そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

『悪人』を観てみた

2010-10-11 09:55:24 | movie review
吉田修一の原作を読んだうえで、映画『悪人』を観てみた。

小説などが映画化されたときに、どっちをとるか、
どっちを先に読む・観るかは永遠の議論ですが、
個人的には小説を読んでから映画を観て正解かと。
(作品を問わず、私は 小説 → 映画 派。)

当たり前っちゃあ当たり前なのだが、
小説のほうが、それぞれの登場人物の心情や生い立ちや過去の出来事を詳細に描写していて、
このエピソードには原作ではこういう背景があるのになー、
と、小説にあって映画にはないところを思い出しながら観られるので、
面白いの半分、物足りないの半分。

や、でも、モントリオール最優秀女優賞に値するというのはわかるわ。
深津絵里の佐賀弁、かわいい・・・。

あの灯台、どこにあるんだろなー。
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INCEPTION

2010-08-10 09:23:13 | movie review
観てきました。
終始、息をつかせないスピーディな展開で、面白いけどくたびれた。

夢と現実の混乱とか、夢の中で人にアイディアを植えつけるという着想が面白い。
ストーリーはまぁSFだからぶっとんでるけど、その着想は人間の心理をついていて、
私が現実だと思っているこの世界だってもしかして・・・
って考えてみたりすると、
ちょっぴり怖くなります。

しばらく電気消して寝れない・・・
コドモな私。
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クヒオ大佐

2009-10-11 23:21:31 | movie review
クヒオ大佐

じつにくだらない!
このくだらない感じ、たまらん。

堺雅人、なんでもやるんですね。

個人的には、クヒオ大佐は
昔懐かしい『笑う犬の冒険』の『小須田部長』にすっごく似ていると思うのですが。
家族揃って気に入っていたシリーズなので、すぐに思い出した。
堺雅人がうっちゃんに似ている、というのもあると思う。

それから松雪泰子は弁当屋の役が多い。
(『容疑者Xの献身』に続き今作。)
苦労人の雰囲気が出てるってことかしら。

とにかく、何につけてもくだらないのですが、
こんなのをUNITED CINEMASみたいなおっきな映画館でやってるからすごい。
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ココ・アヴァン・シャネル

2009-09-27 21:26:54 | movie review
ココ・アヴァン・シャネル

名前を挙げるまでもないような、
皆が持っているいかにもなブランド品があまり好きになれない私だが、
映画を見て、CHANELの心意気は気に入った。
機能性とシンプルな美。
地位やコネがなくとも、実力があれば、
本当によいものはいつかかならず認められる、
と信じるその強靭な精神。いいね。

だからって、そう簡単に買えないけど
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人生に乾杯!

2009-08-01 11:49:07 | movie review
久しぶりに予定のない金曜日は、シネスイッチ銀座へ。
2スクリーンだけのちいさな映画館だけど、いつもどちらも面白そうで迷ってしまう。
今日は笑えるやつを観たくて、ハンガリーのコメディに決定。

『人生に乾杯!』

なんせ、おじいちゃんとおばあちゃんが粋でかわいくて優しいのだ。
ちょいちょい笑けて、最後はちょっとびっくりする結末。

ハンガリー語って初めてたくさん聴いたけど、
音の響きが、ドイツ語ほど鋭い感じがなくて、耳に心地よい。
共産主義の歴史がどことなく映画全体にも影を落としていて、
それがまたいい感じを出している。と表現したら怒られるだろうか?

痛みを知っている映画。

ヨーロッパの映画はわりとこういう傾向にあると思うのだが、
笑いと泣きのバランスがよい。どっちもじわっとくる。

人生はトータルでとんとんにできていると思っている私だから、
ド派手なアクションやきらびやかなサクセスストーリーよりは、
こういう人生っぽい映画が好きなのだ。

シネスイッチに乾杯。




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アマルフィ

2009-07-26 11:14:37 | movie review
観て来ちゃいました。

アマルフィ 女神の報酬

意外な展開で、最後までけっこう楽しめた。
でも、この手の事件ものは、どーしてもディテイルにつっこみたくなってしまう。
そんな甘いセキュリティチェックありえない!とか。
細部にわたるまで現実的に作ることはできないものか。
私の常日頃の疑問なのである。

それにしてもイタリアは絵になるなぁ・・・
ローマにしろアマルフィにしろ、街並みと自然の色彩が綺麗で、映像として観ていて楽しめる。
またイタリア行きたいなぁ。

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グラン・トリノ

2009-05-03 13:31:20 | movie review
観てきました。
やばい。
クリント・イーストウッド渋すぎ。
ミニシアター系好きの私も、これにはやられました。
ラストの究極の復讐が奥深い。
アジア人への差別的な発言を繰り返す主人公だけど、彼のとった手段はガンディーのあの有名な言葉を思わせた。

グラン・トリノ オフィシャルサイト

私の大好きなJamie Cullumの主題歌がまたよくて、映画全体の雰囲気にはまってる。
エンドロールまで泣けます。

Gran Torino / Jamie Cullum
早く来日しないかなぁ・・・Jamie


Comments (4)
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アフタースクール

2009-02-01 23:40:14 | movie review
観てきました。
意外性のある展開で面白かった。
大泉洋、いい味出してます。

アフタースクール
United Cinemasのリバイバル、1,000円でおトクだった
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『冷静と情熱のあいだ』

