※参考記録

日本百名山山頂宙返りを敢行中の【雪崩★マン】が綴る社会学的山岳エッセイ!

6年ぶりに

2008年06月09日 | 文化・生活【culture&life】
6年ぶりに見る四国。泣きそう…


 6年ぶりに四国を見た
ご存知の方も多いだろうが、それは僕の故郷。


 山からも離れ、毎日の激務とその内容にストレスは溜まる一方。
梅雨入りしたとはいえ、つかの間の晴れ間が楽しめそうな土曜日、
ふと淡路島をツーリングしてみたくなった

 淡路島はかなり広く、午前中に上陸したが
(*自宅を出たのが10時過ぎなので決して早い出発ではないが)
南端の大鳴門橋にたどり着いたのは夕方だった。
途中、阪神淡路大震災でできた「野島断層」を保存する
「北淡震災記念公園」にも立ち寄ったが。

 故郷を訪れないのに理由は無い。
ただ、訪れていない。それが6年間…。
そんなに離れている気がしないが、気づくと6年経っていた。
人は「ええ~っ?!そんなに帰っていないの?!」
と驚きとも非難とも取れる言い方をする。
それは当然だ。
当然と強く僕も思っているのだから、
理由も無く帰ってみようか


 写真は大鳴門橋下から望む対岸の四国。

タイってところ

2006年09月22日 | 文化・生活【culture&life】
*数年前タイを訪れた際の僕の何気ない日常生活のひとコマ


 タイでクーデターが起こり、
幸いなことに“無血革命”になりそう。
このクーデターの背景はタイにおける
根深い「政治不信」である。


 事件の標的はいうまでもなくタクシン首相
3月にも一度この関連の日記は書いたが、
彼は事実上タイ一の金持ちで、政党を買収して政治家になった。
その後は合併という名の買収を繰り返し、
ついに彼の政党は第一党になる。
その後も彼は辣腕を奮い、
自分の関連企業や家族に有利な政策を実行していく。
タイは伝統的に軍と警察が手を組んで権力を行使している国で
彼は警察出身で、奥さん家族は軍の関係者。
彼は他にもテレビ局の買収まで始め
とうとう言論統制までし始めちゃったというわけ。

 その後はご存知の通り
不正な株取引の発覚により
一気に支持率を低下させ、
ついには“身内”である軍によって失脚させられた
というのだ。

 しかしねぇ、タイってところに
クーデターは似合わないし、
それを盛り上げようという国民性もない

したがってクーデターは成功すべくして成功したし、
(喜ぶべきことだが)歴史的に有名な他のクーデターと比較して
ドラマチックではない。


 僕には二つ年下の弟がおり、
彼は仕事の関係で数年前までタイの首都バンコクに住んでいた。
今は帰国しているが、タイ語は自由に操れる。
彼を訪ねてタイに滞在したのは4年前。
そのとき以来タイは日本の次に好きな国になってしまった。
「いつかまた行きたい」という想いを抱きつつ
今日まで過ごしてきたが、
当時圧倒的支持率を誇っていたタクシン首相が
失脚するとは隔世の感がある。

 ちなみにバンコクは略称で、実は世界一長い名前の都市で
その正式名称は

クルテープ・マハナコーン・アモーンラッタナコーシン・
マヒンタラーアュッタヤー・マハーデッロッカポップ・
ノッパラッタナラーチャタニーブリーロム・
ウドンラーチャニウエットマハーサターン・
マモーンピーンアワターンサティット・
サッカタットティヤウィサヌカムプラシット


日本語訳は

天使の偉大なる都、帝釈天の戦争なき平和な、
偉大な輝かしき大地、九種の宝石の如く心楽しき王の都、
多くの王宮に富み、神が化身となり(国王が)すみたまう、
帝釈天が建築の神ヴィシュカルマに
命じて造りたまった神聖なる住処


である。

曼那教

2006年01月10日 | 文化・生活【culture&life】
*タイトルは「マンナ教(きょう)」と読んでください。

 昨日“仕事の所用”で神戸へ行った。
昨年末から何度か訪れている。
用事は2時間ほどで済んだので、予定していた通りその後大阪へ行き、
約6年ぶりに大学時代の友人(♂)に会った。

 ちなみに彼は九州の熊本出身で、大学は僕と同じ東京の中央大学、
大学卒業後某巨大通信会社へ就職し、福岡で勤務。
4年前に転勤で大阪へやってきていた。
彼は来月福岡で結婚式を挙げる予定で、その友人代表スピーチを僕が依頼されており
その簡単な打ち合わせの意味もあり会ったのだ。

