂宙返り同様
「直下の平坦地」、「直下の山小屋前」…といった条件付で
片付けていこうと思うが、
3.についてはただ練習すれば上手くなるので
今季(最近)はこれに目標を置いて過ごしている。
つまり、昨年の12月のスノボシーズンインから何度かゲレンデで
練習を重ねてきている。
とはいえ、時間にもお金にも制約はあるので
12月に長野県の「木島平」へ一泊二日、
1月に長野県の「車山高原」へ一泊二日、
新潟県の「赤倉温泉」へ一泊二日で
それぞれ出かけ、練習している。
今月も二回出かける計画がある
それゆえ、最近はやや登山の頻度が減ってきており、
山へのモチベーションが下がったのではと思われがちだが、
これも全て百名山山頂スノボ滑走のためだから


 さて、トレーニングにおいて多少の不満がある

 百名山山頂スノボ滑走は
いわゆるバックカントリー、オフピステ、つまりゲレンデ外を滑るわけで
当然整備・圧雪されたゲレンデとは勝手が異なる
深雪である場合が多く、具体的には後ろ足加重が中心の滑りが基本になるわけだが
ゲレンデではこの滑りではスピードに乗れず、
またターンもスムーズに切れない。
最近は「非圧雪、未圧雪」を謳うコースを持つスキー場もあるが
そこも人気コース(*とはいえ上級者斜面が中心なので滑れる人は限られる)
になるので、午後になるとかなりバーンは荒れ、練習にならない。

 雪崩などの事故の可能性があるため、安全面を考慮し、
圧雪されたゲレンデが多いのだろうが、
雪崩への啓蒙活動は
一部の山ヤ(登山愛好者やマニア)でのみ行なわれている感じがし、
その技術、装備はなかなかスキーヤー、スノーボーダーには知られていない

「雪崩」は気象学、物理学などの学問の対象にもなっており、
かなり成熟しているので、
きちんと学び、技術を習得し、それなりの装備を持てば
対処できるし、十分楽しめるはずなのに…
かく言う僕が十分な技術と装備を持っているわけではないと
自覚しているので、これについてもまだ発展途上なのだが。


 まあでも、僕はスノーボードそのものも楽しんでいるし、
ゲレンデで滑ること自体には不満はない
スノーボードに関することならあらゆることに興味があり、
今季は友人にボード、ビンディングを提供したし、
彼らのボードのチューニングやワックスがけも施している。
そして今一番欲しいものは
自分の滑りをチェックするための
デジタルビデオカメラである
2~3年後、テレビを買い替えるなら
今使っているブラウン管テレビは間違いなく消滅しており
ハイビジョンテレビだろうから、
ハイビジョン撮影ができるタイプがよいか、
でも高いので普通のデジタルビデオカメラがよいか…。
今日の休みは散髪したあと、電気店で調査だ

発売されました

2007年11月16日 | 山【mountain&climbing】
 前回紹介した
「山と渓谷12月号」(山と渓谷社)
が11月15日に発売されました


 実家の両親など、発売を楽しみにしているであろう
一部の人たちのために報告しておきます。

 記者さんが素晴らしく、
誠実に瑞々しい文章で“仕上げて”くれています
元プチマスコミ業界従事者(医学書編集)として
刺激と感銘を受ける文章です。
僕ねぇ、短い文章を書くのがへたくそなんだよなァ~

次の目標

2007年10月04日 | 山【mountain&climbing】
 唐突だが、僕の山行に新たな目標を立てることにした。それは
『日本百名山スノーボード滑降』

 前回も書いたとおり、「誰もやったことのない」ことが
僕の目標の条件であり、なおかつ
僕に出来そうなことも条件ね

 スノーボードの技術では僕より上手い人はごまんといるし、
バックカントリーの経験も僕は非常に乏しい。
でもこれ(百名山山頂からのスノボ滑降)を達成した人は
おそらく一人もいないのではないか


 一昔前ほどの爆発的な人気は影を潜めたが、
スノーボードはやはりウインタースポーツの花形である。
しかし、近年若い人たちを中心にパイプやジブなどトリック系の
“遊び”
に人気がある。
詳しい用語解説はしないが、まあいわゆる跳んだり、跳ねたり、
レールの上を滑ったり…という感じ。
でも、スノーボードは本来スキーよりも優れた浮力を活かし、
深雪のパウダースノーを滑る道具だった。
僕はそういう“滑り”そのものを追求したいし、楽しみたい

