※参考記録

日本百名山山頂宙返りを敢行中の【雪崩★マン】が綴る社会学的山岳エッセイ!

餃子!!

2004年11月23日 | 雑感【thoughts】
 僕は生来のグルメではないが、飲食関係の仕事を長くしてきているので、
自ずと食に関しては、フツーの人よりはうるさくなっている。
「※参考記録」では、山ばかりを紹介してきたが、
今日は「美味しい餃子」についてお話しよう。

 「老辺餃子館」(ろうべんぎょうざかん)というお店が新宿にある。
詳しくはHPをご覧頂きたい。
ただ、申し上げたいのは“餃子の概念が覆される”ことである。

 一般の方が抱いている「餃子、ラーメン、ビール…」という、
あの餃子と比較するとまるで別の食べ物。
基本的に「蒸し餃子」と「水餃子」であるが、老辺餃子らしいのは蒸し餃子。
醤油もラー油もお酢もテーブルには無い。ただ、餃子そのものの味だけを楽しむ。
しかし、その餃子の具に“秘伝”の味付けがされており、十分に楽しめる。
そして、餃子の皮がまた独特!極厚で、モチモチとしており、
十分に味付けされた具とよく合う。
しかも、一つ一つ形が異なるのだ!蒸しで7種類。水で5種類の形があり、
見た目にも楽しめる。
 そして、この店の目玉メニューが「皇帝鍋」。
ミニ餃子(ワンタンに近い)と野菜があっさりとしたスープで煮込んであり、
銅鑼の高らかな音と共に登場!これで優越感に浸れる♪

 「老辺餃子館」は中国の藩陽の本店と、
日本のこの新宿店(昨年5月に新宿駅南口に別館もオープン)
でしか食べられない、180年の歴史のある伝統料理。
ランチは¥1,000以下で食べられ、
ディナーのコースも、一番高いもので¥3,500とリーズナブル。

 料理は味、雰囲気、そして一緒に食べる「人」がよければ、最高である。
もちろん、老辺餃子は一人で食べても美味い!!

 料理記者ならこんな下手な記事書かないんだろうなぁ。

ヘボい、カメラ機能

2004年11月19日 | 雑感【thoughts】
 携帯電話を買い換えた(機種変更っていうのねん)ことはお知らせしたが
忙しくて、なかなか使いこなせていない。最近の携帯は機能が豊富で面白いというが。

 で、今日、初めて「カメラ機能」を使って、
うちのプリンちゃん(ゴールデンハムスター、♀、二歳)を撮ってみたが、
と、と、撮れない…。プリンの動きが早すぎて…。
というか、カメラのシャッターの反応が遅くて、撮れないのだ(T_T)/
ま、普段から10万円ほどの一眼レフカメラを使っている僕にしてみれば、
携帯電話のカメラ機能に期待していたわけではないが、
デジカメを所有していない僕にとって、
携帯のカメラは「撮ってすぐに見られる」便利なカメラなのだがねぇ。

機種変更

2004年11月11日 | 文化・生活【culture&life】
ついに、4年間以上使った携帯電話とおさらばして、機種変更しました。
携帯会社のポイントが使えたし、
最新機種にしなかったので、意外と安く機種変更できた。
ちなみに会社は「NTT DoCoMo」です。

 ところで、最近の携帯電話はデカくなったねぇ!!
僕が今日まで使っていた電話は最初のi-mode対応の「カラー画面」の機種で、
携帯が「多機能化」し始めた頃の機種。僕の記憶では、久々に“100gを越えた”機種。
それが、今日手にした機種は133g!!
それにしてもデカい!手にして見比べるとあらためてデカい!
5~6年前は小型化・軽量化が進んでいたはずなのに…。

 外国では携帯電話は「小型化」しているようだ。
先日、深夜放送していたアメリカの人気ドラマ『24(Twenty four)』を見ていると、
主人公の「ジャック・バウアー」が手にしている携帯は、掌の中に握れるほど小さい。
ドラマの中でも、メールをするシーンはなく、専ら「会話専用」って感じ。
事実、外国では日本ほどメールの機能や重要性は低く、使用頻度も少ないらしい。
 で、昨日、友人と「電話の文化」について話した。
でも、今日はしんどいので、それについては書きません。近々…。