 夕方彼と会い食事をし、談笑した。
車で来てくれた彼は僕を新大阪駅へ送るというので
お言葉に甘えることにした。
夜9時頃の新幹線で東京へ帰ることにしていたのだ。
8時過ぎ僕らの乗った車は新大阪駅の駐車場へ着いた。
入り口で駐車場の管理人のおじさんが
車を運転している友人に駐車券を渡しながら言った。

「今日中に出まんなぁ?」

一瞬、僕らはきょとんとしてしまったが、
何とか「あっ、は、はい…」と答えることができた。

 車を停めて駅へ歩いていく僕らの話題は専ら
おじさんの発した「まんな」という言葉だった。
友人曰く「本当に“まんな”と言うのを聞いたのは初めてだ」

 いや、そりゃ僕だって大阪弁くらい知ってまんがな!
でも大阪の街を歩いていても「まんな」を聞いたことはないし
ましてやこういう“フォーマル”な場面で本当に使うかぁー?!

 僕は愛媛県出身、彼は大阪在住だが熊本県出身、
お互いの共通語は標準語というか「東京弁」である。
「大阪弁」を分析する術はないのだが、ちょっとこれは軽いショックだったね。
きっとあのおじさんは熱心な曼那教の信者なのだろう。

僕の携帯電話事情

2005年12月15日 | 文化・生活【culture&life】
 僕は携帯電話を所持している
野暮なことを言うなと言うなかれ。
携帯電話を所有することはもはや「常識」かもしれないが、
僕の友人には携帯電話を持っていない、もしくはここ1~2年間の間に
“はじめて”所有したという人もいるのだ。

 僕が使用している「移動通信体」会社はNTTドコモであり、
サービスは「mova(ムーバ)」を使用している。
NTTドコモには「FOMA(フォーマ)」というサービスもあるが、
僕は旧来からのサービスであるmovaを使用している。
 今日のブログを書くにあたってNTTドコモのHPを見て
movaとFOMAの違いを調べようと思ったが、
この会社(NTTドコモ)はこういう重要なことについての認識が
信じられないくらい甘い!!
しばらくサイト内を探したがこの内容に関する具体的な記述はない。
「どうせmovaのサービスは無くなるのだから説明は不要」
「今後の大容量デジタル通信に対応したFOMAのみがうちの主戦力」
というのが会社の本音か。
なお上記括弧内赤字のこの僕の推測の内容すら説明はなく、
僕の浅はかな知識だけで書いている。
全くけしからん会社である!!

 movaは「第二世代」、FOMAは「第三世代」というが
ここでいう世代ってナニ??
 またNTTドコモ以外の各社、vodafone(ボータフォン)au(エーユー)については
vodafoneは第2.5世代と第三世代、auは全て第三世代という。
この「世代」とはおそらく「システム」の成熟度のようなものだと解釈しており、
あとの世代のものほど高速・大容量・デジタル通信に対応しているのではないか
と推測している。
ということは僕が使用しているNTTドコモのmovaは最も旧式の携帯電話システム
だといえよう。
 加えて、ドコモの携帯電話の料金は決して安くない。
近年は他の二社の利用者増を受けて、NTTドコモも料金体系の見直しを行ない、
多少利用料金・通話料金など安くなったが、それでも他の二社と比較して
一部のプランを除き安くはない。
にもかかわらず、僕がNTTドコモのmovaを利用している理由は何か?
それは通話エリアの広さだ。

 ご存知のように携帯電話は有線でつながっている一般電話と異なり
“電波”の信号の通信によってつながって
通話やメールのやり取りが出来るようになっている。
その通信に必要な基地局、つまりアンテナが多く、各地に均等に存在することが
よりつながる携帯電話ということになる。
 携帯電話会社の広告の文言の中に「人口カバー率」というものがある。
その名の通り、その地域の居住者(居住所)のうちどのくらいの割合の人が
携帯電話の電波の“恩恵”に与れるか、という数値だが、
これは地域によってはNTTドコモより他社のほうが優れている場合もある。
ここでいう地域(一部の地域)というのはいうまでもなく、
首都圏などの人口の多い地域である場合がほとんどである。
日常生活を営んでいる際、
つまり主婦なら自宅と近所の奥様方との社交場であるファミレス、
夕方買い物をするスーパーなどの自宅近辺、
学生なら自宅と学校とその周辺、あるいは休日遊びに行ったり買い物をする
渋谷、新宿、吉祥寺などの街、
社会人なら自宅と会社周辺、あるいは北関東などのゴルフ場と
その行き来に利用する高速道路、
そういったところが携帯電話の利用地域ということになるか。
こういう地域の電波カバー率は今や既存の携帯電話会社に差はあまりない
といえよう。
むしろ先ほど述べたように、最古参のNTTドコモよりも他社のほうが
優れている場合もある。
所有者の利用範囲がこの地域に限られるなら、
その地域のインフラ、つまり基地局を増やして通話可能にする
といった策を講じてサービスの拡充を図るというのは当然だろう。
 しかし、山、特に僕のように「日本の屋根」といわれる
日本アルプスのようなところにしょっちゅう出かけている人は
その恩恵を与れない。
標高3000mクラスの高所には『人口』は無いし、
インフラ整備の対象外になることがほとんどなのだ。

