雄大な自然がひろがる北海道・滝川市丸加高原から、難病の子どもの自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動を紹介。
そらぷちブログ
満開のひまわりちゃんとお手紙
キャンプ場はすっかり秋の装いが色濃くなってきていて、エントランスにある「そらぷちガーデン」ではコスモスが、やわらかな日差しの下で可憐な姿を見せてくれています。
そんな中、「真剣に楽しむ『シリアスファン』プロジェクト 植物を育てる編」として育てて、ようやく咲いたキャンプ場のひまわりちゃんが10月11日、いよいよ満開を迎えて、かわいらしさも全開状態となりました。季節はもちろん秋ですが、さすがは夏の花。太陽を浴びたその姿を見ていると、あのいつにも増して暑かった夏の日々が懐かしく思い出されます。
先日、このプロジェクトに参加されたご家族から、こんなうれしいお手紙をいただきました。
この度はシリアスファンプロジェクトに参加させて頂きありがとうございます。
私達はこの3年間入退院をくり返しています。今年の夏入院する日に、
病院のガーデンにひまわりの種が植えられ看板がたっていました。
「どんな風に成長するのか楽しみ~」
「花が咲いたら見たいな~」など、子供と会話を楽しんでいたのですが、
入院期間が予定より延びてしまい、退院した時には夏の花は終わっていました。
少し悲しい気持ちになっていた時に、ひまわりを育てるこちらのプロジェクトを
教えて頂きました。
「ひまわりが育てられる!!」と子供がとても喜んでくれ、私も嬉しかったです。
夏も終わりなので室内で育てる事にしました。光が入る場所や温かい場所を
探しながら育てたのですが、芽が上手に育ちませんでした。
残念でしたが、来年は自宅でプランターにひまわりを植えて、
花が咲くまで育ててみようと目標ができました。
楽しい時間をありがとうございました。
文章はお母さん、かわいい絵は11歳の娘さんが書いてくれました。
このプロジェクトは、病院や自宅にいながらでも自然や非日常を感じたり、楽しんでもらえるよう実施しています。今回はうまく育たなかったとのことですが、チャレンジしたこと自体を楽しんでもらえていたらと、このブログに載せたキャンプ場のひまわりちゃんと一緒に願っていますし、来年もぜひ、工夫しながらチャレンジしてほしいなと思っています。
プロジェクトへの参加は、まだまだ受け付けています。入院中、通院中、在宅闘病中の子どもとそのきょうだいが対象で、参加いただいた方にはコールマンさん提供のキャンプ用品のプレゼントもご用意しています。
プロジェクト詳細はこちらのリンクから。
https://www.solaputi.jp/news/pdf/sola20230522.pdf
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