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 本は私の人生の友・・・

近藤富枝さんを囲んで

2009年06月22日 | 講演会
毎年この時期、浅草の先の東向島での講演会に参加してます。
過去には、山崎朋子さん、高野悦子さん、山崎洋子さんのステキなお話を聴かせていただきましたが、今年はノンフィクション作家の近藤富枝さんでした。
87歳という高齢ですが、日本橋生まれのチャキチャキの江戸っ子で、お元気でした~。
瀬戸内寂聴さんと東京女子大で一緒に演劇をしていたとか、その寂聴さんから“おしゃべり”だと言われるそうですが、寂聴さんだってスゴイおしゃべりだ、などと。
お話がアチコチに飛んで面白く、でも忘れずに元に戻る、という繰り返しでした。
寂聴さんは“なまり”があって、芝居はヘタだったとか。
昭和19年、NHKのアナウンサーになりましたが、戦後退職して、文筆活動に入りました。
永井荷風が手本だとのことですが、講演会の帰り、駅のホームで電車を待っているとき、駅名「東向島」の上にカッコして「旧玉の井」と書いてあるのを目にしましたよ。



2階のベランダで洗濯物を干していて東の方に目をやると、一年中裸のままで強風に虐げられたような木がいつも目に入ります・・・。