 僕が行く山では携帯電話がつながらないことがしょっちゅうある。
でも山で出会う人のなかで、NTTドコモ以外の携帯電話を使用している
人のほうがつながらないことが多い。
山のように「非日常」かつ「危険」な場所では
携帯電話が大変貴重で有効な通信手段になることは言うまでもない。
そこで「つながらない」ということは致命的といえよう。
 さらにmovaとFOMAの比較でいえば、
圧倒的にmovaのほうがつながる
サービスを展開するうえで、「人口カバー率」を上げることが重要で、
そのためFOMAはまだ山でのインフラ整備が遅れているからであろう。

 こういった理由のため
僕は利用料金が高いNTTドコモの旧式のmova
を利用せざるを得ないのである。

カーボンヒーター活躍♪

2005年12月11日 | 文化・生活【culture&life】
 僕は昨年から「カーボンヒーター」という暖房器具を使っている。

 ここ数年ハロゲンヒーターが大いに流行っている。
1.電源を入れてすぐに暖かくなる。
2.空気を汚さない。
3.電気代が安い。
4.機器自体が安い。
などのメリットがあるが、カーボンヒーターはさらに
5.壊れない。
というメリットがある。
これは「絶対に壊れない」という意味ではない。
物理的に過度な衝撃を与えたりすると当然壊れる。

 ハロゲンヒーターとの比較でいうと、
ハロゲンヒーターは「ハロゲンランプ」という電球を発光させ
その熱で暖めている電気ストーブだ。
つまり電球である以上いつかは“切れる”
なおハロゲンランプは石英ガラス管のなかにハロゲンガス
充満させており、その熱を反射鏡によって放射させ暖める仕組み。
 一方カーボンヒーターも石英ガラス管を使っているのだが、
そのなかに炭素系発熱体(カーボン)で出来たヒーターが入っている。
これは“ランプ”ではないので切れることはない。
しかもハロゲンより遠赤外線効果が高い。

 本来は飼っていた「プリン」(ハムスター)のための暖房用だった。
ハムスターは寒さに弱い(*ちなみに暑さにも弱い)のだが、
留守中エアコンをつけっ放しにしておくのは電気代がかかる。
というわけで電気代が安く、遠赤外線効果で身体の芯からポカポカ温まる
カーボンヒーターを買ったのだが、これは当然ハムスターのためだけではなく
僕にとっても非常に有意義な暖房器具になった。

 室温はエアコンのほうが高くなると思う。
しかし“温かさ”はカーボンヒーターのほうが優れていると思う。
広い部屋では効果は薄いだろうが、僕の家のように狭いところだと
カーボンヒーターで十分である。
しかもエアコンに比べ格段に電気代が安く、
さらに空気を汚さない優れものである。

 先日「今季まだエアコンを使っていない」と書いたが
このカーボンヒーターは有意義に活用している♪

マッチでぇ~~すっ!!

2005年12月07日 | 文化・生活【culture&life】
 今日帰宅してテレビをつけたら
『2005FNS歌謡祭』が放映されていた。

 ちょうどマッチ(近藤真彦)が歌っていたが、
『スニーカーぶる~す』を歌っており、懐かしくて口ずさんでしまった♪
できれば、「ジーグザグザグジグザグジグザグ♪」のところは
昔のような振りをつけて歌って欲しかったなぁ。
でもステージパフォーマンスが20年前とはかなり変わっており
違和感を感じた。

うどんとは!

2005年11月09日 | 文化・生活【culture&life】
 昨夜、カメラ関係の商品を求めて新宿の電気店にいた。
お腹が空いたので、うどんを食べようと「はなまるうどん」へ入った。
ご存知の通り、僕は四国の愛媛県出身で、
讃岐うどんの本場香川県高松市にも一年間住んだことがある。
もちろんうどんは大好きで、はなまるもよく利用している。
僕は“定番”の
「かけ中+コロッケ+茄子天(かき揚げをチョイスすることもある)+稲荷寿司」(¥599)
を食べていた。
しばらくすると僕のとなりにスーツを着た若いサラリーマンカップルがやってきた。
揚げ物やらおでんやらいっぱい二人で食べる様子だ。
微笑ましく眺めていたのもつかの間、
次の瞬間僕はその男の口から信じ難い言葉を聞いた。
「レンゲ無いかなぁ~」
な、なにをぉぉーーーーっっ!!??
うどんを食うのにレンゲを使うとは不届き千万!!
うどんの汁を飲むのに使うのだろうが、そういうときは
器を持って口元へ直接運ぶのだ!!
それがうどんの食べ方なのだ!!
それが四国の人の食べ方、それが文化!!