2008-12-23 22:00:41 | movie review
だいぶいまさらですが、観ました。

うーん、やっぱり私は小説のRossoのエンディングがいちばん好き。
約束は果たしたけど、でも今はもう自分の人生と生活があるからそこで生きる、
っていうあおいの決断が(本当は強がりだったとしても)共感できる。
お互い好きだったとしても、それで幸せになれるタイミングとそうでないときがあるのが現実だから。

でも「フィレンツェのドゥオモで待ち合わせ」はしてみたい
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『未来を写した子どもたち』

2008-12-19 23:38:21 | movie review
久々に、ちょっとすごい映画を観た。
五感が全開になるこの感じ。
会社員生活で死んでた感覚が突然息を吹き返すこの感じ。

未来を写した子どもたち

女性写真家ザナ・ブリスキ(Zana Briski)がインド・カルカッタの売春宿街の子どもたちに写真を教える、というドキュメンタリー映画。

子供たちの撮る写真が、とにかくすごい。
心のままに、撮りたいものを撮るから直球なのだ。
美しく撮ろうとか、構図に凝ろうとか、難しく考えないから、明確なのだ。
刺さる。これこそ写真の原点。

彼らの写真を集めた展示会がニューヨークで開かれ、展示会の収益は子どもたちに還元される。
彼らの教育や生活の改善のために使われる。

ザナ・ブリスキは子供たちに生きる術そのものを教えた。写真というテクニックを通じて。
夢や希望のようなきらきらしたことももちろんそうだが、それ以上に意義があると私が思うのは、
生きるために欠かせない力=経済力を身につける術をも教えたことだ。
写真というテクニックを通じて。
「寄付=裕福な善意の人からのお恵み」で教育を受けるのではなく、
彼ら自身の持てる感性を生かした写真で、(全額でないにせよ)自らの生活費や学費を稼いだのだ。
それはとりもなおさず、彼らの両親がしてきた違法行為の生業からの脱却への道すじであり、
「彼らにしかできない仕事」への導きだ。

人助けが素晴らしいことなのは間違いないが、私がボランティアというものに懐疑的なのは、
ボランティアだけでは自分の生活が成り立たないからだ。当たり前のことだが、人助けはお金を生まない。
つまり、ボランティアもまた、他の誰かの経済力に依存して生きざるを得ないことが、往々にしてあるからだ。
だけどザナの行為は自らの生業である写真業を(それが実際どれだけ収入になっているか、という問題はここでは不問に付させてほしい)営みつつ、子どもたちにひとつの職業訓練をほどこした。
これが、自分自身の生活を面倒見ながらできる、本当の意味での支援=自立促進ではないか。

(このへんは経済面で他人に依存することを極端に嫌う私の主観によるところが大きいので、
気を悪くしないでいただきたい。)

なんとなく、のうのうとサラリーウーマンやってる場合じゃない、という気についついさせられてしまう。

ちょっとでも「お」と思った方はぜひ観てほしい。
Comments (2)
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幸せの1ページ(Nim's Island)

2008-10-23 23:04:28 | movie review
映画は平日にすいた映画館で見るのがよい観方
ということで、友達といっしょに有給休暇をとって観てきました。

『幸せの1ページ』

ヒューマンドラマな感じを想像していたんだけど、
意外とファンタジー系なストーリーだった。

Nim役の女の子がかわいくて、どっかで観たことあるなぁと思ってたら、
『幸せのレシピ』でキャサリン・ゼタ・ジョーンズの姪っ子役をやってた子だった。

星3つだな。
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SATC movie

2008-09-18 13:00:44 | movie review
平日の年休は、有意義に!
ということで、水曜日のレディースデーを狙って、
母子ふたりで、有楽町マリオンで朝から観てきました。SATC。
こんな映画を母親と見られるなんて、私も大人になったもんだ(笑)
相変わらず、きらびやかで豪快でエロくて楽しくて元気がでます。

そんでそのあと、銀座にできたてほやほやのH&M日本第1号店に行ってみよう、
とてくてくあるいていったらば、この騒ぎでした。。。
2つ先の信号まで、入場待ち行列。
アメリカじゃ2ブロックごとにひとつあるようなお店なのになー
ほとぼりが冷めた頃に出直そう。
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たみおのしあわせ

2008-07-20 19:06:40 | movie review
観ました。
衝撃の結末?にびっくり。そんなオチ?

たみおのしあわせ
Comments (2)
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ぐるりのこと。

2008-06-29 21:50:51 | movie review
観てきました。ぐるりのこと。
リリーフランキーのボクトツとした感じがいい。
木村多江の泣きの演技がすごい。。。
いつもながら、シネスイッチ銀座ははずれがないなー。
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なけるやつ

2008-06-10 01:03:17 | movie review
先週末シネスイッチ銀座で映画を観たけど、
そういえば最近(これもシネスイッチ銀座で)観たやつのなかでは、
『さよなら。いつかわかること』がよかった。
まぁ、シネスイッチのラインナップは、何を観ても大外れしたためしがないけど。
お父さんが自宅の留守番電話に電話するシーンが泣けてずるい。
Jamie Cullumのエンディングテーマもじんわりよかったし。
上映は先週までだったけど、もうすぐDVDが出るぞー。
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