長い1日が、終わりました。
朝7時、東京駅着。
悩みました。
朝10時の整理券配布時刻に加え、シンガーだけのサウンド・カンパニー、更に悪天候も加わって果たして並ぶ人がどれだけいるものか?
自分の時間が消費されていくだけで他人に迷惑をかける訳でもなしということで、家を出ました。
会場に着くと人気が無く、薄暗い会場を見渡し、どうしたものか?
よくよく見ると、会場内に女性が1名と屋外の本来の整列場所に1名。
時間の経過とともに、1人増え、2人増え。
8時頃に代理店のスタッフが到着し、寒さが厳しい事もあり、屋内に並ぶ事になりました。
結局、10時の配布時間までに、50~60人程度が並んでいたようです。
私の整理券番号は、002でした。
丸ビル内の店舗が開店するのが11時のため、リハを見られるのかと思い待機していましたが、結局リハはなし。
夕方集合した時点で話を聞いたら、15時半頃に行われたそうです。
考えてみれば公演を行っていないし、ダンサーも基本的にはいないカンパニーなので、その時間でも十分なんですね。
待機している間に、招待客がイス席に案内されていきます。
10分くらい前にスタッフから整理券番号順に、会場内案内されました。
ここで、思いもよらぬサプライズが!
何と、イス席に座る事になったのです。
ステージも近く、良いポジションです。
やがて、18時。
ステージスタートです。
黒のニットとスカートに、白いケープを纏った秋山さんの修道院長を先頭に、同じスタイルにキャンドルを手にしたシスターたちが入場です。
ちなみに、智恵さんは下手側2人目のシスターという感じでシスターたちとは逆に黒のトップスに白のドレスで入場です。
1曲目、「朝の祈り」。
ラテン語の美しいハーモニーが響きます。
智恵さんが秋山さんの後ろに周り、ステージにしゃがみ込むと同時に、2曲目「サウンド・オブ・ミュージック」です。
ステージ上が山の頂となり、ステージ下を走り、再びステージ上でターンをしながら美しいソプラノが会場内に響き渡りました。
智恵さん、歌う姿も歌声も、とても美しかったです。
3曲目は、秋山さんと智恵さんとの「私のお気に入り」。
見習いシスターのプリーツスカートではないけれど、ドレスの裾を揺すって舞台の雰囲気を出していました。
4曲目は、普段着の長野さんのリーズルと、ジーパン姿の齋藤洋一郎君のロルフによる「もうすぐ17歳」。
舞台ではベンチの上を2人が上りますが、今回は2脚用意されたイスの上を歩いていました。
ロルフがよろめくシーンには良かったのですが、リーズルが歩くには少し不安定でした。
ラストには場内の照明が落ち、洋一郎ロルフの優しいキスが。
本編にも、ぜひキャスティングして欲しいです。
5曲目は、村さんの大佐が笛を吹き、子役11人が入場です。
そして、「ドレミの歌」。
本来の人数以上いるため、左右に分かれてコーラスを担当する子も。
もちろん、極めポーズありでした。
グレーテル役の子は、ジャンプしているだけでした。
上手のコーラスには、前回マルタを演じていた大塚あかりちゃんの顔も。
6曲目は、村さんのと子どもたちでの「エーデルワイス」。
ここで、智恵さんと村さんからサウンド・オブ・ミュージックについての解説や、智恵さんが「クリスマスが大好きなイベント」という内容の短いトークが入りました。
7曲目は、智恵さん、村さん、全員での「聖しこの夜」。
ラストナンバーは、「さよならまたね」でした。
トーク&ライブとなっていましたが、実際はライブがほとんどでした。
開幕まで半月以上ありますが、私の中では十分の盛り上がってきました。
先月の私の誕生日と智恵さんの誕生日に合わせてくれたような、智恵さんのアイーダ出演。
さらに、遠くから見るだけかと思っていたら、間近で美しい智恵さんに会わせてくれた、少し早いクリスマスプレゼントとなった今日のイベント。
どちらも、記憶に残る素晴らしいステージでした。
「主よ、今日のお恵みに感謝致します。」そう祈らずには、いられません。
あ~、幸せ。
出演メンバーは、
マリア 智恵さん
トラップ大佐 村さん
修道院長 秋山さん
リーズル 長野千紘さん
ロルフ 齋藤洋一郎さん
アンサンブルとして、佐和さん、長寿さん。
他に覚えているけれど、名前が思い出せない方が2人。
顔も名前も判らない方が、3人?です。
普段シスターのイメージなだけに、普通に顔が見えていても判らないです。
子役は、昨日の横浜のイベントと一緒ではないのですが、さすがに一度観ただけなので、何とも。