何を考え何を想い何するの

神戸の山の暮らしから。
育児のこと、日々の手シゴト、身の廻りの自然のこと。
悩み進む楽しく愛おしい日々。

「カード入れ」

2006年06月30日 | 作る

Kom04a Kom04c_1

Kom04b_1    Kom04d

3年程前に試作で織りあげて、自分で使っていました。

定期や電車のカードなどを入れています。財布忘れた時の為に千円札をしのばせておけるポケットついてマス。(まぁ何を入れるかは自由なんですけど)

中も二つに分かれているし、以前に紹介した「タテ型カード入れ」より 製作にだいぶ手間が掛かってるし 使いやすいカナ。名刺入れにもGoodです!もちろん 帯地なので丈夫ですし、使い込んで やわらかな感触になってます。

試作1号を作ってから 帯の仕事にかかってて その後妊娠出産で 2号を作れてないまま… どんな模様にしようかなどと構想はあるし、欲しいと待ってくれている方もいるので、とりあえず本ちゃん織り機に向えるようになったら まずコレを作ろうと思っています。

ホント重ね重ね はやく織り機に向かいたいなぁ~。

話は変わって、 

今日は朝から娘が発熱。今回は全く予兆がなかったので もしかすると突発性発疹カナと思って、様子をみてます。今は眠ってますが起きたらグズグズで大変だろな…今日の夕飯支度は簡単に済ませて 乗り切りまする。


「いぬ想う」Part.2

2006年06月29日 | 綴れ織(1997~2006年 爪搔き本綴れ織師)

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7/8の武庫川女子大学 クリエイティブサロンでの講習会がせまってきました。

当日 参加者に織ってもらう「いぬ想う」の模様、いろんなバージョンを織ってみました。

バックは 好きなように織ってもらうので、それぞれのいろんなイメージをカタチにする際の少しでも参考になれば良いなぁと。きっといろんな「いぬ想う」が出来るだろうと 楽しみにしています。ほんとに個性が出ますよ。

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帯「おしどり」

2006年06月27日 | 綴れ織(1997~2006年 爪搔き本綴れ織師)

Obi08_1 2001.2 製作

木彫のおしどり をモチーフにした帯です。

ワンポイントなのでおとなしく、カジュアルにあわせやすいですし、可愛らしくて とても人気がある模様です。

おしどり模様の帯は昔からよく織られていますね、様々にデフォルメされたものがあります。日本画家や図案家は必ず一度は描いたことがあるのではないでしょうか。

話は変わりますが 

日曜日に読売TV「鉄腕DASH」のDASH村で 機織りをしていましたね。(あひる村長の模様を織っていたので 鳥つながりでちょうど思い出しました^^)

つづれ織りではなく、一番シンプルな 平織りでしたが、村長模様の部分はヨコ糸の色糸を途中で折り返していく手法はつづれ織りと基本が同じですが、これはいわゆる「すくい織り」になるでしょうね。

織りあがって 機から外したところまで やっていましたが、何とも味わいのある風合いが見てとれて TOKIOの皆さんに 織りの感想をじっくりきいてみたいデスわ。男のヒトは、やはりなかなかやらないですからね。

機織りは 時間もかかるし 根気のいる、いわゆる辛気臭い作業なんですが 織っている時間は何とも言えない楽しい時間なのですョ。(納品締め切り間近で 焦って織らなきゃいけない時は シンドイこの上ないですけどね…)

まだ 娘が小さく、育児の為、本ちゃんの織り機に向かえずにいるので 早く織りを再開したくなりました。


帯「歌口」

2006年06月20日 | 綴れ織(1997~2006年 爪搔き本綴れ織師)

Obi05_2 2002.8 製作

尺八をモチーフにした柄です。

これは作品展で 「技術賞」をもらったのですが、

立体的な表現はやはりなかなか難しいので 珍しい柄でしょうね。

当時 尺八を習っていて 想い も込もってます。

長女を妊娠中 ツワリがとてもキツくて中断してしまった上に、京都から神戸に引越ししたのを機に今はすっかり辞めてしまいました。とても情熱的な先生だったのですが、期待に応えられるような練習量は今は確保出来ずデスし…

またそのうち機会があれば始めたいなぁとは思ってます。ホント。

けど今は良い尺八を手に入れるのが難しいとか。こういうモノは めぐり合わせもあるでしょうね。

尺八は何と言っても自分で音色をコントロールする面白さがあります。私が習っていたのはいわゆる「虚無僧」尺八なので その面においては本当に楽しかった~。

女性は珍しがられますが、今ブームもきているらしく やはり外国人にはとても人気があるようです。


帯「雲鶴」

2006年06月17日 | 綴れ織(1997~2006年 爪搔き本綴れ織師)

Obi07_1 2002.12 製作

生き物がモチーフの紋様は 織っていて やはり楽しい。

これは 凹凸をどう表現するか考えながら織るのですが、

モノがイメージしやすいので 悩まずに織りやすかったです。

金糸が多く使ってあり、上品な仕上がりです。

どんな方が締めてくださっているのでしょうか。

やはり 少し御年配の方かしら。