そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

妊娠糖尿病・入院2日目

2018-08-17 22:40:34 | 高年妊娠・出産の記録

2018.08.17 金曜日 はれ、涼しい(らしい)
ちび3歳11ヶ月4日/28週と6日(8ヶ月初め)

午前5時半、目が覚める。6時半、助産師が来てぽんの心音を確認していった。張り止めの薬の副作用がなかったか聞かれたが、特に感じず。
7時半、1回目の採血。今日が2泊3日の入院のハイライトで、3回の食事の前後に1回ずつ、計6回採血することになってる。1日で6回。。。血の気は多いほうなので大丈夫とは思うが、嬉しくはない。
8時、朝食。食後2時間の血糖値を測るため、食べ終わったらナースコールで知らせることになっている。30分弱で食べ終わり、食後の採血は10:25となった。

9時、またお腹のモニタリングをするからと、空いている陣痛室に呼ばれた。昨日と同様、ベッドに寝てお腹にモニターをつけ、胎動を記録するスイッチを持たされ、40分。モニターは2個つけられる。片方は胎児の心拍を拾うもので、もう片方がお腹の張りを計測してるんだろう。
40分後、助産師が来て、今日は大丈夫そうですねとのこと。ふーん。相変わらず全然わからない。

採血までの間の時間でシャワーを浴びる。ちびを出産したときもここに入院したけど、シャワー室増えてる気がするな。キレイで快適。
10時半、2回目の採血。その後は昼食まで暇なので、試験勉強の続きにとりかかった。

途中、J先生がやってきた。例の中国人らしき先生だ。いわく、やっぱりお腹は張ってるらしい。えー、だから全然わからないんですけど。
仕事の状況、産休の予定などを聞かれたのち「診断書書く?」とJ先生。え。要はこうだ。

・お腹の張りが一定間隔で起こっている→切迫早産のリスクあり
・今は子宮頸管の長さも十分あるが、急に進行して短くなることもある→そのまま早産のリスクあり
・リスクを下げるには、張り止めの薬よりも自宅安静。デスクワークで座っているだけでも張りを起こしやすい

でも来週からいきなり仕事を休むのはさすがにキツい。うーん…と答えに窮していると、次回の外来でもう1回モニタリングしてから判断しましょうと言ってくれた。ほっ。ともかく月曜日に上司と相談せねば。最悪、2週間後には診断書を出されて休暇に入らないといけないかもしれない。そうなると色々予定が狂うなあ。
だいたい、血糖値のコントロールにはほどよい運動も必要なのに、切迫早産があるとそれもできないわけで、食事のコントロールにすべてがかかってくる。ここに来て色々面倒なことになってきたな。
ちなみにJ先生が話の流れで「僕は東大なんだけど、東大の先生はあんまり張り止め使わないんだよね。効く効かないも個人差があるし、副作用もあるから」と、治療方針の話の中にさらりと学歴自慢を紛れ込ませてきたのが内心おもしろかった。なるほどね。大学で日本に来て、そのまま就職したということか。かなり裕福でエリートな家庭の出身なのでしょう。

12時、3回目の採血。
終わって部屋に戻ると、ほどなく昼食が配膳された。相変わらず物足りない食事。なぜか牛乳と豆乳が両方ついていたので、念のため、巡回していた看護師に声をかけて確認してもらった。しばらくして調理師らしい男性が来て、手元の書類とにらめっこしたのち、多分間違いですと言って牛乳のほうを回収していった。えー。厳密なカロリーコントロールが要ると言われて他のもの一切断食してるのに、案外適当じゃないですか。
食事があまりにつまらないので、毎回スマホで写真を撮ってはオットにLINEで送っている。人生における食の重要性に関してはオットと私は意見が一致しているので、写真を見て同情してくれた。

14時45分、4回目の採血。今日でいちばん痛かったかも。刺しやすい場所から始めて毎回ちょっとずつ場所を変えるので、どうしてもだんだん刺しにくい場所になるんだろう。
その後は試験勉強しようとテキストを手にしたものの、ここにきて眠気。テキストを眺めながらウトウトしてしまった。
またJ先生が来て、これまでのところ血糖値は良好と教えてくれた。よかった。今となっては切迫早産疑惑のほうが差し迫った問題になってきたけど。
再度テキストを手に取るも、まだ眠くて再びウトウト。

17時半、助産師が来て目が覚める。ぽんの心音を確認した後採血室に呼ばれて、5回目の採血。今度はあまり痛くなかった。
18時、夕食。同時に届けられた、21時のおやつは今日も牛乳だった。食べているとオットから連絡があり、ちびは私の見舞いよりプラレールショップに行きたいと言っているらしい。わはは。そりゃそうだ。今目の前にいない母に一目会うために病院に行くより、目先の楽しいことやおいしいもののほうが魅力的に映るにきまっている。私はちびのそういうところがコドモらしくて好きだけど、オットはがっかりしたらしい。いいのだ、日頃は家で

ち「カカだいすきー。ちゅ(ほっぺに)」
私「カカもちびくんのこと大好きー!ぶちゅー(ほっぺに)」

ってやっているから。おほほ。大切なのは離れていても繋がりを感じて安心していられるsense of securityなのだ。そう考えればちびはむしろ大人びているのかも。

食後は病室のテレビでミュージックステーションを見つつ、直近の予定の確認など。
そこから派生してネットで手帳活用術なんぞ見ているうちに、やはり自分の時間を確保するには朝時間を活用するしかないなと思い始めた。私にはとにかく、自分の時間が足りない。少し早く家を出て、出勤前に会社の近くのカフェなどで時間を作ろうとしたこともあるけど、「少し早く出る」なんてのはちびがいると土台無理。やつらは他人の時間を奪うプロ中のプロなのだ。ならばやつが起き出す前の時間を使おう。そう思って手帳の日々のページの午前7時までの時間のところに仕切り線を引き、この時間で何をやりたいか考えて書いておくようにしてみた。さてうまくいくかしら。

20時45分、6回目、最後の採血。21時の牛乳を冷蔵庫で冷やしたまましばらく忘れていて、21時半頃飲んだ。
病室はすでに消灯されてるけど、今日は昼寝もしてしまってなおさら眠くない。またテキストを広げて眠気を待つことにする。


病院の粗食の一例。いや、必要があってのことというのはもちろん理解しているんですけどね…。

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