何を考え何を想い何するの

神戸の山の暮らしから。
育児のこと、日々の手シゴト、身の廻りの自然のこと。
悩み進む楽しく愛おしい日々。

沖縄旅行

2014年07月21日 | 出かける

備忘録を兼ねて、沖縄旅行記。 久高島と伊江島へ。


7/13(日) 7:45 神戸空港発のスカイマーク。

飛行機嫌いの夫は、毎度のことながら乗る前から落ち着きなく、言葉少な。

子ども達は生まれて初めての飛行機。

窓の景色に感動しているも、しばらくで飽きてしまうことは予想内。新しい迷路本などを用意していたので作戦成功。

那覇に到着。アッツ=陽射しキッツ=!!

タイムズレンタカーで車を借りて、本島の南東 「安座真」へ向かう。

久高島に渡るフェリーまで時間があるので、那覇から南側をまわって、まず「喜屋武岬」へ。

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早起きと移動で疲れ気味の子ども達も、目の前に広がる美しい青色に感激し、

元気取り戻す。が、海に入れるのはまだや~。

「奥武島」に寄る。島と言っても本島とは橋でつながっているので、楽ちんに渡れる。

ココがまた趣があってエエ感じの島。超有名と聞いていたココの「もずく天ぷら」。

お昼ごはんにはならへんし、蕗は眠りこけてるので、とりあえず4つほど買って、

樹と二人で車の中で食べてみる。

サックサクでうっま~い。暑いからか塩気がしっかり効いているので、スナック感覚。 樹が食べた「魚の天ぷら」魚がなにかは不明…サワラっぽい味の魚。樹はかなり気に入っていた。

港に着く直前で、食堂に入って「くだかソバ」。 子ども達は初の沖縄ソバ。

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蕗はこういう味を好きなのわかってたけれど、紅しょうがガン入れして食べてるのに感心する。

車は置いて、安座真港から14:00発 久高島へ。

久高島は「神の島」と呼ばれている琉球神話の聖地とのこと。期待は膨らむ。

夫が予約していた民宿、前々日に予約確認の連絡を入れるも電話がつながらない。数日前の超巨大台風の影響らしい。あれこれと手をまわし、やっと連絡をつけるも「民宿のおばあちゃんが体調を崩して入院している」とのことで、近くの「久高島交流会館」で空きがあって予約を入れてもらえた。

この「交流会館」、6畳ほどの部屋で隣とは引き戸でしきられているため、隣と声が通々…。

ウチにはやかましい奴が一人いるので、不安になる・・・。(が、なんとか乗り切った!)

荷物を置いてから水着に着替えて、歩いていける、まず「ピザ浜」へ。干潮なので、ごつごつした岩場を少し沖のほうまで歩いていける。魚やウニやヒトデやカニやナマコや、磯の生き物ごろごろ。

軽くシュノーケリング。蕗は初めてのシュノーケリングで魚を見て大興奮。青色の小さな魚など。

ビーチに行こうと「めーざ浜」へ。ココがまためっちゃ美しい。

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五時と言ってもまだ神戸の3時くらいの位置に太陽がいるような印象。

貸し切り状態で、六時半過ぎまで海の中にいて、

会館に戻ってシャワー。軽く荷物の整理していると

夫「カメラがない。 もしかして船の中…」

結局、出てこなかった。フィルムのカメラ。

たぶん長いこと使ってるやつ。でも夫が意外にあっさりしているところを見ると、もう飽きてような感じで、「よし新しいの買お。」くらいに思ってんじゃないかと私は予想する…。

デジカメも持っていたので、その後の行程はソレのみで。

晩御飯を食べに近くの食堂「とくじん」へ。

生ビールが美味い!食事も丁寧に作ってあって美味しい。海ぶどうの養殖もしている久高島。海鮮丼には「海ぶどう」がたっぷり乗っている。海ぶどうにも感激の蕗。

(空港でおみやげを買うときにも「海ぶどうが欲しい~」と言われて買って帰ることに)

夫の「魚の唐揚げ定食」には全長30cmくらいの魚が唐揚げにされてデーンと皿に。今日採れたばかりの「オジサン」という魚だと説明してくれた。

7/14(月)

朝食は交流会館で。

この朝食がまたスゴイ美味しい。

地元食材ふんだんに使ってあって、素材を活かすシンプルな味付けで、美味しくていくらでも食べられる。 (交流会館で作ってるのではなさそう。)

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交流会館で大人用自転車二台(樹を乗せるキャリー付きと、電動←ラッキー私コレ)を借り、子供用は港近くのレンタル屋で一台借りる。

島の北を目指す!陽射しは暑いけれど、周りの木や畑を眺めながら、他にな~んにもない一本道ぷらぷらとこぐ。

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北端に立つ。 海の広がり!青!美しいとしか言えない・・。

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岩場で釣りしているおじちゃんもいたり。

また自転車に乗って、星砂があるという「うぱーま」へ。この浜がまためっちゃ美しい。

島の東側は波がキツイので泳ぐのには適さないと聞いていたが、確かに波スゴイ。

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星砂は、岩に取り残されている砂をよく観察していると見つかった。

↓ わかるかな。

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また自転車移動で、島の西側の浜へ。少し岩場を降りると砂浜が。シュノーケリングしてみたけれど残念ながらあまり魚はいなかった。(水が少し白っぽい。細かい砂が巻き上がっているからか。)