僕が単独登山をするわけ

2004年11月06日 | 山【mountain&climbing】
 理由は至極簡単で、一緒に登る人がいなかったから。

 元々独りで登っていたわけではない。
中学生まではボーイスカウトに所属し、自然に親しんだし、
両親がアウトドア好きで、幼い頃から家族でよくキャンプを楽しんだ。
私の田舎の名山「石鎚山」へも何度か登った。
しかし、大学時代はテコンドー、ボクシングといった格闘技には没頭したが、
登山といえば、テコンドーの合宿で、山好きの先輩に連れられ、八ヶ岳へ登ったくらい。
きっかけは数年前、友人二人(一人は女性)と一緒に登った富士山だ。

 このときは症状は軽かったが、高度障害に苦しんだ。眠気、頭痛、吐き気…。
でも、達成感、爽快感、そして山頂から眺めた360度の大パノラマ!!
富士登山を終えて二ヵ月後には「八ヶ岳」、立て続けに「金峰山&瑞牆山」、
冬の「雲取山」と登った。
すべて「単独登山」
八ヶ岳のときは、昼食のことなんて何も知らなかった。
何処かの山小屋で食べられると思っていた。
ちなみにこのときは、硫黄岳山荘で食べようと思っていたが、
山荘のなかへ向かって声をかけたが、
返事がなく、この日泊まる予定の湯元本沢温泉へ急いで、
ここで山菜ラーメンを食べた。

 もうひとつちなみに、今の僕の山行スタイルの中心は
『小屋泊まり&昼食自炊』である。
えーい、さらにちなみに、富士登山を一緒に行なった二人は
共に楽しんだにもかかわらず、その後、登山にハマることはなかった。

 僕が登山を始めたのは30歳である。
(はじめた年齢が)早いとは言えないし、キャリアも長くはない。
しかし、単独登山ゆえに、かなり無理をして(金銭的に)装備を急速に揃えていったし、
一般の登山者よりも急速に難しい山を制覇していった。
加えて、一番の理由は僕が人一倍優れた体力を持っていたことだろう。
元々運動は何をやっても人より優れていたが、
登山においては、登山地図やガイドブックの「標準コースタイム」の60~70%
くらいの時間で走破できる。平坦地では50%以下になることも。
このペースでは誰も一緒に登ってこられない。
もちろんこのペースも「単独」ゆえなのだが…。

単独登山のすすめ?!

2004年11月03日 | 山【mountain&climbing】
 単独登山は危ないらしい。

 登山家の岩崎元郎さんは「4人グループでの登山」を勧めている。
というのも
一人が怪我や体調不良で動けなくなったとする。
その場合、他のメンバーのうち一人はこの怪我人に付き添う。
あとの二人で救援を要請しに行ける、というのだ。
救援要請メンバーは一人でもいいのでは…と思われる方もいようが、
その一人がアクシデントに見舞われたら、
誰も救援を要請できず、グループ皆危機である。
だから、行動時は二人がよいのだという。
もっともな話だ。

 しかし、単独登山が常に危険だ、というのは全くの机上の話である。

 私は基本的に単独登山派だ!
5年近く精力的に登山をしているが、大きな事故や怪我をしたことは無い。
今まで、山行中に事故や怪我人を見たことは何度もある。
しかし、彼らのなかに単独登山者はいなかった
ほとんどはグループ。特に中高年の夫婦やグループが多い。
というか、登山者のほとんどは中高年だが…。
単独登山者にも、多少のアクシデントに見舞われた人を見たことがあるが、
皆、大事には至らず、見事にリカバーしている。何故か??

 まず、1.グループ(複数)である点と、2.中高年である点がポイント。

 グループの場合、自ずとリーダーと他者に分かれる。リーダーは責任感もあるし、
計画段階からイニシアチブを取っているので、
ルートやタイム設定、コースの特徴もある程度つかんでいる。
したがって、事故に遭いにくい。
 逆にリーダーでない人は「まあ、ついていけばいいや」
程度のモチベーションなので、注意力が散漫。
当然事故に遭いやすい。それに、体力も無いほう。
だいいち、体力のない人はリーダーにはなれない。

 その点で、中高年はまず、体力がない!集中力もない。
まずいのは「経験に頼った」、「経験に驕った」登山をする人。
これくらいの山なら登れるはずだ。このコースならクリアできるはずだ。
といった自分の現状把握に乏しく、昔の体力や感覚で山行を考えている。

 逆に、単独登山者は
1.体力がある。2.モチベーションが高い。3.装備がしっかりしている。
もちろん、単独登山の危険性は否定しないが…。