京都府の事業で
京都府下の風景を織った織り額で、9寸×1尺2寸くらいの大きさがあります。
下図になったのは 小さな古いモノクロ写真で、
二条城をバックに堀川通りにチンチン電車が走っていて お堀があったんですね。
写真を織りで表現する初めての仕事でしたが
濃淡だけの表現は やはり難しくはありましたがそれも返って楽しかったです。
濃淡に少しトーンの違う色を合わせて 31色 使ってますョ。
基本的に 私は 織りでしか出来ない表現で ものづくりがしたいなぁとは思ってるんです。ので「写真みたい」というのはナンセンスなのですが、一般的にはそういう言葉で賞賛をいただくことが多いですネ。
まぁ実物を見ないと 凹凸などの表情はわかりにくいというのもあるのですが。
つづれ織りというのは実にシンプルなので 限られた中ではありますが、
まだまだ これから’織り表現’を試行錯誤しながら やっていきたいなぁと思っています。