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 本は私の人生の友・・・

『灼 熱』

2021年12月25日 | 

著者 葉真中 顕(はまなか あき)

 

無二の親友は、なぜ敵になったのか。沖縄生まれの勇は、ブラジルの日本人入植地「弥栄村」で日本移民二世のトキオと出会う。

二人はかけがえのない友となるが、やがて祖国の終戦について真逆の報がもたらされ……。

誰もが見たいものを見る世界で、何を信じ、何を守るべきか。

戦後ブラジルで日本移民を二分し、多くの死者を出した「勝ち負け抗争」(日本が戦争に勝ったと信じる人たちと、日本の負けを認めた人たちとの抗争)を題材にした長編小説。

 

>ブラジル。この地に生える樹木から炎のごとく赤い染料が得られるため、

灼熱(ブラーザ)に由来し名づけられた国。

 

日本移民社会のことが分かり、読み応えがありましたが、胸がつまりました

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