何を考え何を想い何するの

神戸の山の暮らしから。
育児のこと、日々の手シゴト、身の廻りの自然のこと。
悩み進む楽しく愛おしい日々。

絵本「でておいで」のその後

2007年08月18日 |  絵本をつくる

初めて作った絵本「でておいで」

9月1日から、手作り絵本を扱っているお店に 置いてもらえることになった。

ピクチャーブックギャラリー リール」 http://rire.co.uk/index.htm

そこへの納品用に 数冊の製本を仕上げて 先日発送。

この「でておいで」という絵本。 やはり、今 改めてみると、やり直したいところももちろんあるのだが、製作した当時の気持ちも大事かもなぁと ソコは目をつぶって、今回はそのまま印刷した。

けれども この絵本、実は結構 娘が気に入っている。 日常の中で 突然に絵本のフレーズを口にすることもしばしばで、 もちろん私が作ったなんてわかってないやろうので、ちょっと?かなり!嬉しい(^^)。

そんなわけで ちょっと他の人にも 読んでもらいたくなった、というわけ。

ぜひ いろんな人に 感想、意見を もらいたいものだ。

お近くにお寄りの際は ぜひ足をお運びくださいませ。

さて、

ART HOUSEの絵本展も始まった。ギャラリーに観にいかなくちゃなのだが、体調が良くなく、遠出がままならないので 開催中に行けるかなぁ。

それにしても…

織り やりたいし、 他にも 作りたい。やりたい。がいっぱい。

体調良くならなければぁぁぁっ。


作品、発送。

2007年08月09日 |  絵本をつくる

今朝、

製本した絵本を 宅配便で発送してきた。

ARTHOUSE  http://www.art-house.info/

絵本展2007 「Birthday」

8月16日~28日 (20~22日は休み)

35名の作家が参加予定。

私は正攻法な絵本を出品するのだが (私の原画は、ちょっとした連絡のすれ違いがあって展示されるかどうか今のところ未定。) 

おそらくは 変わった絵本がたくさん並ぶことになるのではないでしょうか。

興味のある方はぜひ。  

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さて、発送が終わって ホッとしていると、 「あぁ あんなことしてみても良かったかなぁ~」などと いろんなことを考えてしまう。

今回の絵本製作は 私にとって 二作目になるのだが、

正直に言うと 前作「でておいで」に比べると 未消化な感じ。 

‘Birthday’というテーマが私の中でしっかり消化しきれなかったことと、新しいやり方に挑戦、試行錯誤したかったけれど時間がなかったことなどが原因かなぁ。

けれど エエ感じに仕上がってます! と思います。

それにしても、

絵本展に参加するなんて 思い切ったなぁ…と今さらながらに思えてきて、どうも気持ちが落ち着かない。 今になって 私の作品、周りの人と比べて ツタないものではなかろうか…なんて気持ちまで湧いてきた…。

とりあえず、会期中は2冊、売れたらいいかなぁなんて思ってるのだけれど、コレが強気なのか弱気なのかさえわからへん…。

まぁ 腹をくくって、どんな結果も受け止めよう。 どちらにしても前進につながるだろうし。

とにかくは 一年に一作はカタチにしていこう!と思っていて、続けていきたい。 締め切りがある方が無理にでも突進して完成に持っていけるので、またタイミングの合うモノがあれば色々と挑戦したいと思う。

絵本製作がひと段落すると、

しばらくは どっぷり織りにつかりたい気分。 どんどん試行錯誤してみたい。

他にも やりたいことがいっぱい!!

けれど…

イヤイヤ二歳児の親は 自分の時間なんて僅か…。気長にしかやれましぇん。


たんじょうび

2007年08月01日 | 日々のこと

今日は私の誕生日。

35歳になった。

35歳になって いまだ 自分のやりたいコトは…?自分に出来ることは…? なんて模索している私は、まだまだ甘ちゃんなんやろうなぁ。 けれど、だからと言ってこんなもんかと思ってしまうのも嫌なので やはりまだ あがいていくつもり。

諦めたら この先なんにも変わらないからナ。

想って動いている限りは ちょっとづづでも自分の進みたい方向に近づいていくだろう。

で 

私は ずっと 誕生日ってものがよくわかっていなかったナ。と思わされている。

コドモの頃はただプレゼントをもらえるとか、ケーキが食べられるとか、そんなことが嬉しかったのだが、ある程度の年齢になると周りの人が「おめでとう」と言ってくれることが何となく嬉しいというか、そんな感覚があるだけで。(けれど 自分の大事な人に自分の誕生日を忘れられると めちゃくちゃ寂しいのだが。)

で、 自分に娘が産まれて、娘の誕生日、本当になんと感慨深かったことか!それで 「誕生日」ってものを理解できるようになった気がするのだ。

誕生日って 「ソコに その人が生きている喜び」 を一年を区切りに祝うことなのだろう。

だから、自分の誕生日は、

周りの人と一緒にいる喜びを感じる日’というか、誰かに祝ってもらわなくっちゃ嬉しいハズがないわけで。

単純なのだが その基本的な‘感覚’が 自分に子供が産まれてやっと 心の底から わかった!! 

なので、私から家族や友人への「誕生日おめでとう」は今までとは想いが違います。よ。

普通は こんなこと誰でも理解していることなんやろカナ。

さて

いま 製作している絵本の絵本展テーマは「BIRTHDAY」。

まぁ 上に書いたようなことをストレートに絵本にしてもベタすぎ&説教臭いので、また違うストーリーなんだが 根底にはそんな想いも込めて作った。

まだ これから 印刷、製本作業が残っているので、8/10納品まで 頑張って仕上げなければ。

またお知らせします。

そうそう、

満月の日に産気づくって話は 妊婦のときに よく話題になっていた。

ちょうど私の臨月のときの満月2005年4月11日産まれの子は私の周りだけで4人もいる!  娘はこの満月を乗り切って、さらに予定日を9日も遅れて産まれてきたのだが。

で、私の誕生日 1972年8月1日も 同級生に同じ誕生日の人が何人かいたことを思い出し、きっとこの日は満月だったのでは…と思っているこの頃。

もうひとつ。

最近、韓国人の友人が出来たのだが、面白い話をきいた。

韓国では 0歳という概念がなく、産まれた時は既に1歳なんだと。それでなんと1月1日がくると、2歳になる! 誕生日に歳をとるという考え方じゃないんやって~。(大晦日に産まれた子は翌日には2歳というわけ)

日本の「かぞえどし」の考え方と同じになるのかなぁ。

だから、

何か日本で書類を書いたりする場合など、その年の誕生日を迎えてない場合は 韓国での歳より二歳若くなるとのこと。 誕生日を祝ったりするのかなど その辺は あまり詳しく聞かなかったので 今度会った時に聞いてみよう。

年齢のことひとつとっても 文化っていろいろなんやなぁ。

と、なんだか おもしろ感心したのだった。

8/3 追記

知人に、誕生日は「自分が生きていることを周りの人に感謝する日」だと指摘され。

そうです、そのとおりだ!

娘の誕生日はかなぁり周囲にしみじみと感謝を感じたけれど、自分の誕生日に家族や友人に感謝する心は持ってなかった…よ。 ふむふむ。