川上未映子さんの新聞連載小説『黄色い家』を毎朝 楽しみに読んでます。
12年前、ブログをお休みしていたときの川上さんについての下書き記事がありました…
(12年前の下書き記事)
TBSTVの「情熱大陸」で川上未映子さんを見たことがありますが、今日、NHKTVの「スタジオパークからこんにちは」を見て、とっても川上さんに興味がわきました。
お話が超・哲学的・・・以下は、幼い頃から感じていることだそうです。
唾は口の中では汚くないのに、口から出ると汚いと言われるけれど、どこから汚くなるの?
お茶碗の中のご飯はきれいで、ゴミ箱に捨てた途端、ご飯はどうして汚いものになってしまうの?
自分の腿を自分の手でさすっていて思うこと・・・今は、どちらかな? さすっている手、さすられている腿、どちらも自分の一部だけれど、どちらを強く意識しているだろう? 手、腿、どちらが主人公?
アトラクションでロボットの中に入って・・・外にいる人からは自分の姿は見えない。 自分はロボットの中から外の人を見ている。
こわくなりロボットから出て思ったこと、自分は身体というロボットの中に入っているのかな?
ゴッホをテーマにした川上さんの詩をちょっと紹介していましたが、ゴッホが好きで作ったということ。
ゴッホの気持ちを思って、ゴッホの魂を慰めるような詩でした。
番組を見て思ったことは、わかる、わかるなぁ、という思い、
自分はすっかり常識というものなどで作られてしまっている、という思い、でした・・・。