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アイーダ 12月13日

2012年12月13日 23時19分00秒 | 観劇

先週の遠征のまとめもできぬまま、ゾーザーとアムネリスのキャス変につられて3週連続となる名古屋遠征をしてきました。
今日も快晴の空の下、富士山が美しい姿を見せてくれました。
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先週は渋谷さんとスンラさんのキャス変があり、今週も石波さんと菊池さんのキャス変があって、劇場入りするまでは不安が残りました。
キャスボを見て、ホッと一安心です。
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客席は昨夜の時点でかなりの空席があったはずでしたが、実際には以前のオペラ座同様に専門学校生と思われる団体でかなり埋まっていました。
結局、空席の赤が目立ったのは、下手の後方ブロックだけでした。
そんなこともあってか、田邊ラダメスが何時にも増して「勝利ほほえむから」テンションが高かったです。

佐渡さんのアムネリスは昨年5月の大阪以来でしたが、「愛の物語」の歌い方にちょっとビックリ。
歌いだしから囁くように歌いだしたので、思わず声が出ないのかな?と思ってしまいました。
転調後は普通に歌いだしたのですが、前回もこんな歌い方だったかな・・・。
全般的に佐渡さんの歌い方には好みもあるのですが、それはさておきアムネリスとしての芝居は好きです。
飯野さんのゾーザーも流石ですね。

「勝利ほほえむ」の田邊ラダメス、先週同様に『危険を冒して』の部分を阿久津さんたちのように一気に上げずに、普通に歌っていました。
声域の関係で、ムリをしない歌い方に変えたようですね。

アイーダとアムネリスの対面は、メレブの策で上手くアムネリスの気持ちを捉えていますが、裁縫部屋へ向かう時、下手袖に入った所で笑顔のメレブと何か話しているのが見えたのですが、そこまでも芝居なのでしょうか?
センターから上手の最前列くらいしか見えないポジションだけに、ちょっと気になります。

飯野さんのゾーザーは、いつものようにファラオへのヒ素入りの盃を手渡す一連の動作に細かい芝居が入り、田中さんとの違いがハッキリ出ますね。

アムネリスの寝室で王女として生きる事が「大変ですね」と話すアイーダが、アムネリスの「お前には判らないでしょうね。」と言われた時、『あっ、私は今奴隷だったんだ』という表情をするのが、智恵さんと佐渡さんではとても自然に演じられています。

「神が愛するヌビア」先週同様に、この日も最後は涙を流しながらの熱唱となりました。

今更ながらアムネリスの審判の時に気付いたのですが、アムネリスの最後の一言にラダメスが顔を上げてアムネリスを見るのですね。
いつもアイーダを見つめているので、初めて気付きました。
阿久津さんや福井さんの時には、自然な流れで気に留めていなかったのかも知れません。
アムネリスができる最大限の配慮に対して気持ちを表しているのでしょうが、それまでにアムネリスへの思いが感じられない田邊ラダメスなので、私には納得ができないところです。
せめて、『いつでも大切な人だったよ。』にもう少し感情を込めて欲しいです。

カーテンコールは、やはり今日もあっさり終わってしまいました。
どうしても、客席の反応が薄いのは、土地柄なんでしょうか?
何とも淋しいです。

終演後劇場を出ると、名古屋公演300回のカウントダウンボードが設置されていました。
チラシ同様に、田邊ラダメスと雅原アイーダです。
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3週続いた智恵さんのアイーダも、22日のマルキューブでのイベントや、サウンド・オブ・ミュージックの事を考えると、今週いっぱいかなと思います。
来週の月曜に、驚きの無い事を願いたいです。

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新名古屋ミュージカル劇場
2012年12月13日
アイーダ 井上智恵
アムネリス 佐渡寧子
ラダメス 田邊真也
メレブ 有賀光一
ゾーザー 飯野おさみ
アモナスロ 川原洋一郎
ファラオ 石原義文
ネヘブカ 勝間千明
【男性アンサンブル】 黒川 輝
朱 涛
田井 啓
清川 晶
品川芳晃
中村 巌
桧山 憲
川村 英
【女性アンサンブル】 恒川 愛
井上佳奈
花田菜美子
濱田恵里子
川井美奈子
駅田郁美
岡本有里加