そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

ちび小1総括

2022-04-14 10:06:00 | 子育て - 小学生ライフ

2022.04.13 水曜日、はれ(あつい)

 
ちびが小学校に上がって最初の1年間が怒涛のように過ぎた。細かくは記録できなかったけど、ここらで総括。
 
入学と学童
 
小学校よりも先に学童が始まるのが、働く親の家の小学生ライフ。
我が家は第1希望だった学校内設置の学童に入れたので、入学式より早く4/1から小学校の建物に通うことになった。
場所見知りしがちだったちび(4歳〜5歳ごろまで大変だった)にとっては良い慣らし期間。しかも学童の部屋は1年生の教室の並びにある部屋だ。これなら本人も教室にちょっと忘れ物を取りにも行けるし、親も送り迎えのついでに学校の様子が分かって安心感がある。
初日、フリーズしたり泣いたりするかなと覚悟して送って行ったが、予想に反してちびは落ち着いていて、自分の名前のついたロッカーを見つけて荷物を入れ、あっさり「じゃあねー」と言われた。成長したのね…… 頼もしいやらちょっと寂しいやら、母は複雑である。
朝は8:30、預け時間は3-4日かけて徐々に伸ばして18:00迎えに落ち着いたが、のちに夜間の延長も必要になり、月+1,000円で夜間延長を利用して、最長19:00まで預けられるようにした。
保育園からのお友達も複数いて、親子ともども安心材料。
 
母の試練は、学校給食が始まるまでの弁当作り。
冷凍食品中心のラク家事主義だが、それでも2歳児が起きると合間にあれこれ用事を言いつけてくるので、完成時間が読めなくなってしまう。なるべく2歳の起きる前に仕上げようと、6時前に起きて用意していた。
学童には「遅刻」の概念はないのでまだいいが、学校が始まってからは8:00に家を出るのに弁当を確実に間に合わせる必要があり、慣れるまで大変だった。でもコロナ禍の副産物で夫婦フルリモート勤務が実現していたから、とてもありがたい。我が家の"小1の壁"はそのおかげで想定よりもかなり低くなった。
毎日代わり映えしないメニューでもちびは完食してきてくれる。ありがたいし、空っぽの弁当箱を見るのはこんなズボラ母でも嬉しいものなのだ。
 
4/6、入学式では先生たちの指示に従って、親の贔屓目を差し引いてもちびはシャキッとして見えた。コロナ禍2年目の入学式は、会場の体育館に入れる保護者は1人のみで、もう1人は別室から中継映像を見るスタイル。クラスには保育園からのお友達も複数いて、ここでも親子ともほっとする。
担任の先生は学年主任・主幹の男性の先生になった。誰に聞いても「あの先生なら安心」というベテランの先生。
 
子ども会と登校班
 
うちの地域では、登校班は町内会の子ども会によって運営されている。登校班への参加は任意だが、参加するには子ども会への加入が必要になる。
学校はとても近いし、歩道も整備された比較的安全な通学路だが、やはりみんなで通えるのは安心だし、ご近所の保護者繋がりも欲しいので加入。
我が家の隣のマンションの下が登校班の集合場所になっていて、玄関を出れば子どもたちの様子が見えるので便利。最初のうちは一緒に下まで降りていたが、1ヶ月ほどでちび本人が「1人で行けるから来なくていい」と言うようになった。以後は玄関で送り出して、登校班出発までは玄関前から見下ろして見守るスタイル。
 
ただし集合時間を守らせるのには1年を通じて苦労した。楽しいことに気を取られるとすぐに時間を忘れてしまうのだ。10分前、5分前と声をかけても、3秒後に別のことに気を取られてしまうからちっとも家を出られない。最初はまだ良かったが、慣れとともに時間に間に合わないことが増えて、出発してしまったみんなを走って追いかけることもしばしば。良いのか悪いのか、本人にあまり焦りがない。登校班の責任者のお母さんにもずいぶん相談に乗ってもらった。でもこういうことを自分だけで抱えなくて済むのはありがたい。それに登校班の登校時間は学校の始業時間よりかなり早いので、登校班には遅れても、学校には遅刻せずに行けるバッファになるのも良い。
 
