雄大な自然がひろがる北海道・滝川市丸加高原から、難病の子どもの自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動を紹介。
そらぷちブログ
ボランティア研修キャンプ2014春
今回は5月3日~5日に実施されたボランティア研修キャンプについて報告します。
ボランティア研修キャンプは、登録ボランティアがキャンプボランティアを希望し、キャンプで子どもや家族と過ごす前に行われている研修です。
ここではそらぷちの大切にしていることを知る、そらぷちにくるキャンパーを知る、プログラムを考える、実際にキャンプ場で過ごして施設を知るなど実際キャンプに来てもらう前の大事な研修になっています。
毎年5月と11月に行われ、今回集まったメンバーは33名で、道外(関東、関西)からも7名が参加してくれました。
キャンプ場に着いてからはさっそく、ゲームをしながら2泊3日を共に活動するグループづくりをして自己紹介タイム。
年齢も職業も全く異なるメンバーが集まり、研修が始まります。
実際にキャンパーを想定しながらのアクティビティづくりやケーススタディを通して、一瞬一瞬の関わりを大切に、キャンパーのチャレンジを見守り応援する姿勢など、話し合いの中からたくさんのキーワードが出てきました。
研修中は天候にも恵まれ、夕日が沈んだ瞬間には自然と食堂ホールに拍手が鳴り響き、参加者全員がその時起こった何ともいえない感情を共有できた瞬間があったりと、キャンプの魅力を感じられる素敵な時間が流れていました。
2日目の夜には、臨床心理士からの特別話題提供もあり、こどもたちや家族と一緒に過ごせる時間の大切さやそらぷちの魅力を存分に感じることのできた3日間になりました。
最後には、研修を通してキャンプに向けてそらぷちのボランティアとして大切なことは何か、自分にできることは何かを感じ、考えてもらう時間を大事にしています。
今年もキャンプシーズンを迎え、ボランティアの皆さんと共にこどもたちの笑顔輝くキャンプに向けて動き始めています。