会館に戻ってシャワーと着替え。

船に乗る前に 子ども達は「かき氷」。 樹は前晩からこの日の朝もずっと「かき氷食べたい~」と言い続けていたので、嬉しそう。ホンマに樹は甘いものが好きである。

13:00発の船で 本島へ戻り、

車に乗って移動。本島北西の本部(もとぶ)へ。 途中、道の駅に寄ったり。

車を置いて、17:00発の船で「伊江島」へ渡る。

「伊江島」は13年程前に、夫婦二人で訪れたことがある島。

その頃と比べると、港も立派になってる~! 米軍の練習飛行場があるので潤っている島らしい。 ちょうど今、島の地下ダム工事が北部で行われていて、その工事関係者でどこの民宿もいっぱいで、なんとか事前に宿を確保していた。

民宿「かりゆし」。私と同じくらいの歳の、笑顔の可愛らしい女将さんが夫婦で切り盛りしている。

伊江島は、修学旅行生の民泊体験を島全体で受け入れしたりとユニークな活動をしていて成功しているらしく、かりゆしにも、お世話になった全国各地の修学旅行生の色紙が飾られていて、関西の学校もいっぱいあった。我が家の子ども達もまた来るかもね。

部屋は3階の南向きで、夜は気持ち良い南風がいっぱい入ってきて涼しくて快適で眠れた。

晩御飯はドコに食べに行こうかと、部屋でアレコレ調べてみると、「エースバーガー」というちょっと謎な店ながら、ネットの口コミで「伊江牛のハンバーグが美味しい」という書き込みを見つけたので行ってみることに。

やたら昭和レトロな外観で、ハンバーガーなぞ売っているとは思えない…ネットの口コミ見なかったらまず入らないだろうなという店構え。

沖縄本島離島 伊江島のエースバーガーの写真

焼き肉定食(刺し身付き)、ハンバーグステーキ、タコライス、丼ものやハンバーガーにポテトなど。

これがまためっちゃ美味しくて、ボリュームもあって、結局2日続けて晩御飯はココでとったというハマりよう。伊江島の夕食はココで!とオススメ。 地元民でもないのに、2日続けて来る奴など珍しいようで、女将さんも話しかけてくれて「島らっきょ」サービスで出してくれたり。

7月15日(火)

朝からレンタル自転車。子供用自転車はないとのことで、

夫の荷台に蕗、私がチャイルドチェア付きで樹を乗せることに。残念ながら電動ではない。

まずは伊江島のシンボル「城山」へ。

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島の真ん中にぽっこりとそびえ立っていて、登ると島全体360度見渡せる。蕗は早く海に入りたくて渋っていたけれど、頂上に立つと絶景に満足したようで。

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降りてから伊江ビーチへ。下りなので自転車楽チン。

伊江ビーチ、満潮でかつ波が荒高い。ブイで一部が区切ってあり、ソコはとりあえず安全ということで遊泳OK。音楽もガンガンかかってるし、大人的には「…。」な感じでも、子ども達は早く海に入りたくてウズウズしてるし、しばらくソコでゆっくりすることに。

ブイの中なので、もちろん魚も居ないし、シュノーケリングは禁止ってなってるし…

でも子ども達はそれなりに楽しんんでたし、まぁいっか。

蕗は仰向けで浮かぶことに挑戦していた。

お昼はファミマで調達していたパンをかじって、次に目指すは島のほぼ反対側の「GIビーチ」。 コレがキツかった…昼の暑い中やし…上り坂やし…樹を乗せてるし…

途中でくじけかけたけど、樹も後ろで励ましてくれ、何より、着いた岩場を下りたところの浜がめっちゃキレイで疲れも忘れる。

干潮時刻と重なって、限りなく遠浅でどんどん沖まで行けてしまう。

魚も見られて、磯の生き物も観察出来て、静かで ゆっくりと海を楽しめた。

樹は「みんなおよげていいなぁ~」なんて言いながらも、結局最後まで水に顔をつけることは出来ず、浮き輪につかまって浮いていたのだった。

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7月16日(水)

ずっと天気に恵まれて、海水浴は堪能したので、最終日の子ども達の希望を聞くと「水族館!」というので、10:00のフェリーで本島に戻る。

車に戻って「美ら海水族館」まで。

広大な美しい敷地で、ジンベエザメやマナティ観たり、ゴンドウクジラやイルカのショー観たり。

敷地内で、ハンバーガーを軽く食べてから 駐車場に戻る際、途中の噴水で子ども達はビッチョビチョ。

さぁ戻るぞ~車で移動。

大学時代の友人のしはらと、子ども達の習い事の送りついでで会う約束が出来たので、那覇の「新都心公園」へ。4年くらい前に彼女一家が関西に遊びに来たときに神戸空港で一緒にご飯を食べて以来。子ども達はお互いにおっきくなっており、しはらは変わらずキレイで飾らない感じで30分ほどおしゃべり。

約束の5時半にレンタカーを返しにゆき、ガソリンを入れると、少なくてビックリ~さすがハイブリッドや!

空港でお土産を物色して、最後に沖縄ソバ食べて19:00発の飛行機。のはずが、30分遅れ。

機内で窓際の席を姉弟で取り合って一悶着あったものの、無事に帰路。

心地良い疲れのなか帰宅。(神戸空港はアクセスがめちゃ便利やなぁ。)

みんなで爆睡

(翌日は、蕗は学校、樹は遠足、親は出勤。 洗濯ものは山のよう。)

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・飛行機代 ¥96,000

・久高島「交流会館」宿泊費(1泊)4人分 ¥16,800(朝食一人¥500込)

・伊江島「かりゆし」宿泊費(2泊)4人分   ¥21,800(朝食付き)

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