 数年前にスノーボードを始めたが、
その後はしばらく滑ることはなかった。
しかし、昨年再開し、今年バックカントリースノーボードデビュー
(*ちなみに今年始めたテレマークスキーでは、
二回目にいきなり根子岳でバックカントリーデビューを果たしている)
をし、ますますその魅力に取り付かれてしまった次第。
で、『日本百名山山頂宙返り』に続く目標を立ててしまったのだ。

あ、あれ?!
開聞岳や筑波山は雪積もるかなァ
やっぱ、無理か…

あしたはアルプスを歩こう

2007年09月25日 | 山【mountain&climbing】
 件名は先日買った本のタイトル。
内容は作家、角田光代さんがあるテレビ番組の企画で
はじめての山歩きとして、イタリアのドロミテ(ヨーロッパアルプス)を
トレッキングした際の紀行文。
講談社から刊行されています。

 はじめて山を歩く人としての素朴で新鮮な驚きや感動が
ユーモアたっぷりに書かれており、面白かった


 当たり前だが、僕にもはじめて山を登ったときがある。
6年前の夏の終わりに、友人二人と富士山に登った。
天気はよくて眺めは最高だったが、
山頂に着いてからは多少の高度障害(頭痛、眠気)に悩まされ、
「お鉢巡り」
(山頂周辺の火口を一周する。これをしないと3776mの最高所には立てない)
は辛かった。
「感動した」、「壮大な風景を…」、「何かを感じた」etc.
そういった言葉や感想はなかった。
ただ、「やり遂げた」というだけ。
人一倍体力はあるので、疲労感もさして感じなかったが。
ちなみに子供の頃、地元の山々(西日本最高峰の石鎚山も含む)には
何度か登っているが、
今の生活へ至るターニングポイントとなるものではなかった。

 ただ、このときの三人(僕を含む)のなかで、
その後山をやっているのは僕だけ。
しかも僕が“やる”のは趣味の域からはるかに超えたレベルになってしまった。
他の二人とはこの富士登山の体験を共有したにもかかわらず。
皆一様に達成感は感じたはず(僕の目にはそう映った)だし、
楽しかったはずだ。


 山の話はひとまず置いておいて、
「自己分析」をすると、僕はとにかく
人と違うことをしたい性質だ。
しかもそれで人より優位に立ちたいし、一番になりたい。
何か日本一になれるものはないか、そう常に考えてきた。
日本一高い山に登ったとき、また何かを考え始めていたのかもしれない。


 富士山から下山してすぐに、僕は次に登る山を考えていた。
富士山によって“開眼”したのかどうかはわからない。
何かを目標にしたのかどうかもわからない。
ただ、何処かの山に登りたくなり、
その山として、大学生の頃、テコンドー部の合宿で訪れた白樺湖の帰り、
当時山をやっていた主将の一声で、
皆軽装のまま登った「八ヶ岳」を選択した。
理由はきっと“また登りたくなった”ということにしよう。
僕が地元の愛媛にいたらきっと「石鎚山」に登っただろう。

 秋に「八ヶ岳」、
立て続けに「金峰山・瑞牆山」、「雲取山」と登った。
この雲取山ではじめて
「日本百名山山頂宙返り」を敢行した
そのとき日本百名山制覇と、その山頂で宙返りをすることを目標とした。
百名山制覇者はごまんといる。
しかし、その全ての山頂で宙返りをした者は…。
もちろん現実には敢行できない場所もある。
地形的に危険であるために。
それでも百名山を登った際は
山頂直下や山小屋前に敢行可能な場所を探して行なってきた。
これを全てやり終えたとき(百名山山頂宙返りを完遂)は
写真付きのレポートにして何処かへ投稿しようと思っている。


 現在の僕はこの「日本百名山山頂宙返り」を遂行中であり、
他にも目標を立てている。
それは
「誰も滑ったことのない場所をスノーボードで滑る」こと

 近年、僕はバックカントリースノーボードにもハマッている。
ゲレンデはない、いわゆるオフピステのフィールドを
テレマークスキー、山スキー、スノーボードなどを背負って登り、
滑り降りる「バックカントリー」が注目されている。
そこで僕はここに目をつけた。
まだ誰も滑ったことのない山やフィールドが日本にはあるのではないか
これまで百名山制覇をはじめ、フリークライミングやアイスクライミングなど、
「登る」(登り、その頂を制覇する)ことばかり行なってきた僕にとって
山を「(滑り)下りる」という行為は新鮮で面白く、
それでいてまた“何か”可能性を感じさせるものだった。
いや、いっそのこと
「日本百名山山頂からのスノーボード滑降」
を目標にしようか
「滑降」することが目的なので、
その距離はほんの数メートルでもいいのだ!
その数メートルのためにボードを担いで登る行為も
バカバカしくて壮大で面白い