何を考え何を想い何するの

神戸の山の暮らしから。
育児のこと、日々の手シゴト、身の廻りの自然のこと。
悩み進む楽しく愛おしい日々。

一週間分ベトナム記

2012年03月05日 | ベトナム
2/23→3/1 の一週間のベトナム出張。
(画像はクリックすると大きいのが見られます)
ざざっとな。

ホーチミンに到着したら
暑い。
そして ひぇ~ バイクの洪水に圧倒される。
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すごい すごすぎる・・・ものすごい量のバイクが ゾロゾロと行き交う。
それも2ケツは当たり前で 3ケツ 4ケツ・・・。
けど、その光景にもすぐ慣れてくると、「このバイク生活、楽しそう~」と思えてくる。
「自由やな~」「開放的やな~」「気持ちエエやろな~」みたいな・・。

メコン川近くの取引先へは まだ出来て新しい道路を通って 車で約一時間半。
車窓には 可愛らしいアパートな家が続く。
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けど、なんせ車で走っているので ほとんどブレて撮れない・・・
「写真撮りたいから止まって~」って思わず口から出そうになったが、
皆が仕事モードの中、そんなこと言えませしぇんのだ。

取引先では、
新しい商品デザインの打ち合わせや、色々と情報収集をして、
フルーツ出してくださったので頂く。
ジャックフルーツ。
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不思議な形に、謎な食べ物だったが、よく冷えていて美味~。
(後で、市場で原型を確認)
社長も 「こんな美味しいジャックフルーツは初めて食べた」とのことなので、
熟れ具合などでかなり美味しさが違うのではないかと思われまする。

ランチは
先を急いでいたので、早く食べられるものをということで「フォー ボー」を。
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横で薪の火で作っている。
でもって 香草類の新鮮さ、威勢良さが半端ない!
がっつり入れて食すのだ。やっぱり現地のフォーは日本で食べるのと違うなぁ~。(←当たり前か)

その後も、市場を何軒かまわって 生地を仕入れたり、
商品を選んだり 仕入れたり
情報収集、もろもろ・・・
夜は、会社で扱っている現地在住の日本人バッグデザイナーの方と庶民食堂で食事したり。

街で情報収集の日は
オープンカフェでココナッツアイス食べたり。
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なんせ暑いので、こういうのは生き返る思い。

ハノイに移動。
寒い。
夜の街は オレンジの電球の光が侘びさびで。
ホーチミンとは違うね。
タクシー運転手が流す音楽もなんだか寂しいし・・・。
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ハノイの旧市街には
心くすぐられる雑多な古い建物がいっぱい。
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で、
皆 プラスチックの風呂椅子に座って
ごはん食べてるのだ。
朝も昼も夜も・・。
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そんで
ポイポイ食べたもの捨てるから道路はゴミだらけ。
めちゃ汚い。夜の間に清掃して、翌朝にはきれいになっているけれど、また夜には汚い。
マナーとかなんとかってより それが文化?みたいな。
でもって
ゴミだらけの道路の上で風呂椅子に座りながら
i-padや、スマホを操作しているベトナム人。
スマホの普及率は、日本より高いと見える。(実際は知らないけれど)
すんごいギャップ。。。
そして、
働いている人が 若い。
ベトナム国民の平均年齢は20代らしいので、働き手も若い人が中心。
パワーのある国だ。と、現地に立つと感じる。

ハノイでも
取引先の刺繍会社に行ったり
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その会社の庭で スターフルーツの木を見つけたり
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ちょっと合間に
ニンビンの刺繍会社近くの、石灰岩に囲まれた川の船乗り観光スポットに案内してもらったり
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↑ボートを足で漕いでてビックリ~ 帰って子供達に動画見せてやったら大ウケ。

生地卸し市場で生地調達したり
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また別の取引先に行って打ち合わせしたり、
また別の会社で商品仕入れたり、
カフェでベトナムコーヒー飲んだり、
また別の会社で商品の注文したり、

ハノイの街で「茹でタニシ」食べたり、
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身をほじって食べてたら、口の中でジャリッ。 石かと思ったら、「子タニシ」。
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子もろとも 殺生じゃ~

温かいこのチェーは むちゃ美味しくて、
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岡本の店で、メニューにチェー出したい・・と目論む私。
まずは家でいろいろ作ってみようと思う次第。

ベトナム行程の締めの食事は「黒鶏のスープ」。
薬膳っぽくて濃厚でかなり美味。隣の甘めの揚げフランスパンをつけて食すとこれまた美味。
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社長と二人で 70kg超えの大荷物持参で帰国。
関空に着いてやっと「子供らの顔、早く見たいなぁ~」と
妙にシンミリした気持ちになっちゃって。 
それまであまり思わなかったのが自分でも意外であった。

私が留守の間は、子供達ふたりとも、かなり良い子で頑張っていたらしいのだけれど、
通常の日々に戻ると
子供達は ワガママ、グズグズ、姉弟ケンカ、復活。
「あんなにいうこと聞いてたのに・・」と夫はあきれ顔。
ともかくは
子供達を相手に 頑張ってくれた夫に感謝。

一週間も子供達と離れて、一人になれたことも大きいが、
たくさんいろんなものを見て 感じて 考えて、
大いに、かなり、有意義なベトナム行きだった。
連れていってくださった社長にも感謝。