ちなみに子ども会の保護者には、通学路の見守り(朝)、防犯パトロール(夕)、町内の廃品回収(隔月)といった仕事がある。ボランティアだ。多聞に漏れず、子ども会の加入者(しかも会費を払って加入する)は年々少なくなっているが、会の活動から恩恵を受けるのは地域住民全体、という歪な構造がある。税金が投入されるべき仕事もあるように思う。このあたりは考えどころ。
 
子ども会は例年なら行事もあるが、コロナ禍でほとんどが中止になった。その代わり、会費からちょっとした学用品や記念品、こども商品券なんかがもらえて、これはこれで嬉しい。でもそろそろイベントもあってもいいかな、という気持ち。
 
勉強と宿題
 
漢字は好き。保育園のころから、見よう見まねで漢字を書いたり、◯◯って漢字でどう書くの?と聞かれたりしていたから、その傾向が続いている。でも書き順はきわめて怪しい。まあね、書道家にでもならん限り、書き順って本質的じゃないなと思うこともあるよ。
文章を書くのは苦手(日記や作文)。1行日記ですら「何書けばいいの」とウダウダ悩む。母がこんな長文ブログを書いていると知ったら彼はどう思うのだろう。
算数もちゃんと理解している。前半は4歳のころにくもんに通った頃の貯金のおかげもあったと思う。でもケアレスミスもちょいちょいする。
生活科や実技教科は大好き。自然科学系は以前から関心が高いし、手先を動かす図工も、音楽も体育も楽しんでる様子。
担任の先生いわく、国語も算数も平均的なレベルには十分達しているが、まだ余裕がありそう。頑張ればもっと上を目指せるのに、自分でここまでやって満足!と線を引いてしまっているようでもったいない、と言われた。先生、ものすごく心あたりあります……。どこに彼のやる気メラメラスイッチがあるのか、先生と一緒に探したい所存。
 
夏休み
 
夏休み中も基本的に毎日学童へ行ってもらった。学期中の通学ですっかり慣れているので、朝は1人で行ってもらった。お弁当を作って持たせ、小ちびを保育園に送る私と一緒に3人で家を出る。小ちびは兄が自分とは別の方向に行ってしまうのがさみしいようで「にに、いっちゃったー」などと言う。
弁当作りは春で慣れたので、長い休みとはいえさほど苦ではなかった(相変わらず毎日似たようなメニューだが、完食&ノークレーム)。
夏休みの宿題が進まなくて困った。リモート勤務とはいえ日中フルに学童に行かせている。国語と算数のドリルは毎日学童で少しずつやるようにして無理なく終えられたが、自由研究が手つかずのまま8月後半に突入…… 1行日記も毎日コツコツ書くことができなくて溜め込むし、私が「この日はこんなことしたよ」とネタを提供しても「それは書きたくない」などと言って採用してくれない。最終日の8/31は学童を休ませて、私も手伝って何とか完了。"小1の壁"って弁当作りのことじゃなかったんだな、と痛感した夏。

習い事
 
入学と同時にプログラミング教室に通い始めた。
子ども向けのプログラミング教室には大きく分けてロボット系とコンピュータ系の2種類がある。その分類でいうとロボット系だ。レゴを作って動く機構を作り、それにアプリで直感的にプログラムが組める動力モジュールをくっつけて動かす、というもの。
レゴは以前から大好きなので、これなら楽しく通えて考える力もつくかな(淡い期待)と考えて通うことにした。今のところ適性は抜群。集中力や、ゴール達成の意欲などを講師の先生からも褒められた。2年生への進級と同時にクラスもひとつ上がる。
 
所感:ここから先は、子育て=人材育成
 
小学生の親になってみて強く感じたことは、
 
 保育園時代:親が頑張ればどうにかなることが中心
 小学校以降:本人が頑張らないといけないことがどんどん増える
 
その最たるものはもちろん勉強(宿題含め)だが、それ以外にも、学校からのお便りをちゃんと持ち帰ってくるか、持ち物を自分でちゃんと揃えられるか、時間を見て行動できるか... などなど本人に自主的にやってもらう必要性が高まる。
とはいえ最初からそれができる子なんて珍しいのであって、最初は手取り足取りサポートしながら段階的に手を離し、でも目は離さず、中期的には親のサポートなしでできるようになるまで、継続的かつ包括的に見ていてやる必要がある。
これって職場での上司と部下、先輩と後輩の関係性でも同じだな… と思い至り、以降、子育ては人材育成として考えるようになった。
初めのうちは"決められたことをできるようにする"ことに主眼が置かれるかもしれないが、それは初めの一歩にすぎない。勉強であれ課外活動であれ日々の生活であれ、得意や苦手を自分で知り、自分で情報を集めたり、必要に応じて助けを求めることも含めて、自分のことを自分でかじ取りする感覚を体得して、自分の向かいたい方向に自分で向かえる大人になれるまでサポートする。そういうことなんだなとこの1年でつくづく思った。
 
