何を考え何を想い何するの

神戸の山の暮らしから。
育児のこと、日々の手シゴト、身の廻りの自然のこと。
悩み進む楽しく愛おしい日々。

フェルト登場

2010年02月22日 | 育児のあれこれ

娘と一緒に お裁縫をやることを 楽しみにしている私。

子供の頃から、フェルトで小物を作るのが めちゃめちゃ好きだった。

ずっとフェルトなぞに触れることもなく過ごしていて、

20代前半の頃に たまたま小さなクマの型紙をどこからか貰って、嬉しくなって そのときに作ったクマが 

ついぞ 出てきた。

ソレを見ていて思いつく。

「保育園での娘のマークである リス、作ろう。 保育園かばんに付けるヤツ!」

と、勝手にひとりで盛り上がり、

このクマから 型紙を適当に起こして、製作だぁ。

ずっと昔の フェルトストック箱を 探し出す。 いつか使うと思って、捨てられないでいたもののひとつ。 ( このあたり、異常に 物持ちが良い私なのだ。)

フェルト健在。

娘が、「頭はピンク。 手はコレね。 ・・・・・・・ 」と色を決めていく。

「パーツごとに、色変えるのか!」 と、やはり 私は娘の発想に面食らいながらも、

「ソレは可愛らしくなるかもしれない」と期待。

手を動かしながら、

中学生の頃、憧れていた男子に 凝ったマスコット人形を作ったことを思い出した。

今や、私の ソノものづくりの情熱は 

オトコに向けてではなく、

もっぱら、愛しき 子供達に向かっているのだ!

さて

五歳になったら 娘も お針子デビューをさせてみようかと、目論見中。

Masrisu100220_2下手っぴ。だ。

けれど 何事の失敗も

次の素晴らしき創作につながるのだ。

(過去の経験から)


あいうえお表

2010年02月16日 | 育児のあれこれ

Aiueo100215_2 あいうえお表を作った。

正直、今さら・・・な感じではある。

というのも すらすらと 平仮名は読むことが出来ている娘。

ただ、書くほうが・・・  思いついた時にしか字を書かないということもあるだろうが、よく反転文字を書いている。

特に「し」「つ」「う」「く」「と」などが、頻繁で。

カタカナのほうは、半分くらい読めるようになったかな、というところ。

というわけで

いつも見えるところに 「あいうえお表」を 貼っておこう!! 

で、

思いついたのが、紙ではなく、布に描いてみたら・・・と。

破れて汚くなることもないし、垂れ幕みたいに出来るし、使い勝手が良いんじゃないか?と。 

弟もいるし、まだ数年は 家のどこかに必要であろうとも考えると、 

作るのに 手間は掛かるが 挑戦の甲斐があるか。

家にあったちょうどいい具合の生成りの木綿布。

鉛筆で下書きをしてから、油性マジックで文字を書き、(名前ペン一本使いきり)

布用絵の具で色をつけていく。

最後に、周りをぐるっとミシンで縫えば完成。

娘が 自由に絵を描いてもいいように 周りに余白をあけておいたら、

娘は ちょろっと描いて、「もういい~ おかあさん描いて~」と投げ出した。

おまけに 意識的に空けておいた「や行」の空欄には なんだか わけわからないものを描いてるし!

まぁ 余白には また描きたくなったら描こう。ということで、

ともかくは

出来上がり。

早速、リビングの絵本棚の目隠しに。

はてさて 娘の反転文字対策への効果はいかに!?


誕生日には。

2010年02月10日 | 日々のこと

Cake2010_2 ここ数年は 

家族の誕生日にケーキを焼くのが恒例だ。

以前はホットケーキミックスを使った失敗なしのレシピでやっていたのだが、さすがに年間通して家族の誕生日の回数作っていると、上達もしてきて、

今では ちゃんとしたオリジナルレシピまで出来た。

最近は もっぱら型要らずの ぐるぐるケーキ。 コレに落ち着いた感じだ。 小さい型しか持ち合わせていなくても 直径の大きなケーキが出来る。

天板に平たく焼いて、5cm幅程度の帯状にカット。 それぞれにクリームとフルーツを載せて、お皿の上でぐるぐる巻いていく。 直径の大きなケーキが出来るし、失敗も少ない。デコレーションも上部をやるだけでサマになる。

基本的には 娘と一緒に作る、飾ることが前提というか、娘に任せてやることが メインの目的なので、

美しく作るとか、絶対的に 美味しく作る とか、そっちは後回し事項である。

それでも 手作りのスポンジケーキと フルーツと 四つ葉の美味しい生クリームがあれば 満足度高いバースデーケーキが出来るのだなぁ。

で、

2月9日、この日は夫の誕生日。

そして 結婚13年。

結婚記念日と 夫の誕生日が同じ、というのは、当時はなんとなくそうなっただけだったのだけれど、今は 夫の忘れ防止には良かったか。 と言っても 何をしてくれるって訳でもないのだがね・・・。

変わらない毎日の中で 14年目に突入だぁぁぁぁ。


保育園は良い!