 男はレンゲを取りにカウンターのほうへ行ったが、戻ってきて
「スプーンしかなかった」と言った。
はなまるは味だけでなく、スタイルにおいても
伝統と文化を守っており安心した。

DOはDOでしょう…?

2005年10月17日 | 文化・生活【culture&life】
 北海道登山中、よくラジオを聴いた。避難小屋泊が多かったし、
後日「旭川へ行きました」シリーズで書く予定だが、3~4日目にかけて
人に逢わなかった。したがって、喋る相手がいないし、
悪天候だったので、天気の情報収集が必要だった。天気図を書けない僕は
(*天気図は普通の人は、いや普通の登山者も書ける人はほとんどいないが、
書いている人に逢ったことはある)
一生懸命ラジオの気象情報、天気予報を聞いて、
自分なりに予想し、ルートなどを判断する。

 ま、そりゃいいとして、とにかく寂しいとラジオを聴くのだ。
聴いていると当然だが、北海道のニュースも報じる。そのなかで気になったのが
「道(DOH)」という言い方。
「○○□□道議会議員の斡旋収賄事件に関して…」、
「道知事は△△に対して…」、「道知事によると道としては…」

 これは北海“道”だから当たり前なのだが、
“県”で生まれ育って、“都”に住んでいる僕にとっては非常に違和感がある。
という意見自体ナンセンスなのだがねェ~。
北海道はやはり「HOKKAI-DO」なんだなぁ、と思った。
 ちなみに天気予報を聴いていると、北海道はあまりに広く、
道南、道北、道央などの各地によって天気は全く異なっている。
僕の生まれ育った四国の4倍以上の面積があるのだから当然だ。

こんな日には不在者投票でも

2005年09月06日 | 文化・生活【culture&life】
 20階まで厚く低く垂れ込めた雲の切れ間から少量の雨が降り注がれていた。
僕の自宅は、西へ車で5分も走れば西東京市だが(つまり23区から出る)、
ここからは中野サンプラザが眼前に迫っていた。
新宿のビル群も池袋のサンシャインも手の届きそうなところにあった。

 休みなので、練馬区役所へ不在者投票にやってきた。
出張所や近所の庁舎でもできるのだが、
せっかくなので本庁舎へ数年ぶりにやってきた。
それに“税金の無駄遣い”といわれる高層区役所を使い尽くしてやろうと、
前日からHPをチェックし、お昼は最上階の展望レストランでランチをとろうと
考えていたのだ。

 レストランの入り口は綺麗だが、昔の洋食屋のようで古臭い。
おまけに、いまやホテルのレストランやラウンジにしかいないような
典型的な「黒服」もいた。
黒服以外は、これまた古臭い、生地の少ないカマータイプの
黒ベストを着た女の子たち。
白のエプロンを着け、頭になにやら被ると、メイドカフェの店員のようだ。
でも、入ったら「お帰りなさいませ、ご主人様」とは言ってくれなかった…。

 僕はパスタのセットを注文。パスタは3種類から選べ、
「トマトとバジルとケッパーのパスタ」をチョイスした。
期待していなかったが、これが結構美味かった。
ケッパーがほとんど入っていなかったのは残念だが、
やや細麺のスパゲッティーニで、ソースによく合い、
スパイシーな味付けもGoodだった。
さらに、感心したのは食後のコーヒーに手を抜いていなかったこと。
やや酸味のある(ハワイコナか?)コーヒーで、最上階からの眺望も手伝って、
非常に贅沢な気分になった。リラックスしてしまい、100ページ以上残っていた
読みかけの村上春樹の『ダンス・ダンス・ダンス』(下巻)を一気に読んでしまった。

 とはいえ、“おすすめのレストラン”かといえば、さにあらず。
まず値段が普通(*高いわけではないが)。
ガーリックトースト、サラダ、パスタ、コーヒーのセットにしては普通の¥1,050。
サラダに水菜を使っていたのはよいが、ドレッシングが不味かった。
それに食器がダサい!まあ、店員の格好もダサいから仕方がないか。
近所のおば様方や年金生活者のためのレストランなのかもしれない。
それに、こっちは“プロ”である。プロの僕を唸らせるレストランはそうない。
しかし、眺望はサイコーである。