そして保育園時代に比べると、学校での子どもの様子は圧倒的に見えづらくなる。先生と毎日話す機会があるわけではないので当然だ。我が家は幸い、学校内の学童に1年間通ったので、担任の先生と立ち話をする機会もあったし、廊下に貼り出されているみんなの制作物を見る機会も頻繁にあってよかった。
(学校内の学童は、毎年新1年生だけで定員のほとんどが埋まってしまうので、2年生からは近隣の別の学童に移ることになったが、願わくばもう1年くらい学校内の学童で預かってもらえるよう、定員拡充をお願いします…)
 
おまけ:小ちびの変化
 
去年1年は兄と2人で保育園に通って、毎日兄のあとを追って歩いたり走ったり、途中の神社で道草したりしながら楽しく通えたのだが、兄が学校に上がってしまって1人になってから、めっぽう甘えるようになってしまった小ちび。
最初こそ今までのように歩いていたが、ある時期から歩いてくれなくなり、徒歩でも5分とかからない距離を自転車で通園。
その時期を過ぎて今度は自転車にも乗ってくれなくなり、抱っこ抱っこ。しかもちょっと遠回りになる大通りを経由して(バスが見られるので)いくことが増えた。体重も15キロ近くなって重く、素手での抱っこに限界を感じて、簡易的な抱っこ紐を新たに購入する。
年度末になってやっと、家から園までの道のりを全部歩ける日もときどき出てきた。
さて年少(相当)クラスになった今年は進化できるのか?

★写真は節分の制作?が教室の外の廊下に掲示されてたときのもの。Switchが楽しすぎて、決められた時間をオーバーしてもなかなか終われない。自覚があるだけ良いか。
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小ちび、深夜の救急病院へ!

2022-04-09 12:59:00 | 子育て - 病気・けが
2022.04.08 金曜日
ちび:7歳6ヶ月26日
小ちび:3歳5ヶ月5日

21:00
先にお風呂に入っている私のところにオットが小ちびを連れてくる。小ちびはまだ遊んでいたくてお風呂に入りたくないようで、暴れて抵抗する声。
ほどなくして「ガン!!」というものすごい衝撃音。直後に小ちびが火がついたように泣き出した。普通の泣き方じゃないので湯船から上がってみると、足元に鮮やかな血の跡。後頭部から出血していた。たぶん脱衣所と風呂場の境目のあたりにぶつけたと思う、とオット。風呂場のドアのサッシか。自分が小ちびから手を離してしまったと言っておろおろしている。起きたことは仕方ない。オットに清潔なタオルで止血してもらい、その間に私は体を拭いて服を着て、救急の連絡先を調べ始めた。

「夜間救急 墨田区」で調べて最初に出てきた電話番号にかけるが、応答がない(あとで確認したら、これは休日専用の診療所の電話番号だった)。
次に#7119にかける。こちらはすぐにオペレーターにつながる。3歳の子どもが転倒して頭を切ったと伝えると、看護師に代わってくれた。
脱衣所で転倒して、サッシのような鋭利な場所にぶつけて出血していると伝えると、小ちびの状況をいくつか質問された。
 すぐに泣いたか。
 意識はあるか。
 手足は動くか、しびれはありそうか(これは3歳児に確認するのは難しい)。
 首や背中の動き方がおかしくないか。
 目はおかしくないか。
 嘔吐していないか。
今のところどれにも当てはまらない。
出血の状況を聞かれる。後頭部で、止血をしていて止まりつつあることを伝える。
頭部の怪我なので、脳神経外科のある救急対応病院をすぐに受診した方が良いと言われる(救急車までは必要ないとの判断だろう)。近い順に3つ案内するので、自分で電話をかけて、受けてもらえることを確認してから行くようにとのこと。了解すると、音声ガイダンスに切り替わった。
案内された病院はいずれも知っている総合病院だった。とりあえず言われた順に電話する。
1つめの病院にかけて、状況を説明する。電話口の担当者は、当直の先生が脳神経外科でないこと、また小児科もないので普段成人患者しか見ていない医師になると言う。そう言われちゃうとなんとなく即決できず、他にもかけてみてダメだったらもう一度電話しますと伝えて切る。
次に、2件目に案内された東京曳舟病院にかける。同様に状況を説明すると、電話が少し保留になってから、わかりました来てください、と言われた。脳神経外科の先生が今日いるのか、小児科があるかといった説明はなかったが、まあいいか。支度と移動を含めて20分ほどで行けると思うと伝えて電話を切る。
私が電話をしている間に小ちびも落ち着いて、オットが服も着せてくれていた。私も支度をしてタクシーを呼び、小ちびを連れて家を出る。小ちびは状況をよくわかっておらず、いつも通り機嫌が良く、ただの夜さんぽだと思っている様子。

