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 本は私の人生の友・・・

映画『歩いても 歩いても』

2008年07月12日 | 映画


成人して家を離れた子供たちと老夫婦が、長男の命日に一緒に過ごすが・・・
一見仲が良さそうに見えるが、それぞれ心の奥にわだかまりを抱えている。

どんな家族にも大なり小なり色々なことがあり、心の中は見えないからもっと色々な思いを抱えていることでしょう。
でも笑いを誘う場面も多く、題名の『歩いても 歩いても』は、昔のヒット曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」にちなんでいるとは思いませんでした。


映画『クライマーズハイ』



原作 横山秀夫

1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に JAL123便が墜落、死者520人の大惨事が起こった。
前橋にある北関東新聞社では、白河社長の鶴の一声により、一匹狼の遊軍記者・悠木和雅が全権デスクに任命される。
そして未曽有の大事故を報道する紙面作りの闘いの日々が幕を開けた。

クライマーズハイとは、登山時に興奮状態が極限まで達し、高さへの恐怖感が麻痺してしまう状態で、スクープへの可能性に目がくらみ、突進してしまう記者の状態と重ねているそうです。

飛行機事故があったときはすでに東京に住んでいましたが、育ったのは群馬県なので、モデルとなった新聞社や地名などはよく知っています。
当時、テレビのニュース速報で、飛行機がレーダーから消えたことを知りましたが、まさか未曾有の大惨事になるとは思ってもいませんでした。
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5 コメント

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Unknown (mint)
2008-07-14 10:20:02
こんにちは。
映画2本、見たんですね。
私は土曜日に見に行くつもりだったのですが、あまりの暑さにくじけました(笑)。

家族を描いた『歩いても 歩いても』はおもしろいシーンも多いけど、母親の心情が切ない話でしたね。
『クライマーズハイ』は緊張感のある映画だったのではないかと思います。見てないけど…(笑)。
そうそう、私も飛行機が消息不明になったというニュース速報を見たとき、大惨事になるとは予想しませんでした。
痛ましい事件でしたね。

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mintさんへ (ソルト)
2008-07-15 07:32:33
お早うございます。
続けて2本見ましたが、暑いことですし当分見たい映画もないので、これからしばらく映画館ともご無沙汰しそうですよ。
『歩いても 歩いても』、母親役の樹木希林の演技は、相変わらずうまかったですね。子供を亡くすということは、最大の不幸だと思います。
『クライマーズハイ』の原作者の横山秀夫は、事故当時、地元の上毛新聞社に勤めていて、独特の緊張感を持った数日を本にしてみたかったそうですね。
映画では新聞社社長役は山崎努でしたが、人間のいやらしさなど、やはり相変わらずうまい役者さんでした。
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Unknown (Unknown)
2008-07-15 20:31:11
ソルトさん こんばんは。
私はドラマの方を見ました。
ソルトが育ったのは群馬なのですね。
飛行機は東京-大阪間だったので、大阪の人が
たくさん亡くなられましたね。
毎日ずーっとニュースでやってた気が…。
あれからもぅ20年以上もたつんですね。
ドラマでは新聞社社長役は杉浦直樹でした。
佐野洋子『シズコさん』手元にきました。
読んだらまた来ますね♪
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Unknown (naru)
2008-07-15 20:31:57
↑のコメント私です。
すみません~!!
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naruさんへ (ソルト)
2008-07-17 07:42:59
お早うございます。
私は小説誌で原作が連載されたとき、山岳小説かと思って読み始めましたが、違ってました。
ドラマは用事があって見逃してしまい、残念です。
事故から23年、遺族にとっては辛い月日ですね。
『シズコさん』、良かったですよ。
佐野さんは歯に衣着せぬ言い方をしますが、その分、自分にもきびしく正直なんでしょうね。
詩人ですので、文章も良かったですよ。
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