事故後

2005年04月29日 | 文化・生活【culture&life】
 「JR福知山線(宝塚線)の脱線事故」以後、
僕の利用している電車にも変化が見られる。

 僕は通勤時に「西武新宿線」を利用している。
自宅の最寄り駅は「武蔵関」(新宿から来ると、上石神井の次)。
東京近郊に在住でない方は、地理に明るくないと思うのでおわかりにくいと思うが。
まず、
1.ホームにいる駅員の数が増えた
 駅員同士、よく声を掛け合い、何やら確認事項を乗客らにアピールしているようである。
2.駅のホームへの入線時の減速が激しくなった
 「オーバーラン」が恐いのだろう。
ホームへの入線時には手前から減速を始めるが(当たり前!)、
それが従来よりも激しく手前から減速を始める。
なおかつ、先頭車両がホームへ入ってきた時点のスピードも以前よりかなり遅い。「安全」最優先か。

 今回の事故について、いろいろ延べるのはよそう。
だって、各メディアが様々な意見を発信しているので、
僕の意見だって何処かの誰かが述べている陳腐なものだろう。

 『いい乗り物』の要素は4つあると思う。
「安全」、「便利」、「快適」、「スピード」である。
僕はどの要素も重要で、このうち何かを優先するあまり、
他の何かが劣るようなことがあってはダメだと考える。
また、製作者、運行者、管理者は全てを発展させるよう努力して欲しい。
僕は仕事の都合上、出勤時刻が遅く、帰宅時刻も遅いことが多い。
今日なんぞは、ラッシュのピークでも何でもない、
空いているお昼の運行時に乗車したが、
鷺ノ宮から高田馬場までは(7駅あるが、準急、急行などはノンストップ)
ほとんど「徐行運転」だ!!
正確なダイヤはわからないが、あまりに遅くて不快!
宝塚線の事故を起こした列車は1分30秒遅れていたそうだが、
今日、僕が乗った列車は間違いなくそれ以上遅れていたはずだ。
今回の事故の影響で、鉄道会社も駅員、運転士、車掌も過敏になっているのだろう。

 「事故を起こさないように、遅れてもいいからゆっくり走りましょう」
じゃあ、子供だって出来るじゃねえか!
大人だし、でっかい会社だからもっと“優秀な”やり方をして欲しい。
 
 今回の事故については、詳しい調査結果が出るまでは不用意な発言は控えようと思うが、
僕は「人為的ミス」の要因が大部分であると思う。それも、あえて言うが、
「運転士の個人的性格や能力によって起こったミス」が。

 人員の育成は大事。でも、ミスをしない人はいないので、人為的ミスを最大限発見し、
ミスを最小限に食い止めるシステムやメカの開発・配備も大事。

 それから、ちょっと話が“脱線”するが、僕はかなり本格的に登山をするが、
山へ入る際、「リスクマネージメント」
非常に大事なのだ。
山は自然を相手にするのでその場合、危機への対応・管理は全て『個人の責任』である。
あらゆる状況を想定し、それら全てに対応できるような能力、装備を身につけなければならない。
僕が感じるのはそれが出来ていない人が多く(そういう人を多く見かける)、
遭難、滑落などの事故を起こしている人のほとんどは彼らである。

 つまり、乗り物に乗る以上、そのリスクマネージメントも
個人に委ねられる部分があるのだと考える。
乗っている列車がオーバーランしたら、すぐに下車する。
運転士が居眠りしていたら、激昂して叩き起こし
(*運転席へは入れないが)、停車させ、注意する。
なおついでだが、これらの場合、鉄道会社に運賃を全額返金させる。
先頭車両にはなるべく乗らない。やむを得ず乗る場合、
運転士の動きに注意をはらう…etc.。
とまあ、これくらいのリスクマネージメントは必要なんじゃないかな。

最新型バス

2004年12月12日 | 文化・生活【culture&life】
 僕は東京都練馬区在住で、“若者の街”吉祥寺が近く、
よく買い物やら遊びにやら出かける。
以前はバイクで出かけていたが、止める場所が少なく、最近は専らバス!
で、先日の休みの日、いつものようにバスに乗ったら、
これがなかなか面白いバスだった。

 「低床バス」、「アイドリングストップバス」など、
最近はお馴染みになったものが多い。
障害者や環境にやさしいバスだが、僕が乗ったのはなんというのだろう?
「乗降時、左側に傾くバス」?!

存在自体は知っていた。ニュースで見たことがあるので。
しかし、実際に乗ってみると新鮮&快感!!
このバスは低床で、アイドリングストップ機能も備えていたが、バス停で停車すると、
サスペンションの機能か、プシューッ、という音と共にバスが左側に傾く。
というか、左側が“低く”なる。それにより、乗降しやすくなるというわけ。
都合よくというか、僕が乗って二つ目のバス停で、
ちょうど障害者(盲導犬を伴った眼の不自由な女性)が
乗ってきたが、運転手のアナウンス(運転席から車外のスピーカーへ話しかけ)で
誘導されたこともあり、スムーズに乗り込んできた。
なかなか感心した。

 民間(企業など)は、このように人々に優しいものを作り出してくれるが、
僕の会社や行政、自治体はちっとも僕に優しくない!!

