雄大な自然がひろがる北海道・滝川市丸加高原から、難病の子どもの自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動を紹介。
そらぷちブログ
新春のおよろこびを申し上げます。
新春のおよろこびを申し上げます。
わたしは、小児科医として、「ひとりでも多くの子どもを救いたい」と思って、長いあいだ病院で仕事をしてきました。今は、第一線を後輩に譲ったあとの小児科医として「難病とたたかう子どもと家族が、こころの底から楽しめてゆっくりできる場所を確保すること」が大事だと考え、そのことをライフワークにしています。
同じように思い行動してくれる仲間たちと支援者の皆様のおかげで、「外で遊びたい」と思っても中々それができない難病の子どもたちとその家族を受入れることができる、医療ケア付キャンプ場「そらぷちキッズキャンプ」ができあがりました。キャンプ場には看護師さんが常駐し、キャンプ期間中は専門の小児科医のお医者さんも一緒に寝泊りします。近隣にある滝川市立病院や砂川市立病院のサポートを得て、緊急時の医療支援体制も万全です。
このキャンプ場では、普段「できない」と思って諦めていることを、仲間たちと工夫をしてチャレンジしてもらおうと考えています。ここでのチャレンジや仲間たちとの思い出は、きっとこころの宝箱に大切にしまわれ、日常生活に戻ったときの“エネルギー”になると信じています。
昨年も多くの人に支えられて、全国各地から子どもたちと家族を、キャンプに無料で招待することができました。心より御礼を申し上げます。本年も更に多くの方々に、かけがえのない時間をプレゼントしたいと考えておりますので、ご支援ご協力よろしくお願いします。
最後に、皆様にとって、穏やかで実りある一年になりますことを、ご祈念申し上げます。
公益財団法人そらぷちキッズキャンプ 代表理事 細谷 亮太
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