21:40
タクシーで東京曳舟病院に到着。ぐるりと回って救急の入り口から入る。2階で受付をして、ベンチで待つ。
周囲には他にも数組が待っていた。処置を終えて出てくる人、それを待っている家族。小ちびは最初こそ大人しく座っていたが、そのうちもぞもぞし始めて、やがてベンチにごろりと寝ころんでしまった。とっくに眠い時間。

呼ばれないまま30分ほど経過して、小ちびはベンチでそのまま眠ってしまった。さすがに待たされすぎと感じて、受付にあと何番目に呼ばれるか聞くと、確認しますと言う。その直後に処置室から看護師が出てきて小ちびが呼ばれた。(ん?もしかして忘れられてました・・・?)と思ったが今はどうでもいい。小ちびは爆睡モード。処置を受けるのには好都合かな、と思いながら赤ちゃん抱っこして処置室に入る。
室内にはベッドが見える限りで2床。どちらにも患者がいる。片方のベッドには新型コロナ対応用と思われる減圧用のビニールがかけられている。
小ちびはベッドからは離れた小さなスペースに通されて、程なく当直の先生が来た。小ちびの頭の傷を一見して、慣れた様子で
「これはホッチキスしないとダメですね。麻酔をしてから処置することもできますが、麻酔の注射も結局痛いので、麻酔なしでホッチキスだけする方が早いです。3針くらいなので。それで大丈夫でしょうか」
ホッチキス👀 頭の傷の処置に使うことは知識として知っていたが、自分の子がその処置を受けることになるとは。しかも麻酔なし。ぎょっとしつつもまあその通りだなと思い、了承する。
消毒薬を含んだ綿で傷を消毒する。そこで小ちびが起きてぎゃー!と泣いて嫌がった。眠ったままは無理だったかー。暴れる小ちびを看護師と2人がかりでがっしり抱きかかえ、医療用のホッチキスで切り傷をがしゃんがしゃん。小ちびがどうしても動くので2針でおしまいになった。最後に一応傷の上から(髪の毛の上から)消毒薬のついたガーゼを貼ってくれて完了。やれやれ。
先生曰く、CTは撮らず様子見でいいとのこと。元気だし、暴れちゃって撮れないでしょうからと言う。はい、そうですよね。。。

22:45
受付で明朝に消毒に来るように案内を受けて病院を出る。小ちびは歩きたがらないので抱っこ紐に入れ、目の前の道路でタクシーを拾って自宅に戻る。
帰りのタクシーの運転手はこの辺りの道がわからないと言うので口頭で道案内。スカイツリーが目の前にどーんと立っている風景は新鮮だったようで、すごいですねえ、綺麗ですねえと言う。そうだよね。近くに住んでいると見慣れてしまうけど。

23:00
帰宅。兄ちびはオットがすでに寝かせていた。小ちびは処置を受けたときに覚醒してしまったようでまだ目が開いているが、しばらく抱っこして寝かせる。寝付くのにいつもより少し余計に時間がかかった。どっと疲れた金曜の夜。
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ちび、コロナワクチン1回目