憤慨!!

2004年12月01日 | 文化・生活【culture&life】
 今日は久々に怒ったゾ!

 この日記も一応メディアなので、個人名や企業・団体名などは書かなかったが、
今日は徹底的に、一生訴え続けるつもりなので、あえて書こう!
僕の大切な友人、家族の方々へ
「Town&Country」(オリエント)の腕時計は絶対に買わないほうがよい!!
そして、
ヨドバシカメラへ時計修理の依頼は絶対にしないほうがよい!!

 3~4年前、Town&Country(以下T&C)のクロノグラフの
20気圧防水のスポーツウォッチを買った。
カッコよかったし、その後、タレントの木村拓哉氏も愛用して、
人気が沸騰したサーフブランドだ。
昨年8月、ヨドバシカメラで電池交換した。
だいたい2,000くらいだったと記憶している。
ずいぶん高いな、と思ったが、防水機能付きの時計は「防水テスト」を行なうので、
その分高いと聞かされ、納得して依頼した。
受け取った後も最近までは快調に使用していた。
ところが、2~3週間前、
水洗い(一週間に一度くらいの頻度で、手で水洗いし、タオルで拭いている)
したところ、翌日、文字盤内が曇っているではないか!!
しばらくすれば曇りは取れるだろうと思っていたが取れず、とうとう針がカビてきた!
仕方なく、今日ヨドバシカメラへ修理依頼をしに出かけた。

 ここで誤解のないように申し上げておくが、店員の対応が悪かったわけではない。
店員は若い坊主頭の男性だったが、
真面目で(皮肉を込めているが)、マニュアル通りの対応をした。
ただ、彼には“プライド”が無かった。

 僕は症状を説明し、一年程前ここで電池交換したことも伝えた。
ここまでは50歳位の男性店員へ。
その店員は「一万円くらいかかるかもしれません」と言いながら、
隣の若い坊主頭に目配せしながら僕の依頼を彼へ振った。
僕は当然のごとく不満を訴えた。僕がお金を払う必要は全くないと考えていたのだ。
彼は時計を丹念に調べた後、僕の買い物履歴を調べに奥へ消えた。
その後の彼の返答は以下のようなものである。
1.電池交換の補償期間は「半年間」で、僕は補償期間を過ぎている。よって有償。
2.症状からして一万円くらいかかる。

 皆さんは、なんとも思いませんか?

 僕は大いに憤慨し、同時に大いに呆れた。
 その場で大いに怒りまくり、その店員へ議論を吹っかけて、
ボロクソに論破することも出来たが、他のお客さんもいるし、
何度も言うが、彼の対応には怒りを感じなかったので、恥をかかせても悪いな、
と思ったし、こうして別の方法で「抗議行動」をしようと考えたので、
「こっちに落ち度が無いのだから、一円だって払いたくないからもういいよ!」
と言い放ち、その場を後にした。

 まず、
 3~4年間使用しただけで、機能が劣化する時計を作ったT&C(オリエント時計)はダメ!!
はっきり言って、これは商品ではないし、売れるものではない。
それを“買わされた”僕は「被害者」だし、
それを製造したオリエント時計株式会社は責任を取るべきである。
 なお、僕は数個腕時計を持っており、TPOに応じて、付け替えている。
この時計は週に2~3回の頻度で使用しており、
前述の通り週に一回ほど手で丁寧に水洗いした後、
タオルで拭き取るという使用。説明書で禁止された使用法ではないし、
むしろ適切な使用法といえよう。

 次に、
 その時計を販売し、さらに電池交換&防水テストを行なったヨドバシカメラが
たった半年間の補償期間しか設けず、それを過ぎているという理由で、
さも私の使用法がまずかった、とは言わないまでも、
「運が悪かった」かのような解釈で、“普通に”商売にしようという姿勢は
自分たちの仕事(この時計の販売と電池交換&防水テスト)に
プライドと責任を全く持っていないといえよう。
したがって、ヨドバシカメラ株式会社は責任を取るべきである。

 これは私見だが、電池交換と防水テストによる補償期間が「半年間」とは呆れる!
こんなの補償でも何でもない。
「交換してテストしましたが、半年後にどうなっているかはわかりません」
ってことだろ?!ふざけるな!!である。
たった半年しか面倒見ないなんて実用に即していないだろ!
しかも、きさまたちは「実用品」を売って、修理して、儲けているのである。
詐欺と同じだ。

 とは言うものの、「詐欺」は言い過ぎである。
何故なら僕は説明書などに記す『補償期間』の解釈を知らない。
法的な解釈や問題も不勉強である。
しかし、前述のごとく、「半年間」では誰もが実用に即しているとは考えないし、
納得しないはずだ。
したがって、その期間をまず見直すべきである!!

