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子ひまわりちゃんに会える日を

あのモーレツに暑かった夏から、キャンプ場のミーティング室の窓辺で太陽を浴びながらすくすくと育ってきたひまわりちゃん。外をぼんやりと眺めているような、哀愁の漂う健気な後ろ姿にはいつも癒やされていました。しかし、紅葉の季節を過ぎ、見つめる先が真っ白な雪景色に変わり始めたころから、緑色でピーンと元気に張っていた葉っぱが1枚、また1枚と枯れてきてしまいました。

 

 

葉っぱが茶色くなって、なんとも寂しい後ろ姿です…。
でも、肝心なことを忘れていたことに気づきました。そうです、種です。
もしかして種が採れるのでは??? ということで、花の部分をほじほじしてみると…。

 

採れました、採れましたよー。
小さな体とおんなじ、とーっても小さな種ですが、未来に向けて子ひまわりたちを残しておいてくれました。

 

思い起こせば、最後の望みをかけて、三度目の正直でようやく花を咲かせてくれたこのひまわりちゃん。休みの日を除いて、晴れの日も風の日も雨の日も、いつも一緒に同じ部屋にいた相棒です。いなくなってしまうのは寂しい限りですが、来年は子ひまわりちゃんに会えることを楽しみに、小さな種たちを袋に入れました。

種をまき、芽が出て、花が咲き、種を収穫する。たった一輪、小さなひまわりの水耕栽培でしたが、室内にいながらでも、しっかりと命の営みを感じることができました。栽培キットを提供いただいたコールマンさん、楽しい体験をありがとうございました。

 

「真剣に楽しむ『シリアスファン』プロジェクト 植物を育てる編」第3弾、ひまわりの水耕栽培への参加は、まだまだ受け付けています。入院中、通院中、在宅闘病中の子どもとそのきょうだいが対象で、参加いただいた方にはコールマンさん提供のキャンプ用品のプレゼントも用意しています。

プロジェクト詳細はこちらのリンクから。
https://www.solaputi.jp/news/pdf/sola20230522.pdf

 

 

 

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