2022-04-05 09:54:00 | 子育て - 在宅勤務ライフ
2022.04.04 月曜日、寒い雨
ちび:7歳6ヶ月22日
小ちび:3歳5ヶ月1日

7:00
ちび起床。それに反応して小ちびも起床。兄が起きてくると、弟もそれまで布団でまどろんでいても必ず起きる。兄大好きなのである。
朝食にパンと牛乳、フルーツなどを出し、ちびに持たせる弁当作り。
春休みとその前後、学校給食がない期間を数えたら全部で12日間。もう後半戦だ。あと少し頑張れ私よ。
と言っても私の作る弁当はびっくりするほど毎日変わり映えしない。でもちびが気に入って毎日完食してくれるので、何も考えなくても作れてありがたい。

8:20
ちびが家を出る。新しい学童にかわって2日目なので、まだ送るつもりでいたが、もう1人で行けると言う。助かります。でもときどき弁当忘れていったりするんだよなあ。
長い傘を学童に置き忘れてきたので折り畳み傘を持たせる。帰りは長い傘も持って帰ってくるように伝えたが、はたして?

続いて小ちびを保育園へ送る。しっかり雨だが、こちらも金曜日に保育園に置き忘れてきた模様。仕方なく私の傘になるべく入ってもらって歩かせるも、家を出るところから
「じてんしゃ(に乗りたい)」
「かさ、かさ」
「とまと、ばなな(を買いに行きたい)」
で結局歩かなくなってしまい抱っこ紐に収容。こちとら傘さしてる上に、月曜日は保育園の荷物も多い。幼児クラスにも上がったしそろそろ本人にリュックで背負ってもらいたいのに、全然気が乗らないらしく背負ってくれない。結果、雨の中傘を差しながら、バッグ2つと体重15kgの人間1人という大荷物。しかもバス通りを通りたがるのでちょっと遠回りして、なんとか園に到着。でも傘立てに自分の傘を見つけると、差して歩きたい。仕方なく園の周りを傘差して1周。
ようやく園の玄関に入れたが、今度は慣れ親しんだ2階の部屋に行きたがって暴れる。進級したから1階なんだよ、お友達もみんな1階にいるよと言ってもギャー。暴れて検温もさせてくれないので、容疑者取り押さえ状態でなんとか測る。先生が来て「これやろう!」とおもちゃを見せてくれてようやく切り替わった。やれやれ。なんとかご機嫌を取り戻して預けられた。
まだ9時なのにすでに重労働をした気分で、近くのミスドで朝ごはん。

10:00
家に戻って始業。今朝はトラブルシュートからスタート。

12:00
オットとともに昼食。今日はありもので適当に済ませる。私は昨晩の夕食のカレー。

14:00
雑用のため郵便局へ。ご近所への郵送物、自転車でならひとっ走り自分で届けるのが早いのに、しっかり雨なのでレターパックで差し出す。コロナ禍、自転車愛好家の弱点。

15:00
ちび帰宅。長い傘と、朝さして行った折り畳み傘、ちゃんと持って帰ってきた。
弁当箱は今日も空っぽで戻ってきた。なんと、空になったふりかけの袋で紙飛行機が折ってある。呼吸をするように折り紙をする小2。
仕事の電話を1本書ける。

15:45
ちびを病院に連れて行く。新型コロナのワクチン接種だ。子どもに受けさせることについて不安がないわけではないが、喘息持ちのちびはやはり接種を受けておいた方が安心だと考えた。
帰りにすみだ水族館に寄る?と聞くと、うんうんと頷く。
バスで病院に向かう道すがら、ちびはこの道は覚えてるとか覚えてないとか言いながら景色を眺めていた。
最後にここの病院に来たのは多分3歳の頃、喘息で2度目の入院を終えた後だろうか。3年半以上経っているから、ちびは覚えてなくても不思議ではないけど、病院に入ったら思い出したらしい。「この匂いおぼえてる」という。わかる、総合病院の独特の匂いってあるよね。

小児科はこの時間帯、もっぱらワクチン接種会場として運営されているようだった。
受付をして整理番号を受け取り、待つこと15分ほど。呼ばれて診察室に入ると、喘息の頃にお世話になった先生と看護師さんだった。
接種は一瞬で完了。泣いたり嫌がったりする年頃はとっくに卒業している。
喘息でずいぶんお世話になっていましたというと、先生たちも覚えてくれていて、久しぶりに名前見たなあと思いましたよ、元気そうで何よりです、と言ってくれた。母はぐっと来てしまいました。肉親だったり、園や学校の先生のように毎日会う間柄でない人が、子どもたちのことを覚えていてくれるというのはなんとも嬉しく、ほっとする。この子たちは我が子なだけでなく社会の子どもなんだ、と思える。
待合室で15分待って、体調に変化もないので病院を後にする。次回の予約は病院側ですでに押さえてくれていた。