 そして、仕事にプライドを持っているなら、
「せめて無償で確認だけでもさせてください!」と僕に言うべきだし、
オリエントにも責任を取らせるべく、
「メーカーへ送り返し、点検させますので…」とでも言ってくれれば
僕も納得しただろう。

 僕だって本気で「一円も払いたくない」と思っているわけではない。
大事なものだし、気に入って買ったのだし、
当たり前だが、一生故障することなく使い続けられるとは思っていない。
ただ、腕時計を、(毎日ではなく)3~4年間使用した結果壊れる。
電池交換と防水テストをして半年後に壊れる。
しかもテストしたはずの防水機能が劣化する。
これらのことに納得できないし、その補償期間の短さ、
彼らの仕事に対する責任とプライドの無さ
には大いに憤りを感じる。

 本当はこのことをヨドバシカメラのHPに「お客様相談室」でもあれば、
投書しようかと考えていたが、
HPにそのようなものは設けていないし、そういった窓口の電話番号の案内も無い。
よって、僕は一生これらのことを訴え続ける。

 僕は東京へ出てきて以来、約15年間ヨドバシカメラを愛用してきた。
ポイントもずいぶん貯まっている(一万円以上)ので、それを使いたい。
それに基本的に扱う商品は既製品なので、
他の電気店で購入しても機能や性能は変わらない。
だから、買い物はする。しかし、一生、修理は依頼しない

機種変更

2004年11月11日 | 文化・生活【culture&life】
ついに、4年間以上使った携帯電話とおさらばして、機種変更しました。
携帯会社のポイントが使えたし、
最新機種にしなかったので、意外と安く機種変更できた。
ちなみに会社は「NTT DoCoMo」です。

 ところで、最近の携帯電話はデカくなったねぇ!!
僕が今日まで使っていた電話は最初のi-mode対応の「カラー画面」の機種で、
携帯が「多機能化」し始めた頃の機種。僕の記憶では、久々に“100gを越えた”機種。
それが、今日手にした機種は133g!!
それにしてもデカい!手にして見比べるとあらためてデカい!
5~6年前は小型化・軽量化が進んでいたはずなのに…。

 外国では携帯電話は「小型化」しているようだ。
先日、深夜放送していたアメリカの人気ドラマ『24(Twenty four)』を見ていると、
主人公の「ジャック・バウアー」が手にしている携帯は、掌の中に握れるほど小さい。
ドラマの中でも、メールをするシーンはなく、専ら「会話専用」って感じ。
事実、外国では日本ほどメールの機能や重要性は低く、使用頻度も少ないらしい。
 で、昨日、友人と「電話の文化」について話した。
でも、今日はしんどいので、それについては書きません。近々…。

ミュータント・メッセージ

2002年10月19日 | 文化・生活【culture&life】
『ミュータント・メッセージ』(マルロ・モーガン著 小沢瑞穂訳 角川書店)
という本がある。これを皆に捧げたい。

 ある人から譲り受けた本である。是非読んでほしい。
特に「北朝鮮問題」に関わっている人たちに。

 拉致された人たち、残された家族、日本政府、北朝鮮政府、両国民…。
皆、考えや気持ち、思惑は様々である。
特に拉致され今回帰国した人たちと、日本で待っていた家族たちとの
それらの違いが際立っている。
まあ、報道のせいもあるけどね。
「お前たちは拉致された被害者なんだからこれからは日本で暮らせ」
「いや、そうはいかない」
という互いの言い分は至極わかりやすい。
24年間という時間はお互いを理解するにはあまりに長すぎる。
 日本での報道はこぞって、一貫して北朝鮮の行なってきた行為(拉致)を攻撃し、
北朝鮮という国の不透明性、恐ろしさ、狂気、それらを忌むべき物事として報じている。
向こう(北朝鮮)ではどう報じられているか、国民はどう思っているかはわからない。
この不透明性は確かに歯がゆい。
しかし彼ら(北朝鮮国民)の生活や文化、そして拉致された人たちの24年間も、
我々のそれと同様尊重すべきじゃないのかな。

 『ミュータント・メッセージ』はあるアメリカ人女性が
オーストラリアのアボリジニの一族に招待され、
長期間彼らと未開の砂漠地帯を旅する物語である。
そこには現代社会、そこに生きる現代人の生活や文化はない。
彼女にとっては全く受け入れ難い現実ばかりであった。
しかし、旅のなかで彼女は自己改革を行い、
次第に彼らの生活や文化、彼らそのものを理解し、愛し始める。
一方我々の属する現代社会を嫌い、捨てるわけではない。
彼女は「ふたつの心」を持った唯一の人間となり、旅を終え、彼らと別れる。
「ふたつの心」とは、彼女が自分の社会に忠実でありながらも、
アボリジニのそれも愛せると感じた彼らが彼女につけたニックネームだ。

