そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

ステファノ

2008-10-03 01:57:02 | journal
仕事で名古屋に向かう新幹線で、私の隣の席にイタリア人が座った。
私が食べていた朝食のサンドイッチをみて
「ボナペティ!」
思わず「サンキュ」と返事してしまったのが始まりだった。

ステファノと名乗る彼は片言の日本語とイタリア語訛りの英語混じりで、にこにこと喋るしゃべるシャベル。

なんでもイタリアの新聞社の特派員として日本に住んでいて、日本のあちこちを回って取材しては記事を書く仕事をしているらしい。
横須賀の米軍原子力空母からベストメガネドレッサー賞までなんでもありだ。ご丁寧に写真まで見せてくれた。

かと思うと前の彼女と別れた理由は結婚を迫られたからで、彼女の妹が赤ちゃんの動画を携帯で彼女に送ったりするからだ、日本の携帯の技術は進みすぎている、だからドコモに対して怒ってるんだ、とか
(自分は心は少年のままのピーターパン症候群で、責任というものを持ちたくない、のだそうだ)

日本人男性は料理をしないから、ごく普通のイタリア料理を作っただけで日本人女性は感激してくれる、とか

日本人夫婦はイタリア人夫婦に比べて関係が希薄(という表現は使わなかったが)、とくに出産のときに奥さんの帰省で離れて暮らすのがきっかけでセックスの回数が減る、とか

そういう適当な偏見のようでいてわりと鋭いようでやっぱり適当なことを延々えんえんしゃべるのだ。


やれやれ。つかれた。
品川から名古屋まで、ほとんど彼のトークショーだ。

でも、おもしろいから私は彼のような外国人が基本的に嫌いじゃない。
ステファノ。彼に幸あれ。
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