そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

原鉄道模型博物館など

2014-12-31 09:27:47 | journal
2014.12.29

午前6時起床。ちび、昨日の午後9時からぶっ通し睡眠。しかもおやすみ直前の授乳もしていない。ぐっすり寝てくれて母は大助かりなのだが、その代わり胸がぱっつんぱっつんに張っている。おむつを替えてうんち確認。よしよし、順調だ。授乳するともんのすごい勢いでがっついてる。11時間も間があいたらそりゃあ空腹でしょう… 以前ならこういうとき、母乳の勢いに負けてむせて泣いてたのだが、最近は平然と飲み続けるようになった。需要と供給のバランスが合ってきて、ちびも飲み方が上達してるんだろう。母乳ってほんとよくできたシステム。

今日は会社の後輩Oくん、Mちゃんと一緒にドライブがてらお出かけする日。出発の支度をして待つ。午前11時半、Oくんが自宅までピックアップに来てくれる。オットとちびと3人で乗り込み出発。目的地は横浜の原鉄道模型博物館。以前から行ってみたいと思っていた私の思いつきだ。車は快調に首都高を飛ばし、ちびはすぐに気持ちよーく眠りの森へ。1時間ほどで目的地に到着。現地で先に到着していたMちゃんと合流し、まずは腹ごしらえにする。博物館と同じ横浜三井ビルディングの1階にあるPRONTOにMちゃんが席を確保してくれていた。広くてきれいでベビー&キッズにも優しい。ちびもベビーカーでテーブルにつかせてもらい、めいめい好きなものを調達して近況報告などしあいながら食べる。ちびはMちゃんに初めてのご挨拶。たっぷり1時間は滞在し、合間にちびの授乳とおむつ替えもして、午後2時、いざ博物館へ。

博物館には驚くほど精巧な鉄道模型の数々が展示されている。多くは、博物館館長であり究極の鉄ちゃんである原信太郎(はらのぶたろう)氏の制作したもの。とにかくその細部にいたるまでの作り込みぶりに脱帽する。自作のもの以外で原氏が惚れ込んで入手した模型や、実際の鉄道に乗車した際の記念切符なんかも展示されている。模型は気に入れば海外のオークションに国際電話で参加してまで競り落としたというし、もちろん実物の鉄道も大好きで、新しく開通した電車には常に一番乗りで乗車し続けていて、当時から有名人であったらしい。とにかく、その情熱の熱量(と投資した時間とお金)が尋常じゃないのである。圧巻は博物館の後半に展示されている巨大な鉄道ジオラマ。幅10mはあろうかというスペースに、大人の身長くらいの高さのある大きなジオラマが設置されていて、たくさんの鉄道模型が走っているんだけど、これがとにかくすごい。鉄道模型そのものの精巧さはもちろんのこと、線路、鉄橋、駅や周辺の住宅も、山の上にロープウェイまで通っている。走る音も本物に肉薄しているし(近づいてくると線路から音がするので姿が見えなくてもわかる!)、信号の色も変わるし踏み切り警報機もちゃんと点滅する。おまけに日が暮れれば建物に灯りがつき、夜が更ければ消えたりする。模型の運転席にはライブビューカメラを設置してあり、その映像を見ながら実際に模型を運転することもできる。運転席も本物みたい。筆舌に尽くしがたいのでぜひ一度見ていただきたい。いい大人4人が大興奮で、30分以上もジオラマにかじりつきであった。ちなみにちびは入館から退館までの約2時間、ベビーカーでぐっすり…。もうちょっと大きくなったら今度は一緒に見ようね。

興奮さめやらぬ感じで博物館を出て、晩ごはんを食べになんとなく羽田空港国際線ターミナルへ行ってみることにする。車に乗り込んで羽田へ向かう。ちびは前半は気分よく外の景色を眺めていたけど、じわじわとごきげんななめに。もうすぐ着くよーとおもちゃであやして、ターミナルの建物が見えてきたところでまさかのご入眠。。。車を止めて、申し訳ないけどちびをベビーカーに乗せ替える。せっかく気持ちよく眠りについたのに起こしてごめんねえ。和食のお店でゆったりとおばんざいなどいただく。ここでも合間にちびの授乳とおむつ替え。お店のすぐ近くにきれいなベビールームがあった。ありがたい。お店を出て展望デッキを少しさんぽし、それからターミナルビルの中のきらきらイルミネーションの前で写真なんか撮って帰路につく。
午後8時、帰りの車に乗り込むと、ちびが不機嫌MAX。車が走っても眠いのに眠れない様子で、ウトウトとぎゃん泣きを繰り返す。もしやと思い、車内の音楽のボリュームを下げてもらったらそこから爆睡。おお、もっと早く気づかなくてごめんよ。夜は静かな部屋で寝てるもんね…。OくんMちゃんも驚いてしまっただろうなあ。申し訳ない。でも、いつかそれぞれにも子どもができたらきっとこんな感じ。それまで、親戚の子を見守る気持ちで気負わずこれからも遊んでくれたら嬉しいのです。Mちゃんを送り届け、続いて我々の自宅で降ろしてもらう。Oくん1日運転手ありがとう。ふたりともよいお年をお迎えください。
10時を回っていたので、ちびのお風呂はパスして寝室へ。ちびはすぐにまた夢の中。こういう日は心ゆくまでお風呂に入ることにしている。ああ極楽。
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