16:30
帰りのバスに乗り、スカイツリー前で下車してすみだ水族館に寄る。
我が家はみんな年間パスポートを所有しているから、いつでも散歩気分で寄れるのだ。子どもは年間パスを持っていると、クイズに参加してカードをもらえたり、来館スタンプを押してシールがもらえたりと、ちょっと楽しいことがあるのだ。
今日はオットセイの館内さんぽを見ることができた。飼育員にちゃんとついて歩いていてかわいらしい。
ちびは出口のショップ内にあるガチャガチャを狙っている。ミニレゴで海の生き物が作れるやつだ。帰りに寄って回していく。

17:30
ガチャガチャを持って、マクドナルドに移動。ちびはスプライトとポテト、私はカフェオレとアップルパイを頼んで休憩。
ちびがミニレゴに没頭しているので、私はその間にスーパーコーナーに行って晩の買い物を済ませることができた。ちび1人だけ連れての外出なら、こういうこともできるようになって、随分楽になった。
オットが小ちびを迎えに行く時間だな・・・と思っていたらオットから、打ち合わせが入ったので延長保育を頼むと連絡あり。

18:45
帰宅して夕食の支度を開始。今日は遅め。小ちびが大泣きしながらオットに連れられて帰ってきた。帰り道にスーパーに入りたかったのを止められ、エレベーターでは1番上の階のボタンを押したかったのにそれもだめと言われて、不機嫌が爆発したらしい。
「ななーーー!とまとばななーーー!!」と大泣きで訴えながら部屋に入ってくる。バナナならたくさんストックしてあるぞ。夕食前だけど出してやる。

19:45
夕食。ごはんと回鍋肉、チヂミ。回鍋肉はちびたちのお気に入りだ。我が家のレシピは白味噌に近い味噌と、オイスターソース風味が特徴。
オットは珍しく仕事が立て込んでいるようで、迎えから帰ってまた仕事に戻り、なかなか部屋から出てこない。

20:30
お風呂が沸いたのでちびたちに入ろうと声をかけるが、2人ともテレビを見つつ遊んでいて入る気なし。仕方ないので私は先に入って待つことにする。程なく兄ちびがやってきたが、リビングで小ちびが泣いている。「かかー、たけてー(助けて)!たけてーーー!」だんだん泣き声が激しくなるので、兄ちびを手早く洗って湯船に入れてから様子を見に行った。何のことはない、構ってほしくて部屋の床に転がって訴えているだけだった。やれやれ。抱っこしてなだめて、にいにと一緒にお風呂入る?と聞いてみたが首を横に振るばかりで入る気なし。今日はあきらめた。

21:30
オットがやっと終業して部屋から出てきた。オットの夕食を横取りしようとする小ちび。

22:20
ようやく就寝モード。小ちびは私が抱っこ、兄ちびはオットと寝室へ。今日も寝かしつけから帰還できたのでしばし晩酌(ノンアルだけど)。
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おうち日曜日

2022-04-04 10:25:00 | 子育て - 休日の過ごし方
2022.04.03 日曜日、雨/くもり
ちび:7歳6ヶ月21日
小ちび:3歳5ヶ月0日

6:50
小ちびに起こされ起床。
お天気も冴えないし肌寒い。1日自宅でのんびりする日曜日。
兄ちびは朝から動画、ゲーム(Switchでマインクラフト)、アマプラでドラえもんの映画… とスクリーンタイム。
小ちびは、ここのところずっとめっぽうお気に入りのムジカ・ピッコリーノのフジロック出演模様の録画を朝から何回も見る。途中からもはや見てはおらずBGM状態なのだが、それでも好きな曲になるとテレビの前にすっ飛んで行って歌ったり踊ったりソファの上で跳び跳ねたりしている。中でもフォリア船長(伊澤一葉)の劇速キーボードソロに合わせてくるったように踊るのが私のお気に入り。

