何を考え何を想い何するの

神戸の山の暮らしから。
育児のこと、日々の手シゴト、身の廻りの自然のこと。
悩み進む楽しく愛おしい日々。

帯「おしどり」

2006年06月27日 | 綴れ織(1997~2006年 爪搔き本綴れ織師)

Obi08_1 2001.2 製作

木彫のおしどり をモチーフにした帯です。

ワンポイントなのでおとなしく、カジュアルにあわせやすいですし、可愛らしくて とても人気がある模様です。

おしどり模様の帯は昔からよく織られていますね、様々にデフォルメされたものがあります。日本画家や図案家は必ず一度は描いたことがあるのではないでしょうか。

話は変わりますが 

日曜日に読売TV「鉄腕DASH」のDASH村で 機織りをしていましたね。(あひる村長の模様を織っていたので 鳥つながりでちょうど思い出しました^^)

つづれ織りではなく、一番シンプルな 平織りでしたが、村長模様の部分はヨコ糸の色糸を途中で折り返していく手法はつづれ織りと基本が同じですが、これはいわゆる「すくい織り」になるでしょうね。

織りあがって 機から外したところまで やっていましたが、何とも味わいのある風合いが見てとれて TOKIOの皆さんに 織りの感想をじっくりきいてみたいデスわ。男のヒトは、やはりなかなかやらないですからね。

機織りは 時間もかかるし 根気のいる、いわゆる辛気臭い作業なんですが 織っている時間は何とも言えない楽しい時間なのですョ。(納品締め切り間近で 焦って織らなきゃいけない時は シンドイこの上ないですけどね…)

まだ 娘が小さく、育児の為、本ちゃんの織り機に向かえずにいるので 早く織りを再開したくなりました。