 現代社会はアボリジニを「野蛮で悲惨な人種」として排他的に扱ってきた。
が、アボリジニは我々を同様に見てきたわけではない。
その寛容さや有能さに感嘆した彼女は彼らを「真実の人」と呼ぶのだ。

 拉致問題は、事件として、国家的な犯罪であるとして
問題解決のため客観的に取り組む必要がある。
その意味では、日本はかつてないほど“シリアス”な場面に直面していると
認識しなければならない。
不審船、拉致問題に続き、核開発まで行なっていたことが明らかになったのだから。

 しかし拉致問題解決に向けて最も大事なことは、
それぞれを理解し、認め、愛することである。
 昨日辺りからの報道で気になるのは
“語り始めた拉致被害者”、“変化し始めた言動”などの文句。
我々の北朝鮮に対する認識から、今回の帰国者5名はあたかも「洗脳」され、
そしてその呪縛から今解き放たれようとしている…といった風な描き方である。
あっ、余談だけど今「描き方」って書いたので、一応解説しておくが、
マスコミなんて乱暴に言えば『全てフィクション』だからね。
拉致された人たちは、
24年前に拉致され→北朝鮮で生活し→24年ぶりに帰国、
という我々には想像もできないほど壮大な時間的、空間的な“うねり”のなかで
生きてきたわけだから報道が日本の国民世論(報道が作った)や政府見解を
彼らに押し付けてはいけない。
もちろん日本で彼らの帰国を待っていた彼らの家族も彼らに対してね。
ただ、家族は拉致された人と同様「被害者」なので、これはともに「拉致被害者」として
国民、マスコミ、政府などは彼らを広く理解して、認めるべきだ。

 ま、瑣末な抽象論になりそうなのでそろそろ筆を置くが、
拉致被害者を含めて、全国民、全人類、全組織が
「ふたつの心」をもった「真実の人」となれば
問題解決のための飛躍的な一歩を踏み出すことができると思う。

 今日はちょっといつもの「※参考記録」とは毛色が違うね。
そもそも雪崩★マンの徒然や、いろいろな文章、文体、形式を試す場だから。ここは。
だからこーゆーのもありなのさ。

オバちゃんパワー炸裂!

2002年04月19日 | 文化・生活【culture&life】
 ディノス主催のスポーツ用品のバーゲン会へ行って来た。

 今日は「VIP招待日」(といっても誰でも、招待券がなくても入場できる)
ということで、
やや年配の方が…。ディノス会員の「オバ様方」が大勢いらしていましたわ。オッホホホホ。
私は彼女達に混じって、肩身の狭い思いで会場をうろついていた。
DJブースもあり、太めのDJ(誰だっけ。名前忘れちゃったけど、その人に似ている)の男性と
ちょっとグラビア(デラべっぴんとかね)の仕事しています風の女性二人が
喋って、曲かけて、タイムセールの案内して、ついでに迷子の案内までして…
それが会場全体に流れているのさ。まるで江ノ島海岸みたい。
 それにしてオバちゃんすごいね!狩人だ!タイムセールが始まると、脱兎のごとく駈け、
店員には掴みかからんばかりの勢いで、星野監督ばりの猛抗議!
しかもスポーツ用品のバーゲンという特質上、やや“若め”でスポーティー。
だから「勢い」がある。
私はすっかり怖気づいて、ほとんど買い物をしないで出てきちゃった。
目当ての品もあまりなかったし…。欲しい靴はサイズがないし(初日だろ?!)。
 それについてだがね、例えば靴は普通の靴屋のように棚にズラーッと陳列してある。
そして上段や下段に箱に入った靴がいくつか置いてある。これが各サイズ、色の靴だ。
しかしだね。陳列、つまり箱から出して裸で置いている靴と、
箱に入ったままで上下に置かれている靴の数がほとんど一緒!!
ということは欲しい靴のサイズや色が無いんだよ!!
店員に聞けば、出しているものが全てだと言う。
 嘘つきーッ!!!!!
俺は裏にわんさと積まれた中味の入った靴の箱見たんだよ!!
明日以降の客のためなのかどうか知らんが、もう信頼せん!
みんな!ディノスでモノ買うなよ!通販もだ!!
(不買運動第二弾!)

 ところで、なんでバーゲンでは何でも買うのかね??
入り口で買った物(というか“買うもの”)を入れるための袋を全員にくれるのだが、
皆それがいっぱいになるまで詰め込んでいる。
俺だって、いいなァと思うものはいっぱいあるよ。
でも、2~3分経って見てみると、
「やっぱいいや、着ないかな、使わないかな」ってなるんだ、これが。
結局、手にとって見たものは20点以上あったけど、買ったのは3品くらい。