途中途中、ベランダに出ては、もはや常設状態の家庭用ジムについてるミニブランコに座って楽しそうに遊んでる。兄ちびも気が向くと加勢する。2人で仲良く遊んでくれるのは助かるのだが、すぐテンション上がって声が大きくなるのが困る。

10:30
隣のミニスーパーに買い物。
戻ってきて、昼食の焼きそばを作る。このところ休日の昼食は結構な頻度で焼きそば。ちびたちが好きで、飽きもせずよく食べる。偏食を助長する気はないけれど、食べてもらえるものを作るのがお互いいちばん気楽なのだ。

14:00
兄ちびと私の2人で出かける予定が、小ちびが眠すぎて不機嫌になってしまい、私が抱っこで昼寝させることに。寝るときは父より母がいいらしく、父が寝かせようとすると大泣きで怒って父の心を折るのである。
ほどなく爆睡態勢に入ったので寝室に寝かせてリビングに戻ると、兄ちびもソファで寝ていた。約束してた時間に出掛けられなくなって拗ねたまま眠くなってしまったらしい。2人とも寝たので、大人に突然の昼休みが訪れた。

途中、小ちびがふええんと泣いて起きそうだったので、落ち着かせようと寝室に行って添い寝したら、私もそのまま寝てしまった。

16:00
小ちびが起きて「あっちいこー」とリビングを指すので起床。兄ちびはまだ寝てる。
いつもより早いが夕食のカレーを作り始める。日曜の夜はだいたいカレーと決めている。これまたちびたちがよく食べてくれるし、献立を考えなくていいから楽だし
ちなみに我が家のカレーはチキンカレーである。私が好きだからだ。
兄ちびが目を覚ますも、まだ眠そうに目をこすってはウトウト。
オットに臨時収入があり、夕食の足しにするものを買ってきてくれると言って買い物へ。

18:30
夕食。だらだらと煮込んだチキンはほろほろに柔らかくなっておいしい。が、兄ちびにはなぜか不評だった。煮込みすぎて水分が飛んだので最後に足したら、その加減がオットに好評だった。カレーの好みもひとそれぞれだな。
オットの差し入れはちょっといいお刺身だった。口のなかがカレー味に染まりすぎる前にささっといただく。とてもおいしい。だいたい、人にごちそうになるものはなんでも3割増しでおいしく感じられるのが主婦なのだ。

20:00
小ちびのおむつがぱんぱんになり決壊。そういえば昼寝から起きたあと替えていなかったよ… あわてて風呂場に連れて行き、先に入っているオットに受け渡し、濡れた床を掃除する。
小ちびがお風呂から上がり、入れ替わりで兄ちびを送り込む。毎日何か理由をつけてはお風呂を後回しにしようとするので正直面倒くさいが、今日はすんなり行ったほう。

21:00
ちびたちがオットとお風呂に入ってくれたので、私はひとり風呂の恩恵に預かる。J-WAVEでスガシカオの番組をリアタイで聴きながらのんびりお湯に浸かれる。週末の疲れが少しだけ飛ぶ心地。少しだけね。

22:30
子どもたちを寝かせて、大人2人はリビングに再集合。このところ2人とも、寝かしつけから帰還できず朝まで寝てしまうことが続いてる(っていうか小2男子はいつになったらひとりで寝るのだ?)。でも日曜の夜だけは関ジャムをリアタイしながら晩酌(といいつつノンアルの日も多いが)したいのである。観ながらウトウト寝ちゃう日もあるけど、今日は最後まで観られた。調子がいいので、2週前のスガシカオ出演回の録画も続けて観た。”サザエさん症候群”にあまりならなくて済んでるのは、フルリモート勤務が定着したことも大きいけど、日曜の夜のこの過ごし方のおかげも大きい気がする。
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それぞれの新年度

2022-04-02 00:14:00 | 子育て - 小学生ライフ
2022.04.01 金曜日、くもり→はれ
ちび:7歳6ヶ月19日
小ちび:3歳4ヶ月29日