2010年02月03日 | 育児のあれこれ

時々 道で出会う “近所の方” が いる。

「顔」 と 「だいたいドコに住んでいるか」は互いに分かっていて、

名前は知らないが 会うと必ず 挨拶を交わす。 ちょっと時候の話なんかをすることもある。

何人か そんな方がいる中、

先日、いつも犬の散歩をしていらっしゃる 50代らしき女性と立ち話を。

話をしていると、娘の通っていた幼稚園までご存知だった。出会う場所や、娘の名札などそんなところから推測できていたのだろう。

昨年の11月から 姉弟共に 保育園入所したことを伝えると、

「保育園。 子供にとって 良いわよね~。」って返ってきた。

コレにはかなりびっくりしたと共に、嬉しい言葉だった。

今の時代、仕事を持つ母が増えたと言っても、 世間の目は やはり、仕事を持つ母に優しくはない。

面と向かって批判をされることはなくても、

特に 年配の方からの そのテの趣旨の発言は度々であるし、

同世代の母親達からでさえ、

「三歳までは一緒に居たいし・・・」と、保育園へ預けることに対して不信感のあるような言葉を聞くことも珍しくない。

(この、「三歳までは・・」の、「三歳児神話」については、最新号のAERA with Baby に特集されているので、興味のある方はご一読を。)

以前に、

”小さな子を持つ母が働きたいと思った時、一番の障壁は何か。”

を、ある人材派遣会社の女性社長が書いていた。

’ 社会でも夫でも無く、「この仕事は、可愛い我が子に淋しい思いをさせてまでやる仕事だろうか?」という自戒の念だ。’ と。

コレを読んだとき、その通りだと思った。

自分に仕事への揺るぎない信念があれば、夫への説得も可能だろうし、社会の反応も気にはならない。 

自分の覚悟を決めることが一番大変なのだ。

自分のことだけでなく、家族皆のことや様々なことを考えて、決断をして、

仕事をしている母に、

励ましや、背中を押してくれる言葉を掛けてくれる人は 少ない。

私自身、子供達を保育園に預けて仕事を始めたことに 信念もあるし、迷いがあるわけではない。 

しかし、

意図もなくおっしゃったのであろう近所の方の 保育園への肯定的な言葉は 自分の決断の後押しをしてもらったような気がして、前に進もう!と思わせてくれる。


かなわないわ

2010年02月01日 | 育児のあれこれ

携帯電話を不注意で水没させ、やむを得ず、買い換えるハメに。痛い出費に落ち込むが仕方ない。

でもって、新しいケータイにイラストを描こうと、友人からアクリル絵の具一式を借りていたものの、なかなかソチラに気と手が廻らず、一ヶ月以上が経過。

やっとこの週末に さて何を描こうかと

紙、ペン、絵の具、ケータイをテーブルに置いて 思案していると、娘が 目ざとく やって来る。

「なにしてんの?」

「ケータイに絵描こうと思って考えてるねん。」

「なに描くの? (紙に描いてある絵をみて) コレ可愛いやん~。」

「でも お母さん、こっちの鬼にしようかと思うねん。」

「おに 描けるで!」

「ほんまに~? 描いてみて~。」と 紙とペンを渡す。

「あかおに と あおおに どっちがいい?」

などと、予想しない質問が返ってくる。 むむむ。

「青鬼。」

「はぁい」 と、スラスラと描きだす娘。

でもって、即座に描き上げた鬼が なんとまぁ可愛らしいこと。

私は完全に白旗を揚げ、

「おかあさんのケータイに描いて。」

と、筆を渡す。

全く躊躇することなく ケータイ上に 筆を走らせる娘を見ていると、( 慎重な性格なのに、ナゼかこのあたりは大胆だ。 )

この年齢の頃に描く絵は 本当に 自由で のびのびしていて 面白くて オリジナリティがあって、

頭のカチコチしている私は かなわない・・・ と 改めて しみじみ感じるのであった。 

貴重なこの時期、 娘から いっぱい引き出しておいてやらねば。

100201keitai 最初に紙とペンで描いた鬼のほうが、私好みであったが、コレはコレでやはり素敵だと思う。 

ま、親バカである。