7:00
起床。今日から新年度。大人は昨日と同じ今日で代わり映えしないが、ちびたちにとっては大きな変化だ。
ちび新小2は今日から新しい学童へ。昨日まで1年間は学校内の学童で、それも自分の教室の隣に学童保育室があり、とても安心して通えた。でも学校内の学童は毎年1年生だけで定員がほぼ埋まってしまうため、最寄りの学童に移ったのだ。
地域の集会所を借りて運営されている、いわゆる公立学童だ。去年までの学童のお友達も引き続き多くいるので、その点は心配ないが、場所が自宅から見て学校よりも遠いので(と言っても子どもの足で10分少々)、気をつけて通ってもらわねば。

小ちびのほうは今日から3歳児クラス。幼稚園で言えば年少クラスである。
2歳児までは、乳児クラスとして先生の配置も多く、より丁寧に見てもらえるのに対して、3歳児からは幼児クラスとして、年上児たちと一緒の活動も増えるし、先生の配置も少なくなる。
発達ゆっくり小ちびは、進級に不安が全くないといえば嘘になるが、そこは保育園を信頼して任せ、引き続き密にコミュニケーションを取るのみ。

学童に持たせるお弁当作りが必要なことは昨日までと全く変わらず。数えてみたら春休みの「営業日」は冬休みよりも多いのだ。
毎日ほぼ変わり映えしない、冷食フル活用メニューだが、ちびは気に入ってくれているらしく、この1年の完食率は100%。ズボラ母にとってはありがたい。
ちびたちは朝ごはんを食べ、兄はタブレットで動画を見て、弟はめっぽうお気に入りのムジカ・ピッコリーノのフジロック出演模様を朝から観る。もう100回は裕に観てるんじゃないかな。歌も覚えて歌うし、フォリア船長のキーボードソロに合わせて真似っこも披露してくれる。

8:20
ちびたちの持ち物を確認して家を出る。新学童初日なので、ルートの確認も含めてちびの学童へは私が送っていくことにして、小ちびの保育園送りをオットが担当。
4人で朝家を出るなんていつぶりか。マンションのエントランスを出たところで二手に分かれる。
いつもは一緒に出発しても兄1人が学童に向かい、小ちびは私と一緒に保育園に行くのがルーティン。だから兄と母が「じゃあねー」と別方向に向かうのを見た小ちびが明らかに(えっ、なんで)という怪訝な顔をこちらに向け、オットに手を引かれていく。でも泣いたり抵抗したりはせず。
学童までのルートを確認しながらちびと2人で歩く。小学校とその隣の公園では桜が、ピークこそ少し越えたがまだまだ咲き誇っている。
たかだか徒歩10分とは言え、学校以外の場所にちび1人で通わせるのは初めてだ。親としては慎重になる。30年以上前、私の小学校は自宅からもう少し離れていたけど当然のように毎日通学していたし、習い事にだって自転車に乗って1人で通っていたから、それを思えば過剰な心配かもしれない。でも周辺交通量の多さも違うし、下町の路地なので歩道が整備されていない場所もある。学童から指定されているルートは極力歩道のあるルートが選ばれているので、そのルートを守るようにとちびに言い聞かせながら、学童のある集会所へ。

8:35
新学童に到着。馴染みのお友達が多くいるのもあって、ちびはあっさり溶け込んでいった。入口の近くには泣いている女の子。うんうん、分かるよ、不安だよね。ちびも3歳〜4歳ごろは場所見知りをしたけど、あれは本当にいっときのことだったなあ。子どもは常に変化する生き物。親は子どもが伸びたい方へ伸びるのを後押しするだけだ。

14:30
仕事を一時中断してちび迎え。今日は新学童初日なので早めのお迎え。それから錦糸町で私の妹と合流し、妹がちびをドラえもんの映画「宇宙小戦争2021」に連れて行ってくれる。ちびと私ですでに1回観たのだが、もう1回観たいというので、妹に出張ってもらったのだ。その間私は仕事しながら待つ。

18:00
映画終わりの2人と合流。そのまま夕食を食べていこうということになり、オットにも小ちびを迎えにいったその足で錦糸町に来てもらうことにした。
私と妹、ちびの3人で先にフードコートに陣取り、自分たちの食事を始める。
食事中にちびが目をかゆがるので、モール内の薬局に目薬を買いにひとっ走り。その間にオットと小ちびがフードコードに来ていて、私の食べかけのうどんを小ちびが食べていた。まあいいか。。。5人でわちゃわちゃと食事をして、錦糸町駅前で妹と別れ、私たちはバスで帰宅。愉快